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職場で自分の弁当を誰かに食われたらどうする?弁当紛失事件|マンガ投稿お休|マンガ投稿で収益いくら?⑯


今日のマンガお休みします

生活費確保のため、来週からまたバイトはじめますので、毎日投稿できなくなりそうです。
『その先のすずなさん』の2話目だけは仕上げたいので、時間確保のため、今回は過去のブログ記事を掲載することにしました。
昨日の弁当つながりで、今日は弁当にまつわる事件を。

派遣で割と長くお勤めしていた職場で、就業したばかりの頃にあった事件です。
昔はちょっと面白おかしく書こうとしていたため、文体も某掲示板仕様だったりしてます。

弁当紛失事件~過去ブログからの転載記事

2011/07/30 
つい昨日のことなんですが
職場で思いも寄らないことがありました。

まあ、タイトルの通りなのですが、ワタクスは節約のため、大抵は自分で簡単に弁当をつめて職場のお昼に持って行ってます。

毎朝、職場に着いてから必ずすることは、新聞受けに新聞を取りに行く事、部門共通で使用している冷蔵庫にドデカミンストロングと弁当を冷やすことです。
昨日の朝も、そうしていたはずでした。

お昼になって、冷蔵庫のあるお勝手兼休憩室へ行き、冷蔵庫を開けました。
そこで異変に気づきました。

「ワタクスのお弁当が・・・ない?(;´Д`)」

冷蔵庫にはお弁当を冷やすほかに、ドリンクを冷やす人も居れば、お菓子や会議用の水を入れることもあります。
お弁当を入れておく場所は大体決まっており、みな同じ段に入れています。

ワタクスのお弁当がない代わりに、いつもはあまり見慣れないお弁当包みがありました。

ワタクスは、いつもお弁当はゴハンの入ったタッパーウェアと、おかず入れを別にして、バンダナで包んで持っていってます。

しかし、その日はたまたま、ラップに包んでおにぎり状態にしてごはんを持っていってました。
そして、ワタクスのお弁当の変わりに残された包みを持つと、まさに下におかず入れの容器、上にはおにぎりらしき丸いものがあるようでした。
そして、そのお弁当も、今日持ってきたワタクスのお弁当も、紺色の布で包まれていたのです。

これは・・・このお弁当の持ち主が、ワタクスの包みと間違えて持ち去ったにちまいない(;´Д`)

https://osawatomoko.blog.fc2.com/blog-entry-31.html

しかし、そんなことってあるんだろうか?
もしかして自分がお弁当を冷蔵庫に入れるのを忘れただけなんだろうか?

そう思いなおし、デスクに戻ってお弁当を入れてきたランチバッグの中も調べました。
ランチバッグには何も入っていませんでした。

いくら暑くてボンヤリしていても、お弁当も入れずにランチバッグだけ持ってくるかしら?
しかも、出かける前確かにお弁当を包んで入れた記憶もあります。

自分の記憶すらわからなくなるほどパニックになりましたが、自分が食べるべき食事がないことは確かです。

間違えたとすれば、同じ冷蔵庫を使っている部門内の方がたに聞いて回るしかありません。
でも、うちの部署ではお弁当を持参する人は数少なく、冷蔵庫を使用する人も少ないのです。
心当たりがほとんどありませんでしたが、15分ほどさまよってから、自分の部署の室長に

(;´Д`)「私のお弁当がなくなってしまいましたぁ!」
と声高らかに報告しました。

室長は、お弁当組の一人でしたが、節電のため使用できる電子レンジが一台になってしまったので、混雑を避けるためにまだデスクにいらっさったのです。
ワタクスの報告に
「なぬーーーーッ!?」(´Д`;)
っと言いたげな驚きの顔で、飛び上がるように立ち上がった室長は、すぐさま冷蔵庫のある場所へ歩いてゆき、一緒になくなった弁当を探してくださいました。
そして、改めてない事を確認しますた。

ドタバタしはじめたのに、弁当を持ち去った人物が一向に現れないところから、これは午後に会議で出かけた部署の誰かが持ち去ってしまったのだろうと推測できました。

別室の方がたが、今日の午後から一斉に外出予定だったのですが、午前中はその準備で慌しく動いていたのです。
その中の一人が、ワタクスの弁当の換わりに冷蔵庫に残されたお弁当の真の持ち主だと思います。

女性のお弁当を間違えて持っていくのは女性同士だろうかということで、最初は、午前中出かける支度に追われていたハケン仲間のIさんが持っていってしまったのだろうかと思いました。

しかし、室長が
「女性が自分の作った弁当を間違えるものだろうか?」
と、疑問を口にされますた。

そういえば、Iさんはいつもお昼は買って食べる派で、ワタクスのお弁当を見て
「マメだね~私はお昼までとても用意できないよ~」
とか言っていたのを思い出しますた。

(;´Д`)「ワタクスがおうちに置いてきてしまったのかすら・・・」
不安になってつい言ったところ、室長はすかさず

「いやそれはない。オレは朝見た。今日は弁当がいつもより多くて、(自分の分が)入れにくいなって思ってたんだ。」

そして、ぼそっと続けました
「Hさん、今日はおにぎりなんだって言ってたんだよな・・・」

午後の会議で慌しく出かけたHさんは、出かける前に急いでお弁当を食べていたようだという情報も入手しました。

男性ならば、奥さんに手渡しされたままに、中身も確認せず食べてしまうことも考えられます。

Sさんがボソッと
「家庭不和になりそうですね・・・」
と、つぶやきました。

確かに、妻の立場から見れば、自分の夫が自分の作った弁当を食べずに知らない他人の弁当をたべてしまったとあっては心中おだやかではありません
ワタクスも含め、皆、弁当がなくなったこととは別に、ちょっとニヤニヤしているのが印象的でした。

まちがえてお弁当を食べてしまった人は、帰宅後に持ち帰った容器が違うと指摘されて初めて、自分が間違えて別の人の弁当を食べてしまったことに気づくのでしょう。

でも家庭不和になってもワタクスの責任ではありません。

(;´Д`)「もうお弁当がないことは確実にわかったので買ってくることにします。食べてしまった人にはあとでおいしものをごちそうしてもらいます!」

(´Д`;)「そうだ!高い金ふんだくってやりなさい!」

室長はとてもいい人です(´∀`)

帰宅後、やはり弁当はありませんでした。
家に置いていったわけではないことを確認しましたので、室長も仰ったとおり、ワタクスの手抜き弁当を食べた人にボッタクリ値を要求しようと思います。

来週、真相がはっきりすることでしょう。

しかしびっくりしたなぁ~・・・・(;´Д`)

元ブログでは、前後編で掲載していましたが、一挙掲載でお送りいたします。

弁当紛失事件【続報】【続々報】

2011/08/03
弁当紛失事件の続報です。

弁当紛失事件があったのは、金曜でした。
その日は、同じ部門の別室の方がたが午後から一斉に外出・直帰となっておりました。

ですから、事件解決は翌週を待つ事になったのでしたが・・・
月曜日、一番怪しいと言われていた別室のHさんは、年休をとっていました。
病院で検査を受けるためで、以前から休みは決まっていたようです。

月末にハケンの人達はタイムシートの締めがあり、部門内のハケンさんのタイムシートを回収して財務へ提出するのはワタクスの役割ですた。
その室のハケンのIさんが、ワタクスのところへ来て、
「室長(Hさんのこと)がお休みなのでシート明日まで待っててください」
と言いに来ますた。

上長から承認印をもらえないと、タイムシートの提出ができないからです。

そのやりとりを横で聞いていた、前回も登場のウチの室長が
「冷蔵庫の弁当どうなるんだ?」
と、笑いながら小声でポツリと言いました。

ワタクスの弁当がなくなった替わりに、金曜から冷蔵庫にある、主を待ったままの弁当は、週明けもそのままの状態で冷蔵庫にありました。

弁当の行方を気にして、あれからどうなったの?と聞いてくる方も何人かいらっしゃいました。

そして火曜日。
Hさんのスケジュールは、午前中から外出となっていました。
冷蔵庫の弁当はまだそのままでした。
ワタクスの弁当箱はHさんが持っていってしまったのであろうと大方確信ができました。

火曜日の午後になり、Hさんがようやく職場へ姿を現しました。

ワタクスは特に気にするそぶりもみせず、普通に仕事を続けていました。

しばらくすると、Hさんがワタクスのところへやってきました。
ワタクスは庶務担という名の雑用係ですので、雑務に関することはよく質問されます。
Hさんは、自分が間違えてしまった弁当の主に心当たりはないかワタクスに聞きにきたようです。

前回も書きましたが、H室長は、普段は真面目で穏やかな方で、仕事中の私語はほとんどしません。

「あの・・・大沢さん、冷蔵庫の弁当の事なんだけど」(´Д`;)

ニヤリとしたワタクスを見て、H室長は少し安心した顔になりました。

「あっ?冷蔵庫の弁当のことなにか知ってる?」(´∀`;)

(;´∀`)「すっごく探しましたよ。」

「わあ~~!あのお弁当、大沢さんのだったの?ごめんなさい!」(´А`;)

ここからH室長の見事な語りが繰り広げられました。


「いや、金曜日さ、おれ、会議あったじゃない?外で。だからさ、女房には、お弁当簡単でいいよって言ってたんだ。」(´Д`;)
「あの弁当ね、いつもと違う包みでね、おにぎりと、下におかず入れがあったんだ。」(´Д`;)

(;´∀`)「ええ、私のもおにぎりとおかず入れでした。間違えやすいですよね」

「実はね、おれのお弁当のおかず入れの中はチェリートマトだけだったんだよ」
(´Д`;)


「で、あの日は午前中から忙しくて、慌てて弁当食べようとして、つい、いつも見慣れた感じの包みを持ち出してしまったんだ」
(´Д`;)


「でさ、チェリートマトだけだと思っておかず入れあけたら、おかずぎっしり詰まってるじゃない?
あぁ、女房はやっぱりおれのことちゃんと思いやってくれるんだなあ・・・
さすがだなあ。ありがたいなあ・・・って思って、
食べちゃったんだよね・・・」(´∀`;)


「そしたらさ、家に帰って容器渡したら、
『なにこれ?』
って言われるしさ、娘にも
『普通間違えないよ?』
って言われるし、散々でさ・・・」(´Д`;)
「『あぁ~・・・こりゃしばらく言われちゃうなァ~』って言ったら、
『一生言われる!』
って言われちゃった・・・」(´∀`*;)

「大沢さんはあの日何食べたの?」(´Д`;)

(´∀`)「買って食べました。」

「わぁ~ごめんねぇ。これ・・・」(´Д`;)
H室長から手渡された袋には、洗って戻ってきた容器や箸箱、バンダナと一緒に、高級菓子の詰め合わせが入っていました。

(´∀`)「わ~!お気遣い頂いちゃって、かえって申し訳ないですぅ~!」

ワタクスも普段は淑女ですので、このくらいは言うのです。

話が一段落したところを見計らって、Sさんも

「家庭崩壊につながらないかって心配してたんですよ。穏便に済んで何よりでした。」
と、H室長のフォローに入りました。

思えば、Sさんは当日から家庭不和の心配をしていました。

他人に弁当食べられてわけのわからない思いしたのはワタクスなんですが・・・(´Д`)

でも、相手は室長です。
このようなフォローをきちんとするのが大人なのですよね。
ワタクスも、今回はよいネタを頂いたと思うことにしますた。

「本当にごめんねぇ。おいしかったです。ごちそうさま!」(´∀`;)

最後にそう言って、H室長はご自分のデスクへお戻りになりました。


H室長と入れ違いで、うちの室長は外出中でした。
頂いたお菓子は、室の中でおすそ分けいたしました。

室長の机にも、
“H室長から頂きましたので差し入れです”
とメモをつけて、目立たないところへ置いておきました。

室長が戻ってから、簡単なメールが来ていました。

〝お菓子ありがとう。弁当のおわび?〟

ワタクスも、返信を致しました。

〝さようでございます。
H室長は、奥様とお嬢さんから責められたとこぼしておられました。
「しばらく言われるなぁ~」と言ったら、「一生言われる!」と言われたそうです。

室長がその場にいらっしゃらなかったのがとても残念でした。〟


返信を出してから、少し調子に乗りすぎてしまったと思い直し、メールを削除して返信しなおしました。


〝さようでございます。
H室長は奥様とお嬢さんから散々言われたとこぼしておられました。
でも、幸い家庭不和にはならずにすんだようです 〟



その後また返信が来ました。


〝 残念。ぜひみたかった 〟

(;´Д`)ゲッ!削除されてなかった!

〝先ほどのメールにつきまして、調子に乗ってしまったので送りなおしましたが、削除されずに驚きました〟

〝メールが二度来た理由がわかりました。大爆笑です〟


(;´Д`)アババババババ・・・・・

【教訓】人の失敗をいつまでも笑ってはいけない。

このようにして、弁当紛失事件は解決へと至りました。
その後は何もなかったように穏やかです。

https://osawatomoko.blog.fc2.com/blog-entry-32.html

このあと、更に続々報が‥

2011/08/30 
ワダグスの弁当食っちまったH室長が明日(月末)付けで異動になったんらけど
ワダスのせいじゃないよね・・・《(;´Д`)》

月末送別会だで・・・
マジで4月に出勤始めてから異動多すぎ
先月歓迎会やったばかりの方までまた異動で送別会だで?(´Д`)

https://osawatomoko.blog.fc2.com/blog-entry-35.html

弁当紛失事件 続々報の先‥

この職場、2年ほどで退職し、1年ぐらい他の仕事についたあと、別部署での募集があって、そちらでさらに4年滞在することになり、派遣の仕事では一番長く居ることになった職場でした。

始めに入った部署は、リーマンショックの影響がまだ続いており、安時給で困窮の末、ダブルワークで身体を壊し、延長の話を断ったのです。

職場じたいは、のどかで働きやすい場所でしたので、生活がなんとかなりすれば長く居たかったのですが、安い給与で交通費すら出ない派遣だったため、給与交渉も決裂して去らざるをえなかったのです。

去る時に、同じ職場で今でも付き合いのある友人に
「疲れたらいつでも戻って来てね」
と言ってもらえたのですが、

「私は貧乏に疲れたよ」

と、職場をあとにしました。

失業給付は受けられたものの、(お勤めはコレがあるから助かる‥)元々の給与がやっすいので、そのなかの7割だか8割の支給となると、やっぱり暮らしてはいけません。
ハロワでケースワーカーさんが
「総収入ではなく基本給の高いところをえらぶべき」
と、忠告してくださったことが忘れられません。

その後にすべりこんだお仕事も、2ヶ月更新の仕事なので、つなぎつなぎの綱渡りになり、丁度ひとつのプロジェクトが終了と同時に大量解雇になり、やってらんねえなあと思ったところへ、昔の職場で仲良くしていた方から、「今、募集しているけどどうか?」とメールを頂き、今度の部署はそこそこ暮せるぐらいには時給が高かったので、速攻移動ができたというわけでした。

派遣友達の横つながりは、大変ありがたかったでした。

再度同じ職場で、慣れた場所でしたので、新しい部署でドタバタしたとはいえ、残っていた友人らとも再開でき、数年間しあわせにすごしていました。
父親が認知症を発症するまでは‥

その間、驚いたことがありました。
職場内のイントラで流れて来た訃報に、かのHさんの名前が‥‥

Hさん、とうとう亡くなってからも言われてしまったのか‥
と思い出す次第です。
なんだかんだで、色んな思い出のある楽しい職場だったな。

ではでは、サクサクと今日のアレ行きましょう。

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