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生きる

「今生きること」それが答えになるから
辛い時はこの歌でも聞いてみて
「今生きること」それが道になるから
転んでもいいまた立ち上がって行こう

先生に怒られた帰り道
悲しくて蹴った石ころ
大人になってから分かったこと
叱ってもらえる大切さ

行きたくない仕事だって
気まづい人間関係だって
誰にでもあるから
前を向けなんて明るすぎる言葉は
ちょっと言いづらいけど

「今生きること」それが答えになるから

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クソみたいだな

あれじゃないこれじゃないって全てが
嫌になってゴミ箱に捨てた言葉
愛がない恋がないって感情に
文字を付けるのを辞めてしまえ

使い捨てする歌ばっか増えて
なんか生理用品みたいだな
使い古された歌ばっか伸びて
なんかジーパンみたいだな

曲ばっか作っているうちに
いつの間にか曲がってしまった
曲がりなりにもこの世界で
間借りして生きてる

アホみたい子供みたいって全てが
嫌になって消しゴムで消した言

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じゃなかしゃば

じゃなかしゃば

始まりが紡いだ音を
忘れては思い出していく
終わりが描いた結末を
嘆いては受け止めていく
一期一会て言葉じゃ
伝えられないけれど
君と出逢えた奇跡を
感じられたらな

カラスが鳴くカラスが落ちる
突然奪われた日常
猫が舞う猫が踊る
狂ってしまった

君と出逢えた幸せを感じるには遅すぎた
何かを手に入れて失っていく悲しみがあって
君と出逢えた喜びを抱きしめて生きれたらな
憎しみも力に変えて僕は生きて

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消えない夜

消えない夜が今年も訪れる
木々が騒ぎ 風が囁き
貴方の居ない長い夜

消えない夜に願いを叶える人たちが
ふたご座流星群を
探して眺め祈る調べ

僕の声は聞こえますか?
ちょっとフラットがかった
ピアノは沈んでいく

消えない夜に願い事をひとつ
夢で会って言の葉を
伝えに行きたいと謳う

僕の声は届いてますか?
ちょっと壊れかけた私の
歌は沈まないで

貴方に会いたい
死にたい夜に
貴方の便りが届い

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春が廻る

「恥の多い生涯を送ってきました」って
あの文豪が綴ってたみたい
香水の匂いで僕をかき消す
伸びた前髪で僕をかき消す
消えたって消えてない僕の澱み

春になれば蝶は舞って
春になれば花が咲いて
春になればスピカが光って
僕は歪んでく

春が廻る
日々が変わる
春が廻る
日々を変える

夕暮れの中走る僕は
何かを見つけては見落としてく
あれそれこれどれ
どこにいくのかも分からないまま
初めて作って喜ん

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風よりも軽く

風速2〜3mの涙
軽く僕の頬に触れる
秋風が僕らの時間を停めた
足枷が僕らの距離を離した
繋がらなかったコミュニケーション
この関係はコンプリケーション?
終わりにするのを諒するには
僕にはまだ難しいみたいだ

コスモスが秋を迎えにくる
僕は君を迎えたい
おかえりお風呂が湧いてるよ
君への歌詞を書いてるよ

停止線を越えて君に逢いに行こう
まだ遠いけれど
換気扇を閉じて愛の煙だけが
部屋に篭ってい

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公園と傷

公園のガードレールの外で
少年がレンガと石で自分の足を傷つけた
酷く痛そうなその光景に
ニートの僕は言ってしまった
自分を苦しめてはダメと

鍵がないといった少年と
お母さんが来るまで待っていても
少年わざと怪我をするばかり
ニートの僕は分かってしまった
僕ら愛され方を分かってないんだ

偽善者ぶった僕ですが
何か問題はありましたか
偶然の出来事でしたが
何か出来ることがありましたか

世界は見な

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フォーマルハウト

一等星の少ない秋だから
死にたくなることもあるのだろう
君が消えてから1年が経った
僕はただ、あの星を眺めるしかない

彼岸花が迎える秋だから
失踪することもあるのだろ
君と会ってから1年が経った
僕はただ、日々を送るしかない

一緒に歩いた新宿のあの繁華街では
星なんか見当たらなかったね
僕ら2人なら何でもできると思った
なんてよくあるセリフだうるせえな

あの一等星を掴むように君を見つめている

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キラキラ☆少女症状

キラキラ☆少女症状

ちょっと辛いくらいがちょうどいいの
甘口カレーでは足りないくらいで
ちょっとお父さんには怒られちゃう
刺激があるから女の子は輝くの

薄っぺらな教科書で
学ぶことなんてないの
大きな宇宙の中で
私が光るような
キラキラアイドルソングみたいな夢をみせて

氷が輝くメロンソーダにアイスでも乗せて
特別な私を作り出すの
氷が輝く雪国のお姫様は
王子様なんていらないの
ねぇ、今すぐこっちを見てって言ったら

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クチナシ

クチナシ

歪に積み上げられた積み木
片目の取れた熊のぬいぐるみ
直したら治す度ボロボロになってく
戻れない不器用な日々

突然現れた傷ついても
甘く煌びやかに咲き誇る
雨にも負けないクチナシの花のように
眩しい僕になれますように

この右手を離さないで
この涙を見逃さないで
大丈夫だよ僕の答えは
僕だけが持っている

幸せと不幸の中で生きていて
酸素を探し息を吐くしか出来なくて
なんでなんでなんて泣いてる

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ギターと君と

ギターと君と

君が捨てたテレキャスターを買って
フレーズを弾いてみたけれど指はまだ動かないし
君が歌ったあの歌を思い出して
ヘッドホンを首から下げてただ光る無音を聴いた

君が吸ってた腐った煙を吸って
ねえ、吸ってみたけれど何にもならないしさ
君が好きだった酸っぱい酒を買って
一人で飲んでみたけれど
ただ、酔いつぶれ泣きじゃくる

平凡な街並みのなかに光る
狂ったネオンの看板
平行な生活だからここには
星の光も

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失踪

失踪

君が吸ってたタバコを始めた
ただ、始めただけだけど。
一緒に喫煙所に行けると思ってたのに、
君だけがいなかった。

君と呑まない酒は全然美味しくないから
行きたくない飲み会、全部断った。

居場所がないと泣いて時に
君だけが僕を見つけてくれたのに、
僕は君を見つけられない
僕は君の居場所を作れなかった。

共に語り合った夏が
薄れて消えていくかのように、
君の香りも忘れていき、
残ったのは居心地の

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オーバードーズ

オーバードーズ

オーバードーズとかリストカットとか
したい時もあるんだよ
まだ大人じゃないからさ、
酒とかタバコに頼れなくて
「苦しい」なんて叫んでも
誰も聞いてないんでしょ?
どうすればいいんんだい

電車がガタガタ揺れるのが
私の頭を砕いてきて
怖くて吐きそうで途中で降りて
学校にも向かえなくて
もう体育の時間かな
洗濯してくれた体操服を持って
ごめんねお母さんって
何度思って泣いたんだろう

知らない駅で降

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言葉では伝わらない
互いの体温を知ったつもりだった
春に溶けてくる寒さは
未だに慣れなかった

誰かには聞かせられない
2人の関係とやらに甘えていた
夏に熱くなる後悔は
今も残ったままで

秘密と情報漏洩の中
クルクルと回らない頭で
紡ぐ糸を切った
気持ちは晴れないまま

救えなかった君の声を
歌にしてここで歌っても
世界は何も変わらないや
掬いたかった君の涙を
拾って海に吐いたって
言葉は虚構と

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