病院へのコンサル

具体例がないと
現場は動かない
そこで、総合外来担当
90歳の独り暮らし女性
窓の外の景色をみたいので
部屋を移動すると転倒
何とか自力で受診
と言っても
シルバーカーでの移動も
病院に到着で力尽きて
車椅子に。

問診と検査から
左肋骨骨折が2箇所
腰椎圧迫骨折(これは陳旧性)
既往歴 心房細動
入院だが短期
精査をして退院となるが
問題は在宅復帰が困難

家事や洗濯や買出し困難
一時は老健と提案

各部署との会議
は対面ではなくラインWORK
依頼者の専務
退院後の老健また在宅復帰は
連携室
入院部屋確保は看護部長
整形と循環器とリハビリは
医局長
本人希望をつけて
スマホでのやり取りは
対面よりスムーズ
みんな仕事の隙間で
スマホ会議
時代は替わりました
もつと、もっと替わります
でも経営者が頭が柔軟ならば
現場にやる気があれば
どんな時代になつても
地域医療はやれます

対面あとは
本人が在宅にこだわれば
訪看や介護や居宅ケアマネが
チームで事をすすめる
そこに在宅医も加わる

施設ならば
老健か特養
介護度の確認も必要
申請してなければ
これからだ

キーポイントは
押し込まないこと
時間との戦いは理解できる
スタッフも次の仕事もある
だけど本人の意向を
最大限に尊重
だれが、ここを担当する
みんなでた
綺麗事ではない
複雑に見えるが、いまの
医療看護介護の現場が
ここにある

みんなで
ささえるケースレポート

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