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慶應義塾中等部対策講座 俳句編

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慶應義塾中等部の対策講座です。俳句、特に夏の季語についてのマガジンです。
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記事一覧

俳句編10 夏の季語「夏安吾(げあんご)」 【慶應義塾中等部対策講座】

「夏安居」は夏の季語です。 仏教が生まれたインドでは、夏の期間(4月15日から7月15日までの…

俳句編9 夏の季語 五月闇・梅雨闇・木下闇 慶應義塾中等部対策講座

五月雨ふりしきる梅雨時は、昼なお暗き、曇天の日々です。次のような句があります。 五月闇 …

俳句編8 夏の季語 鬼灯市(ほおずきいち)・四万六千日(しまんろくせんにち) 慶應…

7月9日〜10日は、東京浅草寺で鬼灯市(ほおずきいち)の立つ日です。この日にお参りすると四万…

俳句編7 夏の季語 黒南風(くろはえ) 慶應義塾中等部対策講座

梅雨時の南風は湿った風です。曇天の黒雲から吹くのでしょう。これを「黒南風(くろはえ)」と…

俳句編6 夏の季語 7月2日 半夏生(はんげしょう)…田植えの終わり 慶應義塾中等部…

7月2日頃、半夏生(はんげしょう)という二十四節気を迎えます。サトイモ科の「半夏(はんげ)…

俳句編5 夏の季語 7月1日 富士詣(ふじもうで)慶應義塾中等部対策講座

7月1日は、富士山の山開きです。そこから「富士詣(ふじもうで)」は夏の季語となっています。…

俳句編4 夏の季語 6月30日 夏越の祓(なごしのはらえ) 慶應義塾中等部対策講座

6月30日は「夏越の祓え(なごしのはらえ)」の神事が日本中の神社で行われます。正月から半年分たまった罪ケガレを祓うのです。 その際に、あらかじめ人の形をした紙製の形代(かたしろ)に名前を書いて息を吹きかけて、神社に玉串を添えて奉納しておくのです。そうすると神職の方がおたき上げをしてくれるのです。昔は形代を川に流したりしました。 これが夏の季語となっているのです。「みそぎ」と言ったり「御禊川(みそぎがわ)」と言ったりします。また「形代(かたしろ)」も夏の季語です。神社に行け

慶應義塾中等部対策講座 俳句編③夏の季語 短か夜(みじかよ)

夏至の頃は夜明けが早く、午前4時には明るくなってカラスが鳴いています。日暮れは午後6時を過…

慶應義塾中等部対策講座 俳句編②季語 御田植(おたうえ)

6月24日は伊勢神宮の伊雑宮(いざわのみや)で「お田植え」すなわち、お田植え祭があります。…

俳句編1 季語を学ぼう 【慶應義塾中等部対策講座】

慶應義塾中等部の入試問題では「俳句」がよく出題されます。  平成21年・・・句会について問う問…