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素敵なレストランで夕食を楽しんだ夜

3日前には予約しておかないと、行けない場所。そう、ちょっとだけ良いレストラン。
カウンター席もあって、調理場が一望できるカジュアルなお店に、土曜の夜にいくことにした。

着ていくものをあーでもない、こーでもないと考える時間も、そのレストランを楽しむことに込である(わたしの場合)。品の良い店内に合うように、自分の先鋭アイテム達から、ベストコーデを弾き出す。一緒に行く人の表情の行く末の想像も忘れない。「良いですね!」なんてベタ褒めしてくれるだろう、激甘な友人の笑顔を想像できたら花丸だ。

名前を覚えていられないメニューはもう紹介できないけれど、全て最高だった。コース料理って、知らぬ間にわたしの箸の進み具合を見られていて、絶妙なタイミングで作り立てをサーブされる。美味しい料理だけでもすごいのに、長年、人が何かを食べる空間で働き続けてきた料理人の職人技?も感じられて楽しい。

一番記憶に残ったのは、料理人のラップの掛け方だ。ラストオーダーが終わった後で、客もまばらな店内。でも調理場は、明日の準備に余念がない。手際よく、少しの隙も許さぬようにピチッときっちり封をされていくボウルを見やるのは、なんだか乙だ。
わたし、どうやらラップの掛け方はだらしなかったっぽい。
この調理場で自分のあのラップの掛け方したら、「緩んどるぞ!」なんて喝入れられそう。

翌日からわたしのラップは、たまーにぴっちりになる。あの料理人のラップの妙技を脳内再生しているのだ。

#茅場町 #レストラン #日記 #diary  #Neki

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