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次のステップへ移るための本

ゴールデンウイークが明けた今日。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私は、びっくりするくらい仕事が面白くないと思ってしまった。

仕事は面白くないもの。
そう思ってしまえば自分の心を宥めるのは簡単かもしれない。
でも、このままじゃダメなんだと頭の中のどこかでクラクションが鳴っている気がする。

とれる行動は二つ。
私が別の場所に行くか、私がここを変えるか。
前までの私は前者一択で後者は思いつきもしなかった。
いや、今でもどちらかというと前者寄りだと思う。
後者の考えが頭をよぎるのは、組織マネジメントという世界があることを知ったから。
もちろんそういう世界があることは知っていた。
でも、どうやったって組織マネジメントの考え方からは逃げられないという気がしてきたので、少し興味が出てきたのだ。

今いる組織に対する嫌悪感は強い。
そして今いる部署についてもちょっと問題ありのような気がしてきた。
これまでの部署より人数も多いし、これまであまり出会ったことのないような職種の人もいるし、何より業務ですべての人と関わることはできなさそうなので、一人一人を攻略していくのは難しそうだ。
でも、これが今の組織の縮図かもしれないとも思う。
個人プレーで表面上しか引き継がれない仕事たち、表向きの理念は素晴らしいのにそれに甘んじている人たち。
私は私のできることをやるし、変えていくことは変えていくけれど、それだけでは満足できなさそうな自分がいる。

そんなこんなでX(旧Twitter)を見ていたら、この本のことが流れてきた。

いつの頃からか分からないけど、この方のことはずっとフォローしていて、チームのあり方について考えさせられてきた。
去年までは正直、少人数の部署にいたのでチーム論を強く意識しなくても回っていた。
それこそ、個を意識して、個を生かしていれば何とかなった。
でも、組織全体のことを思えばチームマネジメントの課題は明らかだと思いながらどこかで静観していた。
それが人数の多い部署に移ってからは人ごとにできなくなってしまった。

そして何より、私が今の仕事を辞めるとか辞めないとかにかかわらず、これからどんな道を歩むとしても、チームのあり方から逃れることはできない。
どんなところにジョインするかもそうだし、自分がどうチームに貢献するのか、どうマネジメント的な視点を得ていくのかで仕事の面白さは変わってくるのではないかと思うのだ。

だからこの本を読んでみたいと思ってしまった。
以前から、研究者でありながら、分かりやすく投稿されるポストを見るたびに、徐々に興味関心は募っていたのかもしれない。
そして、理論と実践の間をつなぐ、理論を現場に落とし込みやすいような本であることを期待しながら予約のボタンをポチッと押してしまいたいと思う。

興味のある方は、こちらに序文が公開されているので読んでみてほしい。

早く行きたければ一人で行け。遠くへ行きたければみんなで行け。
(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)

アフリカの諺(アル・ゴア元米副大統領がノーベル平和賞授賞式典の演説で引用)


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