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混沌と混乱の子どもの世界

今日は書き始めるのが出遅れてしまった。
それは思いのほか、いつもより子どもとの会話が弾んでしまったから。
だから、子どもと話す前まで考えていた今日書こうと思っていたことは明日以降に回すことにして、今日子どもと話したことを残しておこうと思う。

始まりはお金の話から。
きっかけはきっと些細なことだったからもう忘れてしまったけれど、何であの紙切れ(紙幣)に価値があるのか、物と交換できるのだと思う?と問いかけてみた。
こんな話をしていたら、「そらぱれ」の生き抜く力の講座を思い出した。
何かこれ、それっぽいな、と。

うちの子は、「チコちゃんに叱られる!」みたいと言いながら、一生懸命考えていた。
(まだそらぱれの印象薄いかな…まぁ、ほぼ毎週見てるしインパクトが強いから仕方ない。そらぱれの先生たちごめんなさい。)

お金の話を一通り終えて、私としては満足したつもりだったけれど、いつもとは違ってそこからなぜかクラスメートや学童の子の話が止まらない。

お金をたくさん持っていると言いふらす子。
オオスズメバチに何回も刺されたと言う子。
アフリカゾウに踏まれたことがあると言う子。
友だちとのトラブルで授業を受けられなくなった子。
給食を食べる気分じゃないと口をつけない子。
授業中に立ち歩く子。

まあ、子どもだから突拍子もないことを言うことはあるだろうし、周りからしたら大したことなくても本人には重大に受け止めることもあるだろうし、そりゃいろいろあるだろう。
そもそも、うちの子だって何を言ってるかは分からないし、どんなことをしているかは知る由もない。

それにしても、子どもの集団ってカオスだ。
この中をうまいこと掻い潜って毎日を送っている子は、世渡り上手の素質があると思う。

じゃあ、そうでない場合は?
カオスの中で自分の価値観が揺さぶられる。
自分が正しいと思っていることと違うことが起きる。
自分ならこうするのに、自分ならそんなことしないのにということにぶち当たる。
そして、必ずしもそれを口にすることができるわけではない。
混沌と混乱の中で毎日を過ごさざるを得ない。

この中をどう過ごしていくかということには正解はない。
多分、子どもはどうにかしてほしいと思っているし、どうしたらいいか教えてほしいと思っているけれど。
嘘をつく子や、作り話をする子にはその子なりの事情や環境があるだろうし、その場にそぐわない行動をする子もまた然りだ。
自分の考えや意見ばかりを主張して通そうとすることは必ずしも最善ではない。
このことは伝えつつ、でも、ある程度は自分で経験して自分なりの攻略を試してみるしかないんじゃないかなと思う。

どうしても無理なとき、度を超えた混乱が起こっているときには助けてあげたいけれど、今はまだそこまでじゃないかな。

私がやらなければならないことは、こうして話を聞くことだ。
こうして話してくれるために、私自身がどうあるべきか。
何で今日はこんなに話が弾んだんだろう?
いつもは学校の話なんて全然してくれないのに。
初めからこんな話を狙っていなかったから?
初めに、「お金」ついて対等に真剣に話をしたから?
「お金」というキーワードがたまたまヒットしたから?

何にせよ、心のなかでは混沌と混乱を抱えているのだな、と知ることができた。
「学校に行きたくない」という言葉の奥にはこんなこともあるのかな。

いつでも子どもの話をちゃんと聞ける私でいたいし、話せる関係を失わないように。


そんなことを考えてたら、noteを書くことが遅れることも気にせず時間が経ってしまっていた。


そんなこんなで、今日はいつにも増して構成がハチャメチャだったので、読みにくい文章だったことは悪しからずご了承ください。

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