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潮干狩りにまつわる諸々の記録

まさか自分が潮干狩りに行くことになるとは思わなかった。ほんの数ヶ月前までは。

が、GWが明けた頃にふと「息子を連れて海に行きたい…。行くなら暑い夏よりも今のうちに、かつ折角だから貝も採りたい…」と思い立ったが吉日、いつ・どこに行くか、何が必要かなどのリサーチを始めた。
この記事には、初めての潮干狩り体験の備忘録として、必要だったものや処理の過程・感想を記しておく。
※自分の備忘録のために書いたので、いつも以上に読みにくく、かつ長文です。

Step1:日時を決める

どうやら特定の海岸にいけばいつでもアサリが採れる…というわけではなく、潮の満ち引きにより大漁〜少漁の日時(およびそもそも開場しない日)が決まっており、特定の日時しか開場していないらしい。
我が家の場合、家からのアクセスがある程度よく、午前中に潮干狩りができることが条件だった(午後は1歳息子のねんねがあるので)。GW明けすぐの週末や5月下旬の週末、千葉の木更津エリアであればその条件を満たすことが判明。

色々探した結果、アクアラインすぐ、木更津アウトレットからほど近くの牛込海岸に行くことにした。アクセスがよく、駐車場から潮干狩り場までもすぐだという点に惹かれた。ちなみに、牛込海岸の潮干狩り日程表はここで公開されているが、全ての潮干狩り場でこういう表が公開されているというわけではなさそうだった。こういった情報が開示されていることも、今回牛込海岸を選んだ理由の一つだった。

潮干狩りのシーズンは、4月末から6月。ハイシーズンはGW前後の模様。

Step2:当日に向けて準備する

潮の満ち引きのデータをもとに日時や場所を選んだら、天候(主に気温)に応じた準備が必要だ。

大きく分けると、当日の動線検討と、持ち物の準備だ。以下、家族3名(大人2、1歳児1)で行った場合のケースについて記載する。

当日の動線検討

1.駐車場から潮干狩り場までの動線を検討
2.潮干狩り場を出て、車に戻るまでの動線を検討
3.上記を踏まえて、持ち物や出発前の支度/車の中での支度内容(息子にいつ水着着せるかとか)を検討

1.について、今回の場合駐車場と潮干狩り場は目の前なので、万が一忘れ物があっても大丈夫そう。

2.について、海水汲み場、体を洗える真水の出るシャワー場、着替え場の有無を確認しておく必要がある。
今回の場合、公式には詳細が出ていなかったので、いろんな人のブログを確認し、受付で採ったアサリの量を測ってもらって出た後、右側に海水汲み場が、左側にシャワー場があることを把握。着替え場はなさそう(普通のトイレならある)。

3.について、着替え場はなさそうなので、テントか車の中で息子や自分達の着替えをする必要あり。駐車場が目の前なので、着替え用のテントは不要そう。砂浜に持っていく荷物入れとしてIKEAのバッグを持っていくことに(といいつつテントも車に積んだ。今思えばテントよりもレジャーシートを積むべきだった)。また、ご飯類は車に置いて、飲み物と息子のおやつを持っていくことに。

持ち物リスト(★印はマスト、無印はあると便利なもの)

1. 採るための道具

  • ★熊手
    大人の人数分。GW前までなら100均で買える。それを逃すと、ヨドバシやAmazonなどで1つ500-800円くらいのものを買うことになる。レンタルもあるけど、100均だし買ってもいいのではと思う。

  • ★ネット
    現地で採ったアサリを入れる用、兼持ち帰り用。2-3kgは入る大きめのものがいい。100均でも売っているし、ヨドバシとかAmazonでも熊手とセットで800円くらいで売っている。潮干狩り場によってはその場でネットを売っているところも。ネットは手持ちで海の中に浸しつつ、採ったアサリを入れている人が多い。

  • バケツ
    ネットを受け止めたり、子供の海用おもちゃを入れておいたり、一つあると便利。我が家はスリーコインズで買った折りたたみ式のバケツを持って行った。

  • コンパクトチェア
    ダイソーで400円くらいで売っているプラスチックの脚立みたいなやつとか、アウトドア用品の小さな椅子を持ってきて、座りながら掘ったり休憩している人たちがいた。我が家は子供を追いかけ回しながらだったので椅子に座る余裕はなかったが、あると便利そうだなと思った。(なお潮干狩り翌日から2日間くらい、太ももの筋肉痛がすごかった)

2.持ち帰るための道具

  • ★保冷バッグ
    クーラーボックスがあるといいけど、うちにはそんなものはないので、ダイソーで500円(300円だったかも)の保冷バッグを持っていった。大きめのビニール袋を入れた。発泡スチロールのケースを使っている家族も見かけた。

  • ★保冷剤
    我が家にはたまたまハードタイプの大きな保冷剤があったのがよかった。普通の小さい保冷剤だと、暑い車内だと色々心配になりそう。潮干狩り終わって1,2時間で帰れるときは小さい保冷剤でも良さそう。(我が家はドイツ村に寄り道したので、潮干狩り場を出てから4時間後で帰宅だった・・)

  • ★新聞紙
    濡らしてネットに入れたアサリを優しく包み、大きなビニール袋に入れて(封はせず)、保冷バッグへ入れた。

  • ★2リットルの空ペットボトル(2本〜)
    家に着いてからアサリの砂抜きをするため、海水を持ち帰る必要がある。今回は2kg採って2リットル1本を持ち帰ったが、2本はあったほうがよかった。
    1本だと砂抜き途中で水の交換ができなかった。

3.衣類

  • ★バスタオル
    大きめのもの1-2枚。水着で海に入る息子を拭くために使った。本当は人数分欲しいところだが、まぁ1枚あれば事足りる気がする。(ただ、例えば私が間違えて海にドボンしたら、もう1枚大きなバスタオルが欲しいなと思うだろうけど・・)

  • ★首に巻くタオル
    人数分(以下同文)。日除けに必要。

  • ★ゴム手袋
    これは軍手よりもゴム手袋のほうが絶対にいい。そして、なるべく腕にかかる部分が長いものがいい。もしなければ、せめて軍手+ビニール手袋。夫は軍手でのぞんで爪がボロボロになっていたが、ゴム手袋を持参した私はノーダメージだった。

  • ★帽子(必要があればサングラス)
    日除けに。

  • ★マリンシューズor長靴
    マリンシューズがベター。長靴は動きにくそう。子供は特にマリンシューズにすべき。なお、分厚い靴下(砂まみれになるのでいらないやつ)を履いても代用できるが、割れた殻とかがそこらじゅうにあるのでおすすめできない。ビーチサンダルも波に飲まれて安定しないのでおすすめできない。

  • ★半袖+短パン
    動きやすく、濡れても平気な服。日除けに長袖もしくはラッシュガードも持っていくといい。

  • ★着替え
    下着含めて一式持っていったほうがいい。

  • ★子供の水着
    子供には水着を着せたほうがいい。間違いない。オムツが取れていない子の場合は、水遊び用パンツを着て、その上から水着を着せるべし。

  • 羽織もの
    日除けのためなので、日焼けを気にしない人は不要かもしれない。ただ、シーズン初めのほうなどは海が冷たい場合もあるみたいなので、いずれにしても持っていったほうがいい。日除けのアームカバーやレッグカバーも、日焼けをしたくなければあったほうがいい。私はアームカバーのみ持参。アームカバーをしてからゴム手袋をした。レッグカバーはなかったので、帰宅後脚が日焼けで赤く腫れてしまった。

  • サングラス
    海に反射した太陽光がそこそこ眩しいので、気になる人は持参。個人的には不要。屈んでアサリをとっているとずり落ちてくると思うので・・。

5月で最高27度/17度の気温の日(滞在中はおそらく20-24度付近)の場合、アサリを無心に採っても汗はかかず、冷たくもなく、最適な気温だったので、結果的に最小限の荷物で済んだ。4月〜GW中だと少し寒かったりするようなので、厚めの羽織ものや手足のラッシュガードなどがあるといいと思う。

4.その他

  • ★飲み物、おやつ
    熱中症対策にあるといい。子供がいる場合は特に必須。最低限の道具以外を持ったまま潮干狩りするのはとても辛いので、基本砂浜に置いておくことになる。(最悪盗られる可能性もあるので、車の中にもスペアを置いておく)

  • ★日焼け止め
    二時間に1回くらいで塗り直したほうがいい。

  • ★砂場遊び道具
    1歳児を連れていくには必須だった。ジョウロや大きな車のおもちゃをダイソーで調達して持っていったところ、初めのほうはおもちゃで夢中になって遊び、水に慣れてくると水でぱしゃぱしゃ遊んだりしていた。

  • ★IKEAなどの大きなバッグ
    保冷バッグやら飲み物やらを砂浜に置いておくときにあるといい。リュック背負ったまま潮干狩りをしてもいいが、しんどいと思う。(そしてゴム手袋をしているし、海に荷物を落としたくないし、で潮干狩り中にリュックを開けるのも一苦労)

  • 大判のウェットシート
    潮干狩り場から出て車についてから、手足を拭くなど諸々に使える。

  • レジャーシートorテント
    上記のバッグを置くのにも使えるし、休憩にも使える。今回は持ってこなかったので、あったらよかったなと思った。テントは、駐車場から潮干狩り場までが離れているときはあると便利(着替えなどができるため)。今回は目の前が駐車場だったので、車の中で着替えをした。

  • 折りたたみリュック
    子供の麦茶とおもちゃ、日焼け止めを入れて背負った。途中、子供がおもちゃを手放したり、違うおもちゃを所望したりするので必要だったが、本当はリュックを背負いながらの潮干狩りは結構大変。少しでも軽いものを、ということで昔買っておいた防水リュック(小さめの折りたたみリュック)を使った。ちょうどよかった。

  • 絆創膏や消毒液
    結構硬い殻とかが落ちているので、長靴とかマリンシューズがないと(あっても場合によっては)怪我しそう。子供がいる場合は必須だと思われる。

5.家に準備しておく必要があるもの

  • ★大きめのざるとトレイのセット(できるだけ浅くて長方形のもの)
    2kgのアサリを採ると、家の中のざるとトレイ(3つずつ)を総動員して砂抜き・潮抜きすることになった・・。
    うちにはざるとトレイがセットになっているものがなく、かつトレイ(ボウル)が割と深めのものしかなく、海水がもったいなかったので、長方形で浅いざるとトレイが必要だなと思った。

Step3:当日、潮干狩りをする

考えていた動線どおりに行かないことは世の常だが、まったくノープランでいくと色々大変だとは思う(臨機応変な対応が苦手な家族の場合は、特に)。私の場合、それなりに考えていったことは役に立った。知らないことが多過ぎて思った通りにいかない部分もあったが…。

当日、晴天に恵まれる。大人は半袖短パンを着て、長袖を羽織った状態で家を出発。お昼ご飯用に人数分のおにぎりとおかずと麦茶、息子用のおやつと麦茶も持参。

1歳の息子は普通のオムツをして普通の服で、靴だけ慣れるためにマリンシューズを履いて家を出発。(ちなみにマリンシューズ嫌、いつもの靴がいい!と5分くらいぐずった⚡️)

潮干狩り場の開場は日によって違う(潮の満ち引きの時間に合わせてある)が、この日は8:00開場だったので、開場数分前に到着するように家を出た。

アクアライン降りてすぐ、ほぼ時間通りに牛込海外の潮干狩り場の駐車場までついた。駐車場は半分くらい埋まっていた。

息子のオムツを水遊び用のものにし、上下一体型の水着を着せ、マリンシューズを履かせてから水分補給。

大人は靴をマリンシューズに履き替え、首にタオルを巻き、最低限の荷物(麦茶、息子のおやつ、スマホ、財布は私の防水リュックに、熊手、ザル、ネット、バケツ、息子砂遊び用品、新聞紙とビニール袋、2リットルのペットボトルはIKEAのバッグに)を持って、受付でお金を支払って中へ。

受付のおじさんに「初めて来たんですが、どこが採れやすいとかありますか」と聞いてみたら「どこが、というよりも、浅く広くみていくことがポイント」と言われた。
料金は、大人1,800円/人だった・・。お高い。一人2kgまでなら持ち帰りOKらしい。息子を見守りながらそんなに採ることはできそうにない。高級アサリだ。(ちなみに、結果は二人合わせて2kg弱だった)

牛込海岸は駐車場から徒歩1-2分で潮干狩り場(目の前)なので、特に忘れ物しても困らない。もしそうでない海岸の場合、砂浜にテントを立てて、一式持ち込んでおくほうが良さそうだと思った(牛込海岸でも数組テントを立てていた)。砂浜でテントを立てる場合はペグが刺さりにくいから、ペグなしで重めの荷物を置いておくか必ず1人はテントに待機するなど、吹き飛ばない対策が必要そうだ。

IKEAのバッグを砂浜に置き、ザルとバケツとネットと熊手と息子の遊び道具を持って中へ。
息子と私は入り口近辺で水に慣れることから、夫は浅瀬でアサリを探す。二人とも素人なので勝手がわからず、夫は殻ばかりみつけている。
息子は水着であることをいいことに腰までつかってジョウロでの水遊びに熱中している。夫と私は交代し、夫が息子と遊び、私がアサリを探すことになった。

人が探したところにはいないだろう(そしてこういうところの場合、早朝に蒔いているだろう)と考えて、いわゆる"金脈(アサリが固まっている場所)"を見つけることに精をだす。いい場所を見つけると、アサリは掘れば掘るほどいる。ただしある程度掘るともういない。ここでようやく、おじさんの「浅く広く」というのは、「熊手でちょっと触って、いなければ次にいく」ということではなく、「たくさんいるゾーンをみつけてそこそこ掘って採り終えたら(同じところをさらに掘るのではなく)次の金脈を探しにいくべし」という意味なんだなと理解した。夫にも伝え、その後は二人ともそこそこ採れるようになった。

息子も自分達も適宜水分補給をし、砂浜に戻って息子におやつをあげたり、違うおもちゃで遊んだり、砂浜で走り回る息子を見守るなどしながら親は交代交代でアサリを採り続ける。既に腰が痛い。椅子を持ってこなかったことを後悔しつつ、息子がいるから椅子があっても邪魔なだけだったかな・・と思ったりした。防水リュックに入るくらいの本当に小さい椅子ならいいかもしれない。

この日、牛込海岸が開いているのは8:00-11:30。10:30頃になってくると潮が満ちてきて、我々も息子も危ないと感じたので、浅瀬から戻ってきてより砂浜に近いところで掘ることに(この頃には息子は水にすっかり慣れて、嬉しそうに海のなかを歩き回っていた)。

意外と砂浜に近いエリアにはアサリがいっぱいいて、砂まみれなアサリではあるものの、掘れば掘るほど出てきた。浅瀬で採るほうがドキドキ感があっていいけど、確実に採ろうとするなら砂浜と海の境目のエリアがいいんだなと知った。ちなみに、息子はあまりどろどろ砂エリアが好きではないようで、浅瀬エリアにいたがった。次回は息子用のシャベルを持参して、一緒に掘れたらいいなと思う。

11:00過ぎてそのエリアにも潮が満ちてきたので、そろそろ終わりにしようということにした。周りをみると、半分くらいの人が撤収モードだ。

採れたアサリは都度ネットに入れていたが、一度バケツに戻して洗ってから再度ネットに入れる。全体的に、6割5分私、3割5分が夫という配分だったと思う(かけた時間も、採れた量も)。

受付まで戻り、海水汲み場に並ぶ。ここは10個くらい蛇口があり、浅くて大きなザルが5個くらい設置されていて、アサリの貝同士をゴリゴリと擦り付けて洗いつつ(ビブリオ菌が少しでも落ちるようにごしごし洗いつつ、紛れ込んだ殻や謎の貝を取り除く)、海水をペットボトルに汲むことができる。かなり並んでおり、10分くらい待ったと思う。
その間、息子と夫は体を洗う真水のエリアに行ってもらい、息子の水着や体についた砂を流してもらう。

合流した息子にちょっかいを出されながらなんとかアサリを洗って海水を汲み(今思えば新聞紙を濡らせばよかった)、車の中へ戻る。私は真水で手足を洗わずじまいだったが、まぁいいか・・と思いながら戻る。

戻ったら、夫にバスタオルを渡し、夫が息子を拭き、車のドアを開けて周りには見えないところで息子の水着を脱がせ、オムツを替え、服を着せる。

私は汲んできた海水を少し使って新聞紙を濡らしてアサリを包み、大きなビニール袋に入れて封はせず、大きな保冷剤の入った保冷バッグに入れて、助手席下に置く。その後、自分の手足を大判のウエットシートで拭き、アームカバーを外し、息子をチャイルドシートに乗せて麦茶をあげたりおにぎりを食べさせたりする。

その後、親もおにぎりを食べて一息つく。忘れ物がないか確認し、11:45頃駐車場を出た。

アサリの様子を心配しながらも、ドイツ村に立ち寄って息子とボールで遊んだり、ローズガーデンを観たりして、帰宅したのは15:45くらいだった。

Step4:持ち帰って事後処理をする

アサリの処理についての注意事項はこちら。

  • 持ち帰る前にしっかり真水で洗う!!(食中毒対策)

  • 海水は2ℓのペットボトルで複数本持ち帰る(海水汲み場の有無は事前確認必要)

  • 水は入れずに濡れた新聞紙で貝を包み、保冷剤とともに保冷ボックスに入れて持ち帰るのがいい(海水を入れたままだと貝が傷ついて痛む)

  • 帰宅後、持ち帰った貝をお風呂場で(台所は食中毒の観点からNG)ゴシゴシ擦りながら洗い、海水で一晩はかけて砂抜き+潮抜きする

家についたら、息子の対応は夫に任せて、私はアサリの処理に精を出す。実際の処理はこんなかんじ。

  1. お風呂で(台所は絶対ダメ。食中毒の元になるビブリオ腸炎菌が台所のツールに蔓延する可能性があるので)貝をゴリゴリ擦りながら洗う。死んだ貝を取り除く。

  2. 家にあるボウル+パットorザルを総動員し、浅めのザル+ボウルになるべく重ならないようにしてアサリを配置。海水をヒタヒタに入れて、新聞紙かアルミホイルをふんわりかけて野菜庫もしくは保冷剤の上などで3-4時間くらい砂抜き(ザルは吐いた砂を再び吸い込まないように)する。水温は20度がベスト、前後5度くらいまでが目安。死んだ貝は取り除く。
    海水に余裕があれば2時間くらいで一度変えてもいい。(我が家は海水の余裕がなく変えられず)

  3. 水道水(流水)でゴリゴリ洗う。
    ここで3個くらい死んだ貝(殻だけのもの)やヤドカリ?みたいな謎の生物を見つける。謎の生物はどうしていいかわからず、夫に近所の川まで行って放ってもらう(海じゃなので生きていけるかは不明だが・・)。
    あと、口が閉じているように見せかけて砂が大量に入っているだけの「爆弾」が混じっていたりするので(それを知らずに冷凍して味噌汁に入れたりすると大変なことになるので)、二つずつ打ちつけて音を確認していった。今回の場合は該当のものはなかった。

  4. ボウルから海水を抜いて濡れ布巾をかけて、冷暗所か野菜庫などで1-2時間くらい潮抜き(砂抜きのときに潮を吸い込んで塩辛くなるので)する。

  5. 水道水(流水)でゴリゴリ洗う。

  6. ジップロックでパッキングする。当日含めて2日以内に食べるものは冷蔵、そうでないものは冷凍庫へ。
    ちなみに、冷蔵分のアサリ、当日から3日後の朝見てみたら、ちょっとあやしい感じになっていたので、やはり2日以内に食べるのが良さそうだ。

16時くらいから処理を始めて、終わったのは23時。お疲れ、私。この間に料理やら息子の世話&遊びやら潮干狩り用品の片付けやら水着やもろもろの洗濯やら掃除機やら・・があったので、本来であればこういう処理は夫にやってもらえばよかったんだと思う。スキル移転をはかり、次回は夫にやってもらおうと思う。

我が家には浅めのザル+ボウルのセットというものがなく、普通の丸いザルが2つと小さめのザルが1つ、かつセットのボウルはなく、少し大きめのものしかなかった。こうすると「ひたひたになるまで」海水を入れると、浅めのザル+パットの組み合わせよりもだいぶ多く海水を消費してしまい、勿体ない。来年の潮干狩りシーズンまでに、浅めのザル+パットの組み合わせを用意しようと心に誓った。
あと、海水は2リットルx2本持って帰ることも忘れないようにしようと思う。