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オープンワークでプロダクトマネージャーとして働く面白さ

こんにちは。note編集部です!

オープンワークは事業の多角化に伴い、機能×プロジェクト別のマトリクス型組織から事業部別の組織に変わろうとしています。移行期と位置づけた今年は、採用支援サービス「OpenWorkリクルーティング」のサービス運営を担う「マッチング事業部」が誕生しました。

このなかで、OpenWorkリクルーティングに関わるプロダクト企画とビジネス企画を担っているのが「マッチングプランニングユニット」です。

今回は、マッチングプランニングユニットでユニットマネジャーを務める宗方へのインタビューを通じ、プロダクト企画の旗振り役を担うプロダクトマネージャー(PdM)と呼ばれる職種や仕事内容についてご紹介します。ビジネスの課題分析から企画、実行、改善支援など、オープンワークでPdMとして働く面白さとは―?

宗方 亮(むなかた りょう)
マッチングプランニングユニット ユニットマネージャー
大学卒業後、2011年に日本コカ・コーラに入社。消費者調査の企画や緑茶飲料のマーケティングを担当。ジョンソン・エンド・ジョンソンに転職後、担当カテゴリーの日本の責任者として、P/L管理や製品・広告戦略、実行、チームマネジメントなどを担う。2019年からはアマゾン・ジャパンで電子書籍読み放題サービスの責任者を務め、2023年9月にオープンワークに参画。


プロダクト企画の旗振り役 PdMってどんな仕事?

編)
まずは宗方さんがユニットマネージャーを務める、「マッチングプランニングユニット」について教えてください。

宗)
マッチングプランニングユニットは、採用支援サービス「OpenWorkリクルーティング」に関わるPdMを集めた「マッチングプランニンググループ」と、中途・新卒カンパニーの事業戦略や戦術をカンパニー長と並走して策定する「ビジネスプランニンググループ」で構成されています。

今回は、「マッチングプランニンググループ」の仕事内容についてご紹介します。

一言で表すと、 「OpenWorkリクルーティングを日本で一番満足される採用/転職サービスへ成長させる」というミッション達成のために、プロダクトの価値向上に関わるすべてを監督し、リードすることです。

それぞれのPdMはプロダクトの価値を向上させるプロジェクトリーダーとして、社内のエンジニアやアナリスト、デザイナー、ビジネスチームなどと連携します。顧客のペインポイントの把握やロードマップの策定、施策の立案から実行、効果検証をリードする旗振り役を担っています。

バックグラウンドが多様な職種 だからこそ分かる自分の強み

編)
PdMは社内のさまざまな部署との連携が必要なのですね。オープンワークに限らず、PdMという職種は多様な経験が生かせそうですね。

宗)
たしかに、一般的にPdMのバックグラウンドはさまざまです。

オープンワーク入社前を含めると、私がこれまで一緒に働いた経験のあるPdMはエンジニアやデザイナー、ファイナンス、 アナリスト、Webディレクター、マーケティングなどの経験がありました。私自身はエンジニアなどの開発経験はなく、ビジネス職を中心としたキャリアを歩んでいます。

バックグラウンドが多様な職種だからこそ、他のPdMと比べて自分自身に足りないところが目についてしまうこともあります。

ただ、それを埋めるよりも自身の強みと深く向き合い、その強みをプロダクトの価値向上につなげ、「勝ちパターン」を見極めることが大切だと感じています。

編)
オープンワークのマッチングプランニンググループに所属するPdMもバックグラウンドはさまざまですが、一方で「これは共通している」と感じたポイントはありますか?

宗) 
誠実さ、柔軟性、 そしてジョブマーケットをより良くしたいという想い、でしょうか。

オープンワークのAction Style(行動指針)の一つに、「Be Honest」があります。

これは、「自分都合にならず、ステークホルダーに誠実であろう」という意味ですが、社内のあらゆる階層の関係者と誠実にコミュニケーションをとり、社外の顧客の価値向上に妥協せず向き合い続けることは、PdMとして必要な姿勢だと思います。

また、私も含めてですが、働くことをより良いものにしたい想いを抱えているメンバーが集まっていますね。その目線がそろっているからこそ、同じ熱量で議論ができるのはとても恵まれた環境だなと思っています。

三度の転職を経てオープンワークへ 大切にしている3つのポイント

編)
宗方さんのご経歴について教えてください。昨年オープンワークに参画するまで、外資系企業3社で勤務されました。どのようなお仕事に携わったのでしょうか?

宗)
これまで飲料や化粧品といった日用品から、電子書籍の読み放題サービスといったWebサービスまでさまざまなプロダクトの責任者としてプロダクトの価値向上とP/L管理の責任を持つ仕事をしていました。

編)
転職する際に大切にしていることはありますか?

宗)
1つ目は「プロダクトが目指す世界観」です。

PdMの役割の一つは、プロダクトをより多くのユーザーに使ってもらい、その価値を感じていただくことだと考えています。だからこそ、プロダクトが目指す世界観が自分の人生の価値観とずれていると、自身の想いに嘘をつきながら仕事をするという矛盾がうまれ、どこかで必ず無理が生じます。

編)
待遇などの条件が良くても、自分が心から勧められない、良いと思えないサービスやプロダクトに携わるのは苦しいだろうなと思います。

宗)
はい、プロダクトが目指す世界を一緒に作り上げたいと心から思えるかは大切な軸の一つですね。

2つ目は、「共に働く人の価値観」です。

起きている時間の50%くらいは仕事をしており、日によっては家族よりも長い時間を職場のメンバーと過ごす日も多いのではないでしょうか。一緒に働くメンバーの根本にある価値観が自分の価値観と近い環境の方がパフォーマンスが上がり、日々の業務から働きがいを感じられると思います。

3つ目は、「自身の経験との関連性と新規性のバランス」です。

転職に伴う変化はいろいろありますが、今までの自分の経験と近い職種や業界の方が結果は出しやすいと思います。これが関連性です。

一方、経験が近すぎると成長も限定的です。新しいことにも常に取り組まないといけません。これが新規性です。転職先を選ぶ際には半分は過去の経験を活かして貢献できそうだが、残り半分は新しいチャレンジになるような仕事を選ぶようにしています。

初めての日系×ベンチャー企業

編)
オープンワークに転職した決め手や実際に働いてみて感じる良さはどういったところでしょうか?

宗)
 私自身もそうですが、友人にも多くの転職経験者がいます。ただ、すべての人が満足のいく転職経験ができているわけではないです。「事前に説明を受けていた業務や条件とズレがあり、すぐに職場を変える」という事も少なくありません。

そういった友人を見るたびに、「働くに関する不満や不便さを解決できたらもっと良い世の中になるのに」と思っていました。

編)
オープンワークが目指す、企業の労働環境をよりオープンにし、ジョブマーケットの透明性を高めることにもつながりますね。

宗)
そうですね。面接を通じて、「求職者へ後悔のないジョブマッチング体験を提供し、働きがいを感じられる人を増やす仕組みをつくり、次世代に残すことがこのプロダクトならできる。そしてこのメンバーと共にやり遂げたい」と感じました。

プロダクトの世界観と社員の価値観に強く共感ができたことが、入社を決めた理由ですね。

編)
宗方さんにとって、オープンワークは初めての日系企業。宗方さんが入社した当時は社員100人に満たず、これまで勤務されてきた企業よりも小規模です。入社してからギャップは感じませんでしたか?

宗)
今まで勤めてきた外資系企業では戦略方針や主要な施策は本国で決まることが多く、社内での合意や議論に長い時間がかかることもありました。

今は日系&ベンチャーということもあり、自分たちでプロダクトの方向性を決めてスピード感をもって推進しなくてはいけない状況です。これは良い意味で緊張感があり、日々楽しく取り組めていますね。

PdMの醍醐味は、包括的にプロダクト改善に取り組む職責の広さ

編)
最後に、オープンワークでPdMとして働く醍醐味を教えてください。

宗)
外から見るとユーザーが600万人以上もいる日本最大級のクチコミサービスで、完成されたプロダクトと思われることも多いかもしれません。ただ、我々が掲げているWorking Data Platform (キャリア開発に関わるあらゆる情報を網羅的に蓄積できるデータ基盤を構築する)構想を実現するためには、まだやるべきことがたくさんあります。

例えば、質の高いクチコミデータをどうマッチング効率向上のために活用できるか、さらにどういったデータがあればユーザーのキャリア開発の助けになるのか、など十分に着手できていないことばかりです。

現在、「OpenWorkリクルーティング」に携わるPdMは2名いますが、それぞれがユーザー向けまたは企業向けの全ての機能開発をリードしています。抽象度の高い課題に対して、包括的にプロダクト改善に取り組める職責の広さは醍醐味の一つだと思います。

編)
豊富なユーザーやデータといった強みを生かし、ジョブマーケットの変革に向けた挑戦ができる。これは他社にはない特長ですね。

宗)
前職で大切にされていた精神としてIt’s still Day One、毎日が始まりの日、というものがありました。オープンワークでもまさしく、この精神が大切なフェーズだと思っています。

600万人以上の安定したユーザー基盤や、1,600万件を超える質の良いクチコミデータを大切にしながら、過去の成功にとらわれず、常に挑戦し、素早く決断し、失敗から学び、イノベーションを生み続ける。挑戦する精神を歓迎する風通しの良い風土、長期的な視点をもった経営陣、そして協力的なメンバーがいることが何よりの魅力だと思います。

今のジョブマーケットに不満を抱えている、その不満を解決し日本で働きがいを感じられる人を増やす挑戦をしたい、そんな想いを持ったメンバーと一緒に働いていきたいですね。


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