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〈雑感〉【ピクミン 4】④ヒカリピクミン、暁に死す


『ピクミン 4』プレイ記④

〈ネタバレあり〉
行く先々で現れるダンドリの申し子、葉っぱ人たちを連れて帰っては寝かせてを繰り返す日々。少しずつ溜まっていく身元不明の眠り人たちを目覚めさせるべく、ドクターの発見を急がれます。

徐々にこの星の危険度があらわになり、原生生物たちもその本来の力を少しずつ披露してくるのでした。


楽園開拓記

赤青黄、そして氷のピクミンと順調に勢力を伸ばしている我々レスキュー隊、ぽのお分隊。道中ちょくちょく見かける球根型のガーリップを持ち帰り、少しずつオニヨンを強化しております。

ピクミンもニンニクでパワーアップするんだな。

花ふぶきの楽園は水辺が多いので、氷ピクミンや青ピクミンが大活躍…。と思いきや、彼らは水に溺れないってだけで、水棲の原生生物に強いって意味ではないので慎重に闘わないとその命を持っていかれそうになります。

よってまずは陸路の開拓。道の至る所に埋め込まれたスプリンクラーは常時作動しており、そこから吹き出す水によって青ピクミン以外は大慌てです。

慌てるピクミンを見て二重に慌てるおぽのです。

不慮の事故を防ぐために壊せる穴は全部破壊、よってくる敵もすべて叩き潰します。なるほど、少しずつこうやって安全圏を作り行動範囲を広げていくゲームなんだなあ。

なぜ収穫済みのメロンに水をあげてたんだろう…

小型の敵がオッチンのトッシンで倒れやすくなってきたのが幸い。体の小さい奴らってなんか捕食のスピード早くないですか…?ピクミンがかじられた時の\ピャーッ!!/から天に召される\アワワワワ…/までの猶予が大型と比べて全然ない気がします。

リセットの原因になるのでよく噛んで食べて。

それがなくなったのでまさにオッチン様々です。犬のいない生活が考えられなくなってきました。


風強すぎて終わったわ

地上の相当があらかた終わり、ちょくちょく見かけていたバルブボックスの穴に飛び込んでドクターを探します。次こそ話が進む…もといドクターに会えると信じて祈ります。

(最近調べてわかったのですが、見つかる遭難者は穴ごとに固定ではなく、見つけた人数による順番で決まってるんですね。11人目が必ずドクターなんだとか。無駄なお祈りじゃった。)

降り立ったのは『ふっとばされ回廊』。

この丁寧さ、オリマーは筆まめだよなあ。

ほそーい足場と底の見えない暗闇がその下に広がります。踏み外したピクミンは死亡確定の危険エリアです。

投げるアクションを慎重にしたいのはもちろんと、オッチンから降りるとき、隊列を組むためにピクミンが横に広がるせいで何名か押し出されて落下してしまう、そんな危険性をはらんでいます。

とはいえなんだかんだ投げるときにはロックオンができるし、デフォルトのようにオッチンにしがみついてるのでそう簡単には墜落しません。

ボスはフーセンドックリ。この狭い足場に対して、ダメージ0の吹き飛ばし攻撃をしてきます。吹き飛ばされたピクミンは問答無用でお亡くなり。しかしそのような意図が解れば対処も容易です。

見るからに、ここから落としますよって舞台。

要するに息を吹きかけられなければいいので…最大戦力を以て一回の戦闘で落としきります!トツゲキ!トツゲキィ!\ププププォプォ〜!/

というわけで勝負は一瞬でした。吐き出された遭難者は探し求めていたドクターのパピヨン。

色黒、緑髪、十字の目。とぼけた表情のドクターはとんでもないやつでした。

主と朝寝がしてみたい

えっ、これから夜勤ですか!?

BGMも若干不穏なものに。

救出されたパピヨンが言うには、葉っぱ人の治療に使える薬は特別な素材が必要とのこと。そしてその素材は夜にしか手に入らないとのこと。

待ってください確かピクミンって夜間の出歩きは難く禁じられていましたよね?

何を隠そう今作の目玉はその、夜に行動できることだそうな。主人公は自慢のピクミンも引き出せず戦力も心もとないまま、眉唾の情報を頼りに夜の『ひだまりの庭』に向けて出発します。

到着した主人公を待っていたのは、夜にしか出現しないヒカリヅカに群がる蛍光カラーの黄緑ピクミン。

ヒカリピクミン。

君たち両足はどうしたのかな?

どっからどう譲歩してみても幽体のピクミンにしか見えません。おかしい、おぽのはここまで無犧牲できたはず…。夢枕に立たれるほど恨めしいことはした覚えはありません。いえ、ちょっとは囮に使ったり、新しい足場を先に使わせてみたり、懸命にやってる仕事を中断させてみたりしましたが、記録の通り誰一人とし召されておりません。

ヒカリピクミンは“そういう生物”として扱うことにします。

ヒカリピクミンは引っこ抜く必要がなく、仕事が終われば自動的に手元に帰ってきてくれます。しかも合体技持ち。いっそピクミンが全部ヒカリピクミンになればいいのに。

波動拳的な。

夜中の間は彼らを指揮しながら、朝日が昇るまでヒカリヅカというエグ目の蟻塚風ヒカリピクミンの巣を守り切るタワーディフェンスミッションが開始します。

ヒカリピクミンの実力はと言うと、超強い。勝手に戻ってきてくれることに加えて、数が増えれば増えるほど強力になる合体技と、どんな状態異常も受け付けないタフネスさを持っています。

欠点がないように見えますが最大の弱点は朝日。

一晩過ごしたヒカリピクミンたちはその種を残しながら何処かへと消えていきます。

すぐに実験材料にしたがる。

一抹の侘びしさを噛み締めながらチリョウ薬の素を持って無事帰還。クルーたちも夜間体制だったのでしょう、元気にお出迎えをしてくれます。

さあ帰ったら寝…えっここから次の一日が始まるんですか!?

夜が明けてから朝から働く。

細菌撲滅

まずは葉っぱ人化している遭難者に投薬…これ変な蟻塚みたいなところから持って来た液体を使ってるけど大丈夫??

世の中の薬も大概天然由来だしね

そんな薬を一錠飲ませると一瞬で元の姿に。驚きの即効性。効きが強すぎて、葉っぱがなくなるどころじゃなさそうだけど大丈夫…?

ちょっと痩せました?

ちなみに1ヒカリヅカから作れるチリョウ薬は1つ。優先順位などは特になく見つけられた順番に飲ませてくれます。良心的なパピヨン。

昼と夜フルタイムで働けるようになった新米隊員ぽのお。最後のレスキュー隊の一人、バーナードを見つけオリマーへの手がかりを集めます。


次回は、もっと探索範囲が広がります。

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