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〈雑感〉【ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム】⑩それが導き出した答え

ティアキンプレイ記⑩


ゼルダシリーズ最新作ティアーズオブキングダムのプレイ記十回目です。ネタバレにはお気をつけください。最後の賢者探し…というよりまだ何も解けていない場所、カカリコ村へ向かいます。


イントロダクション − こう見えて謎解きは得意です。

最後の賢者、ということでコレまで判明している人物を整理します。

光 ゾナウ族にして初代ハイラル王…ラウル
風 リト族族長の息子…チューリ
炎 ゴロン族ユン組の社長…ユン坊
水 ゾーラ族の王…シド
雷 ゲルド族の族長…ルージュ
時 ハイラル王家の姫…ゼルダ
? 最後の賢者?

(ゼルダはもうすでに統治者なので"女王"な気がしないでもないですが、国民から"姫"って慕われているので、姫です。おひいさまです。)

この属性の流れから言って残るは、そう。"闇"ですね。そして最後の一人はきっとラウルの姉君ミネルの関係者、彼女からその卓越した技術受け継ぐ一族がいるはず。

闇が合うのはシーカー族、技術があるのもシーカー族。そしてそこの現族長がきっと…。うんうん、ほぼ間違いないでしょう。

少し考えれば正解にたどり着けるようになってるのが、ゼルダの良いところです。隙のない推理とともにカカリコ村へ急ぎます。


スーベニア − 千里を行くワッカ飾り

天空の遺跡が村の真上に降ってくる災難に見舞われましたが、彼らは想像以上にたくましく逆に観光地化させることに成功していました。

はしゃいで子どもにたしなめられる大人の図。

ココナが地域の工芸品、ワッカ飾りをこしらえて、まごころ価格で売ってくれます。これにはすぐピンときました、他のイベントで要求されている縁結びのお守りです。

つまり、これをそこまで運べば良いわけですね。

野を越え山を超え谷を抜けて砂漠を駆けます。馬で引っ張り、バギーを走らせ、ソリザラシで街まで向かう大輸送。ただただ恋愛教室のお手伝いをするというだけなのに、何がそこまで突き動かすのか。

ゲーム内では表現されてないですが、コログよろしくひきずられて土ぼこりにまみれ、ココナの純心を踏みにじるような扱いをされてきたお守り…渡される方も堪ったもんじゃではないでしょうが、正解は正解です、さあ受け取りなさい。

…え、違うの!?

ゲーム内で二日ぐらいかかったのに違うって…ど、どういう…

動揺を隠せないまま、ひしひしと感じる生徒たちの冷ややかな視線を背にその場から去りました。


ヒストリエ − コペルニクス的転回

思い込みというのは、常にその人の視野を狭め、可能性の芽を潰してきます。

シーカー族もその例に漏れず、ファントムガノン討伐前にここカカリコ村を訪れると、新族長のパーヤから新キャラのタウロから誰もが「遺跡はゼルダ姫が調査しないよう言ったので気になるけど調査できません。」と口にしています。

パーヤは妄信的なところあるぞ。

姫に忠誠を誓うシーカー族だからというのもありますが、完全に信じ切っていました。

「あいつ、ゼルダのフリをしたガノンバ美肉おじさんだったよ」と告げられると、騙された後悔云々よりも嬉々として調査に乗り出すので、相当なお預けを食らっている感覚だったのでしょう。

調査開始…これでパーヤが賢者として目覚める旅が…

…って一緒に行動するの君なの!?

こちらが後ろめたくなるほど純朴で(おそらく)ウオトリー村出身の歴史学者タウロを追いかけ南の遺跡へと向かいました。このあたりで予測とズレ始めていることに焦ります。たしかに名有りの割にイベントないなあとは思ってたんですが…。


クロックオウル − 蘇る翼

そのタウロとともに遺跡の謎を探ります。とはいえカズリュー湖から川を下るだけなので謎解きというよりオリエンテーションに近いですね。

(気づくまで、「フィローネ全体から探さなきゃいけないのか…」と恐々としていたのナイショです。)

興奮すると語彙が小学生に戻るのがイイ。

雷光シリーズで身を包み、謎解きの通りゾナウエネルギーを捧げると、フィローネ上空を覆っていた雷雲が切り裂かれ、雷鳴の島が天に露わになります。

天からの呼び声に導かれ、リンクはその島の先端、龍の頭を目指します。そこで待っていたのは…何…?? 

これまで何回か目撃した目的地に運んであげる系のミッションが始まります。

待って、シーカー族は全く関係ないの!?

緑のレーザーポインターが指し示す先までフクロウを象った仮面…?を運ぶことになります。結構距離があるので、ここはもちろん“翼”の出番。成長した飛行技術を見せつけてやります。

翼に必要なのは推進力よ!

ロジティクス − ゴーレム直輸送

このぐらいの長距離輸送、ヘでもありません。カカリコ村からゲルドの街まで陸路でワッカ飾りを運んだことがありますか?

やはり運搬パワーは陸より川、川より空輸ですね。ハイラルの人々はゾナウギア使いまくってあらゆる荷運びを楽にすればいいと思います。コログとかもそれで移動してくれ。嫌、と言うならロケットだ。

フクロウの仮面が指し示す先は、謎の遺跡のそのまた奥深く。導かれるままに進んだ先は地底の「ゴーレム製造房」でした。中央に鎮座する鋳型のような台座にフクロウの仮面を取り付けるとついに最後の賢者と相対します。

ロボットなの!?

そう、ミネルが残した魂の器、ゴーレムこそが最後の賢者。魂の賢者でした。初代ハイラル国王の姉であり稀代の発明家でもあるミネルが、その叡智を尽くして文字通り己の魂を込めた最終兵器がこのゴーレム。

ここの謎解きはこれまで使ってきたゾナウギアの応用問題のような謎が多く、捻った発想を要求されます。タイヤのところで混乱しました。

ムービー中でも年長者としてスマートで隙のないミネルが、遮光器土偶のようなどっしりボディで腕をプラプラさせてドタドタ走り回ります。その腕白さたるや。

リンクは彼女?の背に跨り、キノコだろうと火炎放射器であろうと何でもかんでもミネルゴーレムの体にスクラビルドします。属性攻撃パーツはよく考えないで付けると自分にまで被害が及ぶようになります。

特に電気や火炎は見つけやすいが故に被害も起こりやすいですね。敵と一緒に薙ぎ払われました。


パンクラチオン − 俺はラッキーマンだからな

長い長い旅路の果て、魂の神殿に待ち受けるのはこのゴーレムの兄弟機。

うーんこれは、ミミズク。

そして始まるゴーレム同士の電流爆破デスマッチ。そこら中に散らばるゾナウギアを取り付けて、撃って燃やしてのバーリトゥード。相手ゴーレムを突き飛ばしロープに叩きつけます。

一切前フリもなくおもしろボス戦が始まるのには弱いです。とりあえず周囲にあるものを何でもスクラビルドして夢中で腕を振り回します。

ミネルゴーレムのチュートリアルを兼ねているためか、ここに来て驚くほどボスが弱いので、もうダメージもわざと受けてピンチを演出するぐらいにしかなりません。ロボアームによるラッシュの応酬の末、暴走する兄弟機をくだしました。

ここに至るまでの予想、ほとんど外してたなあ…


次回は、因縁の相手を巡る戦いを語ります。

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