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✈️元海外大学生が使う、海外就活効率化に使えるツール5選(全部無料)

Sayaです。

日本の大学や海外の大学に通っていて、海外就活を考えている方、そしてそんな学生を子供に持つ保護者の方は、海外就活は、日本での就活とは大きな違いがあることはご存知ですか?

海外就活はここ数年、国際化とコロナ後の海外留学生の増加、そして移民に対して保守的な姿勢をとる傾向にある国の増加により、難易度が増しています。しかし、要点を抑えて効果的に対策をしていけば、決して不可能な道ではありません。

今回の記事では、海外で就活をしたい学生が知っておくとお得なオンラインツールを5つ紹介させて頂きたいと思います。



🟦 仕事探し、コネ作り:LinkedIn (リンクドイン)

海外で就活をする際、GlassdoorやIndeedなど、様々な就職サポートアプリがありますが、海外で一番シェアが高いのはLinkedInであると断言できます。私が海外に行ってから出会った就活イベントで出会う学生、様々な会社の社員の方々は全員LinkedInのアプリを使用していました。

LinkedIn started the year 2023 with arguably 900 million users worldwide.

https://www.linkedin.com/pulse/important-linkedin-statistics-data-trends-oleksii-bondar-pqlie/

世界中に9億人のユーザーを抱えるLinkedIn、様々な国のユーザーが職探しとNetworking(コネ作り)に使っています。海外就活において、コネ作りは本当に大事な要素になってきます。海外就職を目指す人は、まずLinkedInをダウンロードし、プロフィールを完成させて下さい。今後の記事で、LinkedInの効果的な使い方についてもいずれ書かせて頂きますので、そちらも参考にして頂けると嬉しいです。

🟪 Linkedinプロフィール作成効率化:Tapilo (タピロ)

9億人のユーザーがいるLinkedInで沢山の応募者の中で目立ち好印象を与えるには、わかりやすく説得力のあるプロフィールが必要不可欠です。そして、効果的なプロフィール作成はLinkedIn初心者が最初にぶつかる壁であると言えます。

プロフィールの質を分ける要素は、見出しと概要欄です。ChatGPTの無料版に頼ってもいいのですが、一回のプロンプトで簡潔且つ意味のある見出しと概要を生成するのは難しいことが多いです。

そんな時に使えるのが、Tapilo。Chat GPTの無料版が使用するGPT3.5の上位モデルの生成AIであるGPT4を使用したこのツールは、テンプレートに情報を入力するだけで簡単に質の高い見出しと概要、その他のLinkedInコンテンツを生成してくれます。

例として、LinkedIn見出しの生成をTapiloでやってみましょう。
LinkedIn Headline Generatorのページに行ったら、I am a…の入力欄に自分の経歴や希望する職業を簡単に英語で入力します。詳しく書けば書くほどより正確なプロフィール見出しが生成されますが、重要な情報だけを選ぶようにしましょう。

今回は「Recent Graduate from Bachelor in Business Administration @ UvA. Interning at Unilever, working on data analytics using Python, R and Excel. I love a topic of sustainability and looking for a job related to that.」というプロンプトを入力。

そうすると、ものの一瞬で二つの見出しが生成されました。長い情報の中から重要かつ目をひくキーワードがしっかりと抽出されています。どのようにLinkedinの見出しや概要を書けばわからない、または時間短縮をしたい方はこのツールを使ってみてはいかがでしょうか。

🟥 オンライン応募効率化:JobFill (ジョブフィル)

エントリーシートを書く日本の就活とは異なり、海外就活では、基本的に応募したい職業毎にオンライン応募ページがあり、そこにResume(履歴書)とMotivation Letter(志望動機)、個人情報や応募関連の情報を登録するところから始まります。一般的に会社が使う応募ページは、Workdayというプラットフォームを使用したものが多いです。

しかし、Workdayに自分の個人情報、学歴、職歴を毎回登録していくのは無駄に骨が折れる作業なので、効率化できると海外就活が格段にやりやすくなります。

典型的なWorkdayの画面。会社によっては自動車運転免許の有無や、Referral(社員からの推薦)の有無の確認について問われることもある

ここで活躍するのが、JobFillです。JobFillはGoogleChromeなどのブラウザの拡張ソフトで、下の画像の様に個人情報、学歴、職歴とそれぞれの概要、その他の情報を事前に登録しておくと、

JobFillの情報入力画面

オンライン応募ページで拡張メニューからJobFillを選択して、丸で囲まれたボタンをクリックするだけで、簡単に登録した情報をフォームに入力してくれます。

🟨 レジュメ(履歴書)添削サービス:Resume Worded (レジュメワーデッド)

海外就活において履歴書は何よりも力を入れなければいけません。人事は履歴書に数秒目を通して、応募者が次の就活ステージに進めるかを決めてしまうという話はよくありますし、最近はAIを使った履歴書採点も常識になりつつあります。だから、履歴書は簡潔かつ、会社の人事が魅力的で会社にとって理想の人材であると判断するような書き方、内容、書式が求められます。

もちろん、海外就活経験者に添削を頼むのも効果的ですが、日本から就活する方や、行きたい業界に添削を頼れる先輩がいない方、今すぐに履歴書の添削をしたい方におすすめしたいのが、Resume Wordedです。このウェブサイトは、履歴書のPDFをアップロードするだけで、全体的な評価、カテゴリごとの評価と改善点の提案をしてくれます。無料のアカウントの場合、再アップロードできる回数と得られる情報に制限はありますが、無料でも十分に重要な改善点と解決策を理解することができます。

🟩 英語ウェブテスト対策:AssessmentDay(アセスメントデイ)

日本と海外で共通しているのが、ウェブテスト。海外ではGraduate Traineeship Program(新卒研修生プログラム)という大企業が数年単位で新卒を育成するプログラムがあり、そのプログラムのみポテンシャル採用が適用されるため応募者も多く、その大半をふるいにかけるために殆どのTraineeship Programがある会社はウェブテストを使用しています。

対策としては日本で購入できるウェブテスト対策本やアプリでも十分ですが、海外では会社によってはウェブテストの言語が選べず英語でウェブテストを受けなければいけない状況がよく発生します。英語で対策をしたい方や、ある程度日本語版には慣れているけれど、英語版ではどうなるかを把握しておきたい人は、AssessmentDayのようなブラウザサービスを使ってみるといいかもしれません。

このサイトでは、上記のテストの殆どにおいて、1〜2つの無料テストを時間制限ありで受けることができます。PDFでの問題と答案をダウンロード可能なので、苦手分野を特定することもできます。


以上、海外就活効率化に使えるツール5選でした。私Sayaは海外就活時にこれらの5ツールにとても助けられました。もし気になるものがあったら、全部無料で使えるツールばかりなので、ぜひ試してみて下さい。
また、他にも使えるツールを知っている方は、ぜひコメント欄や、私のマシュマロで教えて下さいね!

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