シンガポールで働くために

年々、シンガポールの就労ビザの取得が難しくなっている。数年前までは申請するための条件が今ほど厳しくなく、申請すれば間違いなく取得できたらしい。

条件というのは

・収入(シンガポールにどのくらい税金を払うか)
・学歴(大学のランク、専攻と現在の職業に関連性があるか)
・年齢
・業種、役職

まず、政府で基準とされている収入(年収)をクリアしなければならない。年齢が高くなるほど基準は高く、学歴が低い(大学のランクが低い)ほど基準が高くなる。

年齢が高いのに年収が低い場合は、能力が低いとみなされるのでNG。つまり、年齢に応じた収入がなくてはならない。

また、収入や年齢に応じた役職でなければならない。そのため、日本にいるときよりも、良い肩書を持っている、という人も少なくない。また「シンガポール人を何人雇っているのか」というのも企業の評価に入っているので、マネジメント能力のある人材が好まれる。(それは職歴や肩書で判断される)

赴任で海外で働いている人たちなので、優秀な方が多いのはもちろんだが、単に肩書に惑わされてはならない。

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