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2024年4月26日 決算 その1


4月26日寄り付き前

ABBV /アッヴィ /バイオ製薬大手

⭕️EPS:実際$2.31 予想$2.26
⭕️売上高:実際$12.31B 予想$11.94B
前年同期比売上高成長率:0.7%
ガイダンス:
⭕️2024年通期EPS:実際$11.13-$11.33 予想$11.12

Memo:
ヒュミラ・バイオシミラー医薬品の競合品の影響により、報告ベースでは3.9%減、営業ベースでは3.1%減となる53億7,100万ドルの売上高、ヒュミラの売上高は22億7,000万ドル、スカイリッジの売上高は20億800万ドル、リンボックの売上高は10億9,300万ドル。

オンコロジー・ポートフォリオの第1四半期のグローバル純収入は15億4,300万ドルで、報告ベースで9.0%増、営業ベースで9.8%増、グローバルImbruvica純収入は8億3,800万ドル、グローバルVenclexta純収入は6億1,400万ドル。

ニューロサイエンス事業のグローバル売上高は19億6,500万ドルで、報告ベースでは15.9%増、営業ベースでは16.0%増、ボトックス治療薬のグローバル売上高は7億4,800万ドル、Vraylarのグローバル売上高は6億9,400万ドル、UbrelvyとQuliptaのグローバル売上高合計は3億3,400万ドル。

エステティック製品ポートフォリオの第1四半期のグローバル純売上高は12億4,900万ドルで、報告ベースでは4.0%の減少、営業ベースでは2.5%の減少、グローバル・ボトックス化粧品純売上高は6億3,300万ドル、グローバル・ジュビダーム純売上高は2億9,700万ドル。


CVX /シェブロン /石油メジャー最大手

⭕️EPS:実際$2.93 予想$2.90
❌売上高:実際$48.72B 予想$50.71B
前年同期比売上高成長率:-4.1%

Memo:
第1四半期の純利益は前年同期の65億7,000万ドル(1株当たり3.46ドル)から55億ドル(1株当たり2.97ドル)に減少。
上流部門の利益は1.5%増の52億4,000万ドルだったが、下流部門は56%減の7億8,300万ドル。

第1四半期の全世界の生産量は前年同期比12%増の334万BOE/日。
うち米国の生産量は35%増の157万BOE/日となったが、これは主にPDCエナジーの買収と、米国のパーミアン盆地とDJ盆地、カザフスタンのテンギズシェブロイル関連会社における好調な操業実績によるもので、海外生産量は2.2%減の177万BOE/日。

米国の天然ガス生産量は前年同期比51.9%減、海外の生産量は同19.4%減。

第1四半期の設備投資が30億ドルから41億ドルに増加し、フリーキャッシュフローは前年同期の42億ドルから27億ドルに減少。

同社は、イスラエルのタマール・ガス田の生産能力を16億立方センチメートル/日に増強する中流インフラの追加について、最終的な投資決定を行った。

60億ドルの現金を株主に還元、8四半期連続で50億ドルを超える。
前回と同額の1.63ドル/株の四半期配当を発表。


XOM /エクソンモービル /世界最大オイル企業

❌EPS:実際$2.06 予想$2.18
⭕️売上高:実際$83.08B 予想$81.51B
前年同期比売上高成長率:-4.0%

Memo:
第1四半期の調整後利益を発表したが、石油精製マージンと天然ガス価格がCOVID後のピークから下落したため、ウォール街のコンセンサスを下回り、前年同期を28%下回った。

第1四半期の純利益は前年同期の114億3000万ドル(2.79ドル/株)から82億2000万ドル(2.06ドル/株)に減少したが、それでも第1四半期としては過去10年間で2番目の高水準だった。

ガイアナ・ベンチャーからの石油生産が予想を上回るペースで増加し、生産量は2023年第4四半期に44万BOE/日を生産した後、60万BOE/日を超えた。

第 1 四半期の全世界の石油生産量は前年同期比 2.5%増の 25.5 億バレル/日となった。
これは、米国での 0.5%減とアジアでの 5%減が、カナダとその他米州での 15.2%増とアフリカでの 1.8%増で相殺されたため。

営業キャッシュフローはアナリスト予想を10億ドル上回る147億ドル、フリーキャッシュフローは101億ドル。

第1四半期のセグメント別利益:
上流部門は、天然ガス販売量が前年同期比32%減となったほか、税金や在庫調整の影響もあり、前年同期比12.3%減の56億6,000万ドル。
化学製品は、ポリエチレンとポリプロピレンのマージン低下を機能化学品のマージン上昇で相殺し、前年同期比2倍以上の7億8,500万ドル。
特殊製品は、完成潤滑油のマージン改善と構造的コスト削減がベースストックのマージン低下と基本経費増を相殺したため、前年同期比1%減の7億6,100万ドル。

前回と同額の1株当たり0.95ドルの四半期配当を発表。




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