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富裕層だけの特権が私たちに!?銀行の支店が変わる意味は

「ネット時代に人には人 JPモルガン、新型300店」の記事では、米銀最大手のJPモルガン・チェーが地域コミュニティーに寄り添った支店「コミュニティーブランチ(センター)」を300店展開していると書かれています。

少し前に三井住友銀行が事務処理用ではないお店のような形でのストアを拡大している記事があり、それについて書いたばかりでした。

このストアもお客様により寄り添ったもので、8割がふらりと立ち寄ったお客様だそうです。

銀行業は残るが、銀行はなくなるとジョフ・ベゾスさんは予言していたことがかなり現実味を帯びてきた感はあります。

しかし、それは書き古されたことで、私は今日の記事を読んで、これからの銀行の支店は「プライベートバンク」のような形になっていくのだなと思いました。

人口減が激しくなる中で、来たら対処するという銀行側からの転換で、一人一人に寄り添う、なんなら出向くという方向に向かうのかと。

富裕層だけが特権として持っていたものが庶民にも降りてきたようなイメージです。そして、お金を動かし、経済を動かす。

貯蓄から投資をという局面ではある種の一億総オーナー社会の構築ともいえます。貯蓄だけの選択肢から投資への選択肢もいつしか銀行も広がりました。

ネット銀行やフィンテック、ネット証券まで玉石混合でもう銀行と名がついているだけで、逆にマイナスイメージで競合と戦っているきつさを感じます。

JPモルガンも攻めの姿勢ではありますが、アマゾンが脅威だからとも聞きます。いや、金利4%の貯蓄を出したアップルではさえ脅威でしょう。

何が言いたいかといいますと、受ける側の私たちはちゃんとしたものを提供してくれるなら、媒体はどこでも良いという時代に変わっていくのではないかということです。

そのために今、銀行が寄り添うように変わっていっているのだと思います。それはドラッグストアやコンビニの宅配にも表れています。

ただし、それだけ媒体が増えると、私たちは情報が多く、選択肢が多いため、騙される確率はあがるかもしれません。

そこで重要なのが「人には人」なのであれば手数料がなくなれば良いという風潮からは一線を画すことは出来るのではないかと思います。
#JPモルガン #アマゾン #アップル
#銀行

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