数値化が切り開く自己成長と結果を得るまでの最短化
独学の基本である、書籍からの知識・考え方の獲得は定期的に行うべき習慣です。最近はスマートホンやPCの普及、映画やTV番組のデジタルサービスが充実したがゆえに、本を手に取る機会が減っているのではないでしょうか。しかしながら、世の天才や社長は本をよく読む習慣があると分析した記事も出ています。
本は、著者が人生の中で失敗した経験や成功した経験・思考・知識を体系化して詰めたものであり、我々に有用な情報を提供してくれます。これを使わない手は無いと思います。
また、本を読んだ知識を、ノートであったり、ワードであったりにまとめておくことで、重要部分を短時間で復習することもできます。私は、パワーポイントにまとめるようにしています。
そんな、私は、最近数値化の鬼という本を読みましたので、その感想を述べます。はっきり言って、仕事や学生時代の研究活動に使うべき考え方だと思います。簡単に説明すると、あらゆることを数値化して考えようという内容です。私も私の周りも含めて、曖昧な言葉をもとに仕事や研究を進めることがありました。
例
①こんな感じにしたらうまくいきそうだから、やってみよう
②とりあえずやってみよう
③最近はうまくいっていませんが、もっとがんばります
などです。このように、相関関係や因果関係もつかまぬまま、ポジティブっぽい言葉を述べて仕事に取り組み、撃沈するのでした。うまくいく方向なのか、駄目な方向かもわからぬまま物事を進めることは当事者も見ている上司も辛いものがあります。
物事を数値化しておけば、量をこなしているうちに、傾向を見れたり、比較したりが可能となります。
そして、その方向性が正しいのかどうかを確認することで、軌道修正を行っていきます。
この本には、数値化をもとにした仕事の進め方のノウハウが詰まっており、一読の価値があると思います。
本を読まれなくても、現在の業務をいかに数値化して、傾向をつかむか、比較するかを考えて実践し、結果を生み出す方向性を見出していくスタイルを確立すれば、大いなる結果がついてくると思います。
本記事のように、私が読んで良いと感じた書籍も紹介していこうと思います。
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