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5.9畳の同居人が会社仲間になった話

こんにちは!社長室の大場です。
今回は大学時代に一緒に暮らしていた仲であるという、社内のある若手2人組に迫りたいと思います。

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■左:株式会社オロ マーケティングコミュニケーション事業部 アカウントグループ(取材当時)所属
崎本 優(さきもと ゆう)PM・ディレクター 新卒入社4年目
■右:株式会社オロ マーケティングコミュニケーション事業部 アカウントグループ(取材当時)所属
吉田 牧徒(よしだ まきと)ディレクター 中途入社2年目 
昨年、吉田さんは崎本さんの紹介を受けてオロへ入社。元を辿れば学生時代に一緒に暮らしていた旧知の仲であるという。

そんな2人がどのような経緯でオロで一緒に働くことになったのか聞いてみたいと思います。

オロへ興味を持ったのは、雑談の延長

——よろしくお願いします。早速ですが、吉田さんはどんな経緯でオロに?

吉田 前職では塾を運営するスタートアップで働いていました。そこで僕はWEB担当をひとりでやっていたんです。いわゆる「事業会社」側だったんですけど、制作会社で働いてみたかった。それで転職しようとして、当時はいろんな会社を受けてましたね。

——普通に転職活動されていたんですね。

吉田 そうですね。なので、オロもあくまで転職先候補のうちの1社だった。きっかけは崎本ですけど……でもなんか、オロを「紹介された」感じはなかった。

崎本 うん、「紹介した」感じもない。

吉田 ただ、よく仕事のやりかたを教え合っていましたね。

崎本 そう、「オロではこうやってるよ」とか「こういうときはこうしたほうがいいんだよ」とか。まあ仕事の話ではあるけど、お互いの会社のネガティブな話もポジティブな話もよくしていましたし、普通の雑談の延長ですよね。

吉田 しかも結局、Wantedlyから自分で応募しました(笑)

——えっ、そうなんですか。

吉田 そうなんです。なので「紹介されたから受けた」というよりは、本当に普通の転職活動に近い。ただそれでも、崎本から色々話を聞いていたので、「現職よりもやりたいことができそうだ」という印象はありました。

崎本 しかも当時、Wantedlyから応募してもらったものの、採用チームに牧徒のエントリーに気が付いてもらえなかった(笑)それで僕から、「友だちがWantedlyから応募してるので見てください」と採用チームに声をかけて、結果的にはリファラル採用として面談が進みましたね。

吉田 当時の面談担当者も、かなりラフに話をしてくれたので、選考という感覚は全くなかったです。なんか、途中から面談する側なのに自分の仕事の悩みを語りだしたりして(笑)

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当時の面談を担当した悩み多きT.N.さん。この記事では便宜上紹介を割愛するが、別の記事にも登場している。

5.9畳のワンルームをシェアしていた学生時代

——入社前のおふたりの関係性について教えてください

崎本 まあ、一緒に住んでいた普通の仲良い友だちですかね。5.9畳のワンルーム(クローゼット無し)に3人で住んでました。きっかけはほぼノリです。住んでいたのは2年間半くらい。大学は違ったんですけど、同じインカレのサークルで出会いました。サークルの内容はビジネス寄りのもので、ちょっとうさんくさいやつでしたけど(笑)

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タイへ旅行に行った際の学生時代の2人。この写真はゾウの上に乗っているときのものらしい。仲良しか。

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アフリカへ旅行に行った際のナミブ砂漠にて。左奥が崎本さんで右手前が吉田さん。当時は「いつものメンツ」でよく海外へ遊びに行っていたとか。仲間同士の関係性も多様で、友だちの友だち、バー知り合った、旅先でお金を借りた等さまざま。とてもフリー&オープンである。

——吉田さんから見て崎本さんはどんな人なんですか?

吉田 適当そうに見えて、しっかりしている人間だなと思います。物事を公平に見ているという「自負」を持っていますね。実際には公平じゃないこともたまにあるけど。あとは人の話を聞かないやつですね、よくしゃべるし。仕事の面でいうと、自分で決めたことは最後までやる。

——崎本さんから見て吉田さんはどんな人でしたか?

崎本 うーん、僕よりはモラルがある人間だと思います。スイッチが入ると突き進んでいくタイプで、物事の大小問わず、その場でアクションを起こしちゃう感じ。良い意味でも悪い意味でも環境に流されるタイプなので、牧徒にとって上昇気流にのれる環境は大事かなと。それもあって雑に誘ってたら、気が付いたときには応募してたようです。

スペシャリストが在籍する会社を求めて

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「何かイイ感じのポーズをとって」と雑なお願いをする筆者に対し、困り果てて虚空を睨む吉田さんと、とりあえずロゴを撫でてみる崎本さん。

——入社前に、吉田さんが感じたオロの魅力は具体的に何だったのでしょうか?

吉田 WEB制作の領域で、ある程度の経験を積めそうだったこと。あとは「ベテランがいる」ところですね。前職ではスペシャリスト性の高い社員があまり多くなくて、自分で何でもやらないといけなかった。教育をまったく受けられない状態で、ディレクションからデザインまで全部ひとりでやらないといけなかったんです。

崎本 牧徒は「裁量しかない」ことに飽き飽きしていたタイプだよね。

——でもオロ以外にも、ベテランが多い会社はいくらでもあったんじゃないですか?

吉田 うーん、事業会社とかも受けてみたんですけど、人が少なかったり、足りていないところが多いんですよね。「裁量が大きい」のはただ人が少ないからというだけ、みたいな……。

——よくありそうな話ですね。

吉田 僕は裁量を与えられても、そうそうパッとなんでもできるタイプではなかったので。教育を受けていない状態でいろんなことにチャレンジしたものの、出来ないことももちろんあったし。そういう状態に飽きちゃって……だから、経験や知識が豊富な「ベテラン」の恩恵に預かりたかったというのが、一番大きいです。

——それは今、オロで叶ってる?

吉田 叶ってます。オロの選考を受ける前から、崎本から「オロはエンジニアの能力がすごく高くて、質問をしても返ってこないことがない」って聞いていたんですよ。
実際に入社してみて、質問したときに「わかんないっす、自分で調べてください」ということは、本当に一度もない。その場ではわからないことでも、すぐに調べて教えてくれる。聞いていた通りです。

——ちなみに他の制作会社さんと比べて、オロはどうでしたか?

吉田 他の制作会社と比べると、オロが一番落ち着いていました。うちって年齢層がそこそこ高めで、雰囲気が落ち着いていますよね。他の会社は若い雰囲気のところが多かったから、そういうところは馴染めないなあと思ってた。もちろん、最初は頑張って馴染もうとして、張り切って面接受けてみたりとかしたんですけど。結局、自分にとっては「西海岸感」のある会社は疲れそうだと思った。その点、オロは落ち着いてるのがイイと思ってます。

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このnoteの記事のために学生時代の写真を探す2人。ところどころで所作がシンクロしており兄弟のようにすら見える。「若い雰囲気が苦手」という吉田さんだが、掘り出された写真はどれもここに載せることが憚られるほどハジけていた。

社内で遊ぶ、部活動の面白さ

——入社した後に発見したオロの良さはありますか?

吉田 最近、部活動が活発なのがいいなって思ってます。僕が顔を出しているのは、e-sports部、麻雀部、ボードゲーム部、卓球部あたりですね。

——特によく参加している部活とかありますか?

吉田 基本予定が合えばいろんなところに参加しています。でもあえて言うなら、最近はボードゲーム部が面白くて、よく出ていますね。

——ボードゲーム部、盛り上がってますよね。ゲームの魅力を教えてください。

吉田 自分の嫌な部分、良い部分とかの「本質」がゲームにそのまま出るところですね。この歳で「初めて」って、もうあんまりないじゃないですか?でもボードゲームは種類がたくさんあるので、「初めて」に接する機会がたくさんある。なので自分の本質的な部分がゲームによく出るんです。

 たとえば崎本の場合、周りのプレーヤーをどんなに待たせても、考えて考えてターンを回す。でも僕の場合は「とりあえずこれでいってみよう」と、雑にGOサイン出しちゃう。これ、仕事でも同じだなと思うことはよくあって、気をつけなきゃなって思ったり……。まあ、ゲーム中はそこまで考えずに夢中になれますけどね(笑)

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実はボードゲーム部は崎本さんが部長を務めている。
ボードゲーム部が抱えるゲームの種類は全部で20種類以上。会社支給の部費を使って、随時新しいボードゲームを購入している。月に一度は社外にも開放しており、興味があれば誰でも参加できる。開催概要はこちら

——ちなみに入社してから感じたネガティブなギャップはありましたか?

吉田 ネガティブなギャップは……勤怠管理やプロジェクトの工数管理ができる社内システムがあるんですが、それに慣れるまで時間がかかったかな。入社当時は一日中、その社内システムを触ってた(笑)まあ前の会社が雑だったんですけどね。遅刻してもいいし、朝目が覚めたらとりあえず出社して……「とりあえず1日のうち、どこかで8時間働いとけばいい」みたいな。

——それはゆるいですね(笑)

吉田 あ、あとは事業会社から制作会社への転職だったので、お客様とやりとりを直接しないといけないのが、最初はしんどかった。最近は慣れてきたけど。なんというか、最初の就職がスタートアップだったからなのか、ほとんどひとりで仕事してきたからなのか……オロに入ってから、社会人スキルが著しく低かったということに気付いたんです。敬語とか、メールとか、電話とか、そういった部分が……。

——入社してだいたい一年ですよね。そのあたりも含めて、慣れましたか?

吉田 わりと慣れました。相変わらずできないこともあるけど(笑)以前に比べたら、世渡り上手になったと思うし、いろいろできるようになってきたと思います。

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飾らず気取らず、終始自然体でインタビューに応じてくれた2人。旧知の仲である相手の存在は、きっとお互いにとっても心の拠り所になっているのだろう。

最後に

——崎本さんは、吉田さんに入社してもらってどう感じてますか?

崎本 なんだかんだで、社内に知り合いがいるっていいですよね。楽しい。僕はどんな関係の人に対しても接し方を変えることがないので、だからこそプライベート側の人がいてくれるととてもラクです。気軽にごはんに一緒に行ったりとかいいよね。

吉田 わかる。一緒にランチってなんかいいよね。前職で一人だったし。

崎本 いやさすがに他にも人はいたでしょ(笑)

吉田 いやまあそうだけど。あとは二人で休憩室で寝っ転がってゲームしてたり(笑)

崎本 セット感あるよね(笑)

——では最後に、お互いにひとことお願いします!

崎本
 がんばれ。

吉田 ちゃんと歯磨いてね。

——(まさかの歯磨きオチ)ありがとうございました!

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オロの愉快な仲間たちと遊べるボードゲーム部はこちら



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