見出し画像

アンケートを作る前に知っておきたいこと(あなたはライカレでもう学んでいる)

「アンケートを作ってニーズを把握するにはどうしたらいいの?」
「回答してもらうためのアンケートってどうやって作ればいいの?」

いざ、アンケートを作ろうとしたら、何から取りかかればいいのか困ったことはありませんか?

私自身、突然意外なところから依頼されたアンケート作成。

「いいですよ」

と返事をしたものの、

どうすればいいのだろうと悩みました。

そこで大いに役立ったのが「ライカレ(ライティングカレッジ)」(現:ものかきキャンプ)​​での学びでした。

アンケート作成は電子書籍出版、読者プレゼントの他、何にでも使えますので、ぜひ試してみてください。

1. ライカレで学びは、どこでも役立つ

昨年4月、ライカレを受講した際の出来事。

「答えは市場にしかない」

これが、野口真代さん(以下まよ先生)の教えでした。


初めて電子書籍を作る時、



・自分の本が売れるのか売れないのか

・こんな内容でみんなが読んでくれるのか、興味があるのか



といったことがとても気になります。

講座で学んでいると

その答えをつい、先生に尋ねたくなります。

「こんな内容ですけど大丈夫ですか?」


しかし、売れ筋はわかっても

実際に売れるかどうかは出してみないと誰にも分かりません。


そう、、、わからないのです。


わからなければ、市場調査するしかありません。


「読者が何に興味があるのか知りたいのであれば、Twitterでアンケートを取るのがいいです」

まよ先生はそうアドバイスしました。


2. 簡単に誰でも作れるTwitterアンケート

Twitterでアンケートを作成し、フォロワーさんに意見を聞いてみます。

Twitterでのアンケートの作り方

設問を用意し、アンケートの回答を3〜4択で投票してもらいましょう。その他の意見はリプへ。

そこで、実際に作ってみてわかったこと。

わずかこれだけのアンケートでも、アンケートの結果を見ると


・思っていたのと違う

とか

・アンケートの質問がまずくて、集まった答えが期待していたものと違う


という現象が起こります。

これは、やってみて初めて気付くこと。


3. リサーチをする

電子書籍の出版は、思っている以上にコンテンツ制作に関わるあらゆる作業をこなしています。

このご時世、インターネットを調べれば出てこない情報はないと思われるほど、検索すれば情報を集められます。必ずしも正しい情報ばかりではないので、それを見抜く目も必要です。

電子書籍を出版するにしても、新しい仕事に取り組むにしても、リサーチは必須。

集めた情報をもとに、これからの方向性を考えだします。逆をいえば、リサーチを習慣づければ何にでも対応できる自信が付きます。


たとえば、アンケートを作りたいが方法がわからない場合、

「アンケート作成」

で検索をすれば、アンケートの作り方がたくさん出てきます。

わからないこと、疑問に思うことがあれば、必要な情報をリサーチする習慣を付けましょう。


4. 良いアンケートとは

アンケートには目的があります。
欲しい情報を集めるためには、良い質問をする必要があります。


たとえば、

 A.動物の中で何が好きですか?

と聞く質問と

 B.どの動物が好きですか?次の中から選んでください
  ①犬  ②ねこ ③うさぎ

と聞く質問では、得られる回答が変わります。


犬について情報を集めたいのに、Aの質問だと、もしかしたら無回答かもしれません。あるいは、回答に小鳥やコアラが上がって、犬が上がらない可能性もあります。

いかにアンケートに答えてもらうか、欲しい意見を集めるかという点では良い質問を重ねる必要があります。


もし、電子書籍を出していなければ、こんなことは気にせず、ただただ質問を作っていたと思います。

そして、最終的に、

・回答してもらえない

または

・欲しい情報が集められていない


という結果に陥ったでしょう。

5. 良いアンケートを作るポイントは3つ

良いアンケートを作るポイントは以下の3つです。 
 ①記述を減らす
 ②重要な質問は最初に持ってくる
 ③質問の仕方に注意する

①記述を減らす
人は「書いてください」と言われると書く内容を考えるため、書くことに躊躇します。すぐに答えが見つからなければ書く手が止まり、離脱につながります。

回答を選択式にすると、自分でも気付いてない内容を瞬時に意識できます。どれか1つを選ぶ方がプロセスが簡単です。回答者のストレスを減らすと回答率のアップにつながります。

②重要な質問は最初に持ってくる
 質問数が増えれば増えるほど人はストレスを感じ始めます。

そのため、最初はちゃんと答えていた質問に対しても、後半になると面倒臭くなってたり、適当になってきたり・・・。

どうしても聞きたい質問は最初の方に持ってきましょう。


③質問の仕方に注意する

たとえば

「AとBのどちらが使いやすいですか」

と質問するとAが良いのか、Bが良いのか、純粋な意見を聞くことができます。

しかし、

「Aの使いやすい点はどこですか」

という質問から入ると、「Aは使いやすい」という前提が既に含まれています。

無意識のうちに意見が誘導されないように注意しましょう。


6. Googleフォームでアンケートを作る

パソコンは持っていないが、携帯は1人1台、常に携帯している時代。

アンケートの作成や、集計を効率よく行うためには、Googleフォームを活用すると良いでしょう。Googleに登録すれば利用でき、誰でも簡単にアンケートフォームが作れます。

集計結果も自動で作成。結果をスプレッドシートに飛ばせば、自動的にグラフ作成がされ、手間がかかりません。アドレス収集も簡単です。

Googleフォームは回答者の立場からも、答えやすいというメリットもあります。

アンケートフォームの作り方についてはこちらを参考にしてください。

アンケートができあがったら、リンクを貼り付けてアンケートを依頼します。いつでも携帯から簡単に回答ができると回答率も上がります。


アンケートはニーズ調査、顧客リストの収集や改善点の情報収集など、さまざまなことに役立ちます。


ぜひ試してみてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?