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THE TEAM 5つの法則

組織・チームビルディングに興味があったので『THE TEAM 5つの法則』を読んでみました。なんで興味もったのかっていうと今の職場に疑問を持ったから(ちなみに、2020/1に転職決定しています。その話はまた今度。)。

では、本の内容を整理!と思ったけど、興味あるとこが多すぎてまとまらなさそう💦
じゃーチームとは何??? に対しての自分の答えが『それぞれに役割がある中で、今日して目標を達成することができる』でした。
本書では、本来あるべきチームの姿とは?ということをAim(目標管理)、Boarding(人員選定)、Communication(意思疎通)、Decision(意思決定)、Engagement(共感創造)の視点から書かれている。

第1章Aim(目標管理)
目標管理や目的意識が重要で、良いチームの定義が『目標を適切に設定するのが良いチーム』となっています。確かに目標を達成するには、目標設定が必要で、目指すゴールがバラバラだとだめだよってことだと思う。で、その目標は一つじゃなくて、①意義目標、②成果目標、③行動目標に分かれている。自分のチームもそうだけど、①意義目標は忘れがちな気がする。

第2章Boarding(人員選定)
チームつくりに正解はないことを前提に、どんなメンバーが必要か?という観点から、チームの人選について書かれている。そして、ここでも『多様なメンバーがいるチームが良いチームだ』これって普段自分でも思いがちあるけど、状況によっては『均質なメンバーがいるチームが良いチームだ』ともいえるとのこと。環境(動きがあるか・ないか)の変化度合いと人材の連携度合いに応じて、自分たちの特徴を理解して、しっかり人選びをすることが重要ってことらしい。フムフム。

第3章Communication(意思疎通)
適切なルール設計を図り、無駄なコミュニケーションをやめる。相互理解・心理的安全のコミュニケーションを心掛ける。これらが生み出すチームメンバー同士の連携が重要らしい。あたりまえだけど、上の人が高圧的な場合、下の人は思ったことを言えずにどうしてもYesマンになりがちになるだろうし、自分の上司がそうだけど、話は聞いてくれるし高圧的でもないけど、最終的にはすべて上司の意向に沿う内容に修正される(自分の能力がないあだけ??)。
それと、第2章の4つのチーム分けでもルールの設定が分かれるそうな。中身が濃い第3章でした。

第4章Decision(意思決定)
チームの意思決定は3つ。「独裁」「多数決」「合議」ここでは納得感と時間の2つの軸で説明。独裁は納得感は低いけど、時間は短い。『リーダーはメンバーの反発を恐れずに決断をする。そして、自分たちチームの決断を、メンバー全員で正解にしていく。』これ、本当重要だと思う。結局、チームなんだよなと。一人が決めたからってその人一人ですべの仕事ができるわけじゃないから、どうやって個人が自分の役割を理解して、チームに貢献できるかが重要なような。

第5章Engagement(共感創造)
Engagementを高める4つのPって? ①Philosophy(理念・方針)、②Profession(活動・成長)、③People(人材・風土)、④Privilege(待遇・特権) チームのEngagementを高めるには、この4つのPが大切らしい。ちなみに、この章ではたくさんモチベーションって言葉が出てくる。自分もそうだけど、④だけでモチベーションも上がらなければ、エンゲージメントも上がらない。だけど、会社の方針ってお金あげてるんだから頑張ってね感は否めないなと思う。この4つのPを意識して、Boardingすると会社もチーム(部署)も、もう少しうまくいくんだろうな。

この5つの法則の組み合わせ?で、良いチーム作りが必要なんだと思う。一章一章にこれだけやっておけば大丈夫!的なことは書かれていないけど、どれも重要な内容でした。手元に置いておきたい一冊!!

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