#5 防音室をハウスメーカーで建てるならダイワハウスの「奏でる家」がオススメ
「家を建てる=とりあえずハウスメーカー」というイメージでいた私たちは、最初のきっかけとして、住宅展示場めぐりをすることにした。
住宅展示場に出展している会社となると、全国展開している会社が大部分であるが、そんなハウスメーカーのうち、「自社で防音室の設計対応までできますよ」と回答があったのは、積水ハウスとダイワハウスの2社。
残りの会社は「別会社に設計協力依頼をして、やったことはありますけど…」といった反応だった。
残念ながら私の場合は、ハウスメーカーで家を建てること自体を選択肢から外したので、計画段階で立ち消えとなってしまったが、もし、ハウスメーカーに依頼するなら、個人的にはダイワハウスがおすすめである。ちょーおすすめ。
そんなわけで、今回の記事はダイワハウスの非公式ダイレクトマーケティングである。
ダイワハウスの防音室は「奏でる家」という商品名があり、専用のカタログまで作成されている。ダイワが防音性能で優れているポイントは次のとおりである。
※繰り返しになるが、私は実際にダイワハウスで建てていない。そのため、以下の内容は契約前の説明やカタログを見る限りの、個人的な感想であることに留意いただきたい。
①住宅の仕様が防音性に優れる
②防音室を担当している方が信頼できた
③室内音響に関してはそれなりのこだわりを感じた
<奏でる家 リンク>
https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/lifestyle/kanaderuie/index.html
①住宅の仕様が防音性に優れる
パンフレット等の事例写真を見る限り、奏でる家の構造は特別変わったものではないように感じた。ドアや仕上げ材等は大建工業の製品を使用しているようだし、浮き床構造を標準で採用しています!といったこだわりも見られない。
では、なにが優れているのかというと、ダイワハウスの製品である「xevoΣ」は、一般的な木造住宅と比較して、外壁の構造が防音の面で圧倒的に優れていることにある。
カタログスペックでは一般的な仕様のみで50dbの防音効果を謳っている。
一番外側から説明すると、まず外壁材、ゴム、グラスウールボードがあり、合計132mmの断熱材(グラスウール)があり、そのグラスウールに接して間柱と屋内側の壁となっている。
(出典:zevoΣの技術 遮音性)https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/technology/sigma/residential/sound.html
実は奏でる家の壁構造は、この内側の石膏ボードにプラスして、防音パネル(という名の合板、遮音シート、石膏ボード)が付くだけである。
・・・それだけである。
各部材の重量やグラスウールの密度は不明であるが、確かにこれだけの厚みを確保し、また各部材間で振動が伝わりにくいような構造になっているところを見ると、音や振動を伝えにくそうな印象は受ける。
実際に奏でる家の防音性能を自分の楽器で体感する機会があったのだが、たしかに遮音に関しては十分できていると感じた。
まあ、ダイワハウスでは建てなかったんだけどね。
②防音室を担当している方が信頼できた
玄さんというダイワハウスの防音室の研究を担当している方がいる。奏でる家のパンフレットにもインタビューが載っているほどなので、そこそこ偉い方である気がするのだが、この方がまあ実にフットワークが軽い。
途中でお断りを入れたので、ダイワハウスとの打ち合わせは5~6回程度であったが、そのうち2回は玄さんとお話しできる機会があった(もちろん別件の用事あったのだろうが)。わざわざ奈良から色々な所に出張されていることを思うと頭が下がる。
また、防音室に対してのこちらの要望等の諸条件のヒアリングからはじまり、疑問点への丁寧な回答など、防音室単体であれば、この人と仕事がしたいなと思うほど、個人的には信頼が持てた。
まあ、ダイワハウスでは建てなかっt(以下略)。
③室内音響に関してはそれなりのこだわりを感じた
奏でる家の大きな特徴の一つが「コーナーチューン」と言われる、吸音材の商品だ。これはダイワハウスの自社製品であり、部屋の隅角部に設置することで室内の反響を調整する。類似の製品は、もちろん市販されているが、前述の玄さんとの打ち合わせでも、室内音響を整えることへのこだわりというのは感じられた。
まあ、ダイワh(以下略)
以上のことからハウスメーカーで防音室付きの家を建てたいなら、ダイワハウスの「奏でる家」は、検討の余地はあるし、個人的にはとても、とてもおすすめである。
・・・まあ、d(略)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?