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【南極】アニメ「宇宙よりも遠い場所」夢に向かい、進む人は美しい

南極

南極に行き、南極で活動することがテーマだ。四人の高校生が南極を目指し、南極で願いや自分の過去と向き合うことになる。その過程が素晴らしく、かなり泣ける場面が大きい。南極は確かに中々行けない。タイトルも上手くて、まさか南極とはタイトルからは読み取れない。南極に行くまでも見せ場があって、ざまーみろ!という台詞に想いが込められている。また、人間の嫌な場面も見えてしまう。あれだけ南極に行くことを馬鹿にしていた同級生が、いざ南極に行くと手のひらを返すのは非常に心象が悪い。子供だからこその悪意というか、嫌味が感じられて、何だろうこれは?と思うところがある。主人公達四人が純粋なだけに逆に目立つ場面になっている。しかし、主人公の親友が印象的で最初は南極を否定していたのだが、主人公と喧嘩、仲直りした後に北極にいくのは感動する。主人公達の想いが他の人にも影響を与えたからだ。こーゆー何気ない人間描写がこの作品の味になっている。何度も観ても感動するし、また観たくなる。特に南極に到着してから帰国するまでは南極の実際をあまり知らない分驚きがあるし、人間描写も良いから見どころ満載だ。

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