1分で読める「夏の高校野球」感想 甲子園の季節
甲子園の力
夏になると、甲子園をイメージする。スポーツでは一番の話題で、甲子園に遠出したこともある。子供の頃は理解できなかったが、大人になると、切なさがよく分かる。たった3年間なのだけど、子供から見たら永遠、大人なら一瞬の時間に対する意識の差があるからだ。折り合いをつけるには、あっという間に大人になるため、純粋な高校球児に真剣になる。
甲子園で活躍している球児に、大人は理想を追っているだろうなと感じる。傍から見たら、卑怯な手段はないし、それをしたら叩かれる。とはいえ、強豪校では、会社顔負けのレギュラー争いがあるから、純粋な実力主義には見えない。それを分かっているからこそ、裏にある毒々しい現実を敢えて見ないからこそ、理想を終えるのだ。
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