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人見知りを表面上だけでも改善

突然ですが、あなたは人見知りでしょうか?
違うと自信を持って言える方、羨ましいです。

僕は小さい頃からいくつかコンプレックスがありました。
・イケメンとは言い難い顔
・濃いめの体毛
・白い肌(肌が白くて毛が目立ってしまう…)
・身長(今は程よく馴染んでますが、小さい頃は断トツで身長が高かったです)

小学生の頃からのコンプレックスなのですが、子供って凄いセンスの良いあだ名を付けるじゃないですか。
僕もこれらのコンプレックスが要因であだ名を付けられていました。

そして中学生になる頃にはそれなりに人見知りの性格が出来上がっていました。
思い返せば拒絶される恐怖心が植え付けられてしまって、なかなか自分から心を開く事ができなくなっていたみたいです。
(今も少なからずこの傾向はあります)

人見知り故の大きな問題

社会人にもなると、社会の荒波に揉まれたりする事である程度は人見知りの改善ができて来ました。
それでも完全に抜き切れる事はなく、自分でも「これは本当に何とかしたいなー」と思う場面がありました。
それは電車で人に席を譲る事ができない時でした。

電車に乗っているとお年寄り、怪我人、妊婦さんなど座席を必要としている方々がたくさん乗って来ます。
特に通勤ラッシュの時間だと妊婦さんが多いです。
自分の目の前にそう言った方々が立たれる事も多いですが、「明らか」じゃない時って「どうぞ」っていう勇気が出ないんですよ…恥ずかしい事に。
ちょっとご年配の方、少しお腹がぽっこり出ているけどマタニティマークが見当たらない方。(背中側のリュックについているのかな…とか想像はできますが)
そういう方々が自分の座席の近くに立たれた時、僕はどうするかというと

座席を立って車両を移動してました。

周りも空気を読んでそこの席には座らず、座席を必要とされている方が着席するだろう…という甘い考えです。
断られた時に拒絶されたと感じるのが怖かったんですよね、それは拒絶では決してないのに…
でも、席を離れるってただ逃げてるだけなんですよ…
通勤中にそういった経験をする度に「いつまでもこれで本当にこれで良いのか?」という考えが強くなり、「改善しないと」という気持ちが芽生えます。

改善のためにとりあえず取り組んだ事

自分なりにこの性格を強制しようと2つの事にチャレンジしました。

1.海外一人旅
2.日本へ観光に来ている街行く外国人観光客の写真を撮影させてもらう

結果

これだけでは直りませんでした!(笑)
当時、28歳だったのですが、長きに渡り連れ添った性格を短期間で改善する事はできませんでした。

ただ、他にも日常的に改善出来るよう努める事で少しずつですが改善できて来たように思えます。
(海外一人旅と外国人観光客の写真を撮らせてもらった件については別でnoteを作成します。)

日常的に努めた事

大きく3つです。

1.出来るだけ誘いは断らない
→同僚や友人から初対面の人がいるイベントに誘われたら気が進まなくても参加
 どうしても気が進まなくてもとにかく顔を出す事でそう言う場に慣れる
2.聞き手に徹するのではなく、話し手にもなる
→これは拒否される事への恐怖心を振り払うのに効果がありました
 相手の意見、経験を聞くだけではなく自分の考えや経験を話す
 黙って話を聞くだけより僕にはある程度話をする方が向いてました
3.日常的に小さなチャレンジをする
→すごく小さな挑戦を1日のどこかで行うようにしました
 例えばコンビニでいつもと違うドリンクやお菓子を買ってみる
 ランチで入った事のない店に入ってみる、いつもと違う道で帰ってみるなど

これらを実施する事で「表面上」は人見知りの改善ができたと思います。

ただ、やっぱりどうしても知らない人と接するのに抵抗を感じてしまいます。
それでも日々の小さな訓練の成果で以前よりも前向きに人と接する事が出来るようになりました。

時間をかけて改善

僕の場合は性格を「変える」のは難しかったです。
それでも、少しでも改善をしようとすると「考え方」や「捉え方」に変化が現れ始めます。
そうした少しの変化こそが性格の改善の鍵だと思います。

新しい見え方を発見したらあとは突き進むだけではないでしょうか?
長時間かけて形成された物の改革は長期戦で挑む根気が必要です。

オチが弱いですね、すみません。今度は外国人観光客に突然「撮らせて」とお願いしまくった経験について書いていきます。

それでは〜。



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