見出し画像

建玉の練習

今日は【8570 イオンフィナンシャル】2004年6月のチャートです。
ランダムに表示された所から行います。局面は選びません。
赤の➩矢印がエントリー
青の➩矢印がエグジット
です。
「0-2」とは、「売玉ー買玉」の意味です。
チャートを1日ずつ送りながら、描いたシナリオに沿って玉を入れていきます。
※ 失敗や反省も含めてありのままを公開しますので、下手だなと感じる事も多いかと思いますが、その為の練習なのでご了承ください。

【8570 イオンフィナンシャル】

ここから見始めました。
■ 青タッチ2回目
なのは気になりましたが、
◇ 週足が上昇局面
◇ 緑は前の高値を越えて上昇局面が継続している
◇ 線の順番はパーフェクトオーダーで、緑はまだ青の上、上げ止まりのサインが出ていない
ことから、売りの理由がないので、取り敢えず買い下がることにしました。

1本目の平均コストが既に青の下であることから、次に足すなら、前の赤の安値と紫の重なるところだと思い待っていたのですが、①の買い値よりも下で玉を積む前に上昇してしまったのと、既にエントリーから9日目で少し長かったので、まだ上昇の局面は何も崩していないものの、一旦区切りということで、切ってまた0-2から入り直しました。

緑と青の交差の前に赤が緑を越えてくれたので、赤割れの緑に支えられた陰線は絶好の追加ポイントだと待っていたのですが、緑に支えられず割ってしまった。この程度の誤差は許容範囲かなとは思いつつ、怪しさがあったので0-4か0-5にする予定でしたが0-3の追加で様子をみました。
※ ここでまだ買い目線だったことにより、次の一本で状況が変わったことは把握したが、逃げの建玉への頭の切り替えが少し遅れた。

反省

今回の建玉の一番の失敗・反省は、2400円の節目に3回チャレンジをして負けたことから、2000円までの下げを覚悟して、7月の紫タッチの位置=前のローソク足の安値を割れている所で買いの追加をしなかったこと。2000円までの下げと見ることは悪くはないが、ここで平均コストを青の下に持ってくる必要があった。そうすれば7月中に手仕舞うことができ、8月には結果プラスで逃げ切れてはいるも、資金効率を下げずに済んだ。

緑が紫を割ることが確定した時点でこの買い玉は逃げる事を優先とし、前のローソク足の安値を割れたところで平均取得コストを上がった先で最初の敵になる紫より下に持ってくる為に追加。
青と紫の交差がまだ起こっていない一刀両断の下げなので、この下落は前の安値の2000円か、Maxでのオレンジまでの下落。そこまで落ちても大丈夫なコストの計算をしておく。

紫まで素直に戻ってくれたので、買い玉は手仕舞い。
紫を緑が割り込む深い傷を負っているので、ここからの本玉は売りなので、まだ緑の下げのワンターン中ではあるが売り。

赤の上にローソク足が乗ったので一旦手仕舞い。
下げて3か月で前の安値2000円に到達せず、緑の下げの角度も緩いので、すぐに売り直しはせず、青と紫の重なる2300円越えから前の高値の2500円までの売り上がりをすることを決める。

計画していたところに下から6本目で来たので売り

思っていたよりもあっという間に高値を越えてきたのでビビりましたが、
緑がまだ全部の線の下なので、計画通り売り。高値で横ばい、緑の高値を緑が超えられそうな流れになれば逃げることを念頭には入れておく。

オレンジまでは到達できるだろうと思っていたが、赤の上にローソクが出たので一旦手仕舞い。


感想

今回の練習の反省点は上に書きましたが、感想としては、こうなったらこうしよう予め決めていたことは、しっかり実行するべきということでした。
日々のローソク足で大陰線や大陽線が出現すると多少メンタルがふられますが、局面に合わせて描いたシナリオが崩れていないのであれば、その計画を忠実に実行することで良いパフォーマンスにつながり、再現性のある力になると感じたので、いつでも冷静にチャートと向き合えるメンタルを保つことの重要さを感じました。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?