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チャートリーディングの基本①ー前提

はじめに

 4年間苦戦を強いられていた時代、投資の何たるかは一通り学び、様々なインジケーターに手を出したり、高額な料金を支払い有名なトレーダーさんの講義を受講をしたりと足掻いておりました。
それによって多少の結果は得られたものの、結局誰かの手法に乗っかるだけではメンタルが伴わず、利益がでたところで早々に切ってその後ののびしろを逃すことが多くありました。
そして想定の逆にいかれた時の対処方法がそろって「損切」しかないことにも自分の性格との相性の悪さから行き詰まりを感じ、このままでは「コツコツドカン」をやりかねない、トレーダーとして自立する為の見通しが立たないと思いました。
 根拠の薄いトレードでは、相場に資金を入れている間のメンタル消耗が激しく、それは自分の理想像とは違っていたので、自らで根拠を持ち切ることが重要だと、自分の腑に落ちる道具のみを使用し検証を重ねてようやくどんな動きをされても対処のできる自分のメンタルに合った手法に辿り着きました。身近に投資をしている友人などが一切おらず手探り状態が続きましたが、この道具に辿り着くきっかけになった方との出会いには感謝です。

道具の説明の前に

前提として私の投資スタイルは、
  ① 基本的にはスイングトレード
  ② ファンダメンタルズは無視、テクニカルのみを使用
  ③ 取引銘柄は条件をクリアしたもののみ
  ④ 逆張り(ナンピンとは異なる計画的な買い下がり・売り上がり)
 
  ⇩ 詳細

① スイングトレード

 スイングトレードとは2、3日から数週間の短期間で売買を完結させるトレード手法です。
 私は短くて2日~長くて3か月程をかけてトレードをしています。
日中チャートは見ず、個別株は引け前の14時30分に判断をして注文を入れます。
暇なときは15分足で個別株のデイトレ、15分足と1時間足で日経先物を触ることもあります。
長期足のチャートの方が、参加者が多い分騙し的な動きが少なく信用できるので、短い足を見る事も勿論ありますが、判断は長期足に逆らわないようにしています。

② テクニカルのみでチャートリーディング

 ファンダメンタルズとは国や企業の経済活動状況を示す基礎的な要因のことです。

 ファンダメンタルズを戦いの道具として選ばなかった理由としては、個人投資家では情報が遅すぎる、少なすぎる事と、
結局株価は人の心理が表れていると感じるので、1つの事柄に対してそれぞれがどう感じるかは十人十色、株価にどう影響するかの断定は確信できるようなものではなく、毎度無理やりこじつけた後付けのニュースに踊らされる事は無意味だと感じた事が一番。

 且つテクニカル分析をする中でファンダメンタルズを無視する理由としては、株価には一定の特徴が存在すると感じて仮説の検証を重ねていったわけですが、その検証を行う際、その当時の世界情勢や企業業績はまさか考慮していなかったからです。過去の検証時に考慮せずに得た検証結果を根拠としているのに、リアルタイムだからと言って含めるのは心の弱さ故の行動かなと思いました。その為、最近では決算もあまり気にしなくなりました。小心者なので玉を減らしてしまったりはしますが…(;^ω^)

※ 過去の検証結果を根拠としていますが、電話や窓口オンリーでの取引を行っていた時代から、アルゴが用いられたりアプリでの即時注文が可能になった今とでは、時代の流れと共に相場も変化をしていると思っているので、手法も常にアップデートが必要だと考えています。

③ 取引銘柄の条件

出来高の多い銘柄のみを扱います。
その理由は、出来高の少ない銘柄は資金量の多い1人の参加者の意思のみでもチャートが動いてしまうから。過去チャートの検証を根拠としているので、そのようなチャートでは再現性がないと銘柄は絞っています。

扱うのは
 参加者の多い FX ・CFD・日経先物・個別株(条件をクリアしたのものみ)

個別株の条件
 ① JPX400と日経225
 ② 3000円以下
 ③ 時価総額 1兆円以上
 ④ 出来高 100万株以上


④ 逆張り (改「コスト管理法」)

逆張りとは「相場のトレンド(流れ)に逆らった投資法のこと。」なのですが、一般的な逆張りと私の言う逆張りとでは少し違いがあるかもしれません。
私は局面判断から得た相場のトレンドにはあまり逆らいません。ではどういう意味で「逆張り」という言葉を使っているかというと、
相場の局面判断に対して、短期的にローソク足や5日線が逆の動きになった所を、買い下がるor売り上がる ので、長期的な流れに逆らうことはせず、押し目を狙うという言い方の方が妥当なのでしょうか。例えば「上向き5日線の上に陽線が出た」などのサインが出てからの売買判断ではなく、サインが出る前にこうなるであろうと仮説のシナリオを立てて、そのシナリオに準じて玉を積んでいく方法です。短期的なトレンドには逆らう形になるので、逆張りという言葉を使っています。

ただ、相場の転換点を狙うときは一般的に言う「逆張り」をすることもあるので、言葉を変えた方が良さそうですね(^▽^;)

こういう自分の中の少し曖昧な部分を整理したいなという思いがあって、アウトプットの場をこのnoteに設けたので、早々にnoteを始めた意味があったなと感じれたところで、次回ようやく道具のご紹介をさせていただきたいと思います。

相場の転換点を狙う正に「逆張り」はそのままに、
長期的な流れに逆らった短期の動きに対して逆張りの買い下がり・売り上がり「コスト管理法」と呼ぶことにしてみます。



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