タケダオサミ

地元新潟の写真を撮る経営者です (sigma/canon/leica) 株式会社MG…

タケダオサミ

地元新潟の写真を撮る経営者です (sigma/canon/leica) 株式会社MGNET代表取締役 事業環境創造研究所BEECL所長 開志専門職大学・横浜商科大学 非常勤講師 一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト理事 Goodpatch Anywhereサービスデザイナー

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地方でベンチャー起業して10年。世間から「非常識」だと思われる会社を続けて分かったコト|株式会社MGNET

2021年10月3日、日曜日。 私たち株式会社MGNETは、本日で晴れて創立10周年を迎えることができました。 今日この良き日を迎えられていることは家族、スタッフ、関係者、そして大変大勢の愛のある方々に支えていただき、救っていただき、助けていただきようやく辿り着くことができた賜物でございます。 心より感謝申し上げます。 有り難うございます。 本当にありがとうございます! …と一方的に感謝だけ述べていても、知らない方が多いと思いますのでこの感謝の気持ちとともに株式会社M

    • 良いものの正体 -SIGMA fpとの再会-

      なぜか同じものばかり目に入ってきたり、同じようなことが周りで頻発することが稀にあります。あれは無自覚な潜在意識が表の物理世界と繋がることで起きている状態なのか、はたまた自覚する表層意識が裏の精神世界と繋がることで起きている状況なのかとても気になります。実際、自覚があるからこそ「同じものばかり」と思えるわけですし、一方でずっと考えているわけでもないとすると無自覚なのか…と、どうでもいい堂々巡り。 そんな偶然のようで必然のような最近の出来事として、ツイッター(自身のタイムライン

      • 年が明けるその前に「思い通りいかない面白み」に触れたい大晦日|2023感謝

        誰かの選択や挑戦を見たとき「なんで??(why)」と思えることが、相対的に本質的な面白みなんだと思います。 いきなりなんだ?って感じですよね。 そりゃそうです。一年以上noteを書いてないのでブランクしかありません。もはやこのブランクを乗り越えてこそ境地がまた見えてくるはずです。冒頭からただの言い訳です。 2024年は固める年にする。 そう決めてスタートするつもりですが来年はとにかく挑戦します! 🐲大学講義がなんと2→4コマに! 🐲MGNET新拠点またまた開設! 🐲武田

        • 不器用ベンチャー、田舎での挑戦。創業11年を経て改めて企業ビジョンの解像度を上げました|株式会社MGNET

          ご無沙汰しております。武田です。 ずっと写真ばっかり撮ってる日々なので、多分今の自分は写真撮ってる人のイメージしかないのでは?と思いますが一応他のこともしています。ほら。 えー、早いものでまたひとつ歳をとりました。 はい、自分もですが有り難いことに会社がまたひとつ成長できました。MGNETは本日10月3日で11周年、12年目に突入です。毎年言ってても全く慣れず新鮮な気持ちです。いつも本当にありがとうございます。皆様のお陰でまた次の年を迎えられました。ありがとうございます。

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        地方でベンチャー起業して10年。世間から「非常識」だと思われる会社を続けて分かったコト|株式会社MGNET

          ちゃんとしたカメラで写真を撮ること/自分とSIGMA fpの出会い

          結果的に自分はカメラを薦めたいのか薦めたくないのか、わからないけどとにかくカメラのことを書こうと思いました。 まずカメラの前に昔からモノにこだわりたいタイプだったので「はじめまして」の分野は出来るだけ調べて、その筋の人に聞いて、自分なりに納得して手を伸ばすようにしています。 もちろん「失敗したくない!」と思ってしまうのは性だと思いますし可能なら「自分に合ったものを」と考えてしまうのも自然かなと。日々の経営にも言えることですが自分が答えを出すべきことは「聞いても仕方ない」と

          ちゃんとしたカメラで写真を撮ること/自分とSIGMA fpの出会い

          楽しい!面白い!を追求するソーシャルデザイン企業が果たして儲かるのか?

          MGNET代表の武田修美です。 先日、MGNETは10周年を迎えました。 10周年を迎えたと言うことは10回目の通知表(決算書)ももらえます。今日の午後、第10期決算会議がありました。 まず結果を前に結果をお話しする前にどうしても触れたいことがありまして。ワタクシ、何度経験しても決算会議前の緊張感だけは変わりません。弊社は月次決算も行なっているためほとんど結果は分かってるんですが、今までを振り返ると大変な時が多かったことと、たぶん子供のころ勉強が全く出来なかったので、いつ

          楽しい!面白い!を追求するソーシャルデザイン企業が果たして儲かるのか?

          【小学生から素朴な質問】 地域の未来から受け取った企業の答え

          新型コロナウィルス感染症の影響で、3月〜6月までの学校で授業や講演をする機会は全てキャンセル、もしくは延期になって、徐々に世の中の規制が緩和されて行くにつれ、延期になっていた依頼が戻ってくるようになりまして。また少し緊張しながらスライドを作る日々が始まります笑 そこで一度(正しい言い方が未だわかりませんが)コロナ前とコロナ後…コロナと共にある時代と言ったほうがしっくりくる感覚ですが、今まで話してきた内容とこれから話す内容は著しく変化していることに気がつきました。 ・何気な

          【小学生から素朴な質問】 地域の未来から受け取った企業の答え

          Local Good Laboratory

          ローカルグッドという選択。 2020年は、今までの在り方を一回冷静に考えてみる良い機会になったのではと思う。その中でも大きく様変わりした生活様式。朝起きていつもの毎日が来る。何気なくしていた行動や段取り、関係性が突如として出来なくなった。 移動すること、食べること、働くこと。目の前の当たり前が一変したことで動揺も、困惑も、不安もいっぺんにやってきた。誰もが経験したこともないこの状況は、奇しくもアップデートする場面もあり不思議と新しい時代になることへの希望を感じずにはいられ

          Local Good Laboratory

          努力するタイミングの話

          やばい! やらなきゃ! とコン詰めてやってもイマイチ精度が上がらなかったり、無理してやってもどうも気持ちが乗らなかったり。ありますよね。 まず結論から言いますと(これはあくまで持論なのですが)実は奮起してやる、いわゆる“努力をする適切なタイミング”はその前の前の前にあると考えています。 適切なタイミングやばい!となる前の本来やれたらよかったところよりもさらに二歩前で自分を奮い立たせやらるかどうかが重要だと思うのです。 本当ならやれたら良かったベストなタイミングをゼ

          努力するタイミングの話

          変化することこそ常識。

          新型コロナウィルス感染症が猛威を振るう中、なかなか煮え切らない状況が続き、きっと明日には何かしら動きがあると思いますがその前に。 改めて、MGNETは常に“新しさと楽しさ”を模索し、ものづくりにとってより良い環境をつくることを使命に掲げています。 3月18日、スタッフの福田恭子が地域の次世代人材ネットワーク「NEXT」を立ち上げました。 3月27日、佐野大輔は今までの経験を生かし地域企業を後押しする「BOOST」をスタートしました。 そしてこの度、中川裕稀が4月1日に

          変化することこそ常識。

          地元の子どもたちから届いた年賀状に、地域の大人たちは可能性を感じ価値を見出してほしい

          新年早々に2回目の投稿です。 今回は地元小学生からとても嬉しい年賀状をいただきました。 えー、時間は少し遡り昨年の今頃、地元の小学校の総合学習のお手伝いをした際に「デザイン」についてお話しをしました。デザインとはグラフィックやプロダクトに限らず身の回りの出来事にも十分あてはまる。そのことを言葉と共に写真やイラストで説明する時間。 ※MGNETではデザインを「情報の整理と設計」と捉え、それにより生み出されるアウトプットを導く方法論として用いております。 彼らには面白おかし

          地元の子どもたちから届いた年賀状に、地域の大人たちは可能性を感じ価値を見出してほしい

          2020@集中の年

          新年あけましておめでとうございます。 昨年中は本当にお世話になりました。 有難うございました。 今年は節目の2020年。節目の40歳の年。数え年では41なので前厄となります。これからの3年間が人生で最も奮起するタイミングと捉え一気に駆け抜けます。 まず初年度の今年は「集中の年」。今まで様々な分野に広げてきた仕事の領域を絞り、ソーシャルデザイン企業としてクライアントの2年後の売上基盤を作る社会的事業の提案、実行支援、及び付随自社事業(自社ソーシャルビジネスであるFORやFA

          2020@集中の年

          面白さと楽しさ

          MGNETの武田です。 今日は「面白い」と「楽しい」の違いを考えて見たので書いてみる。 「面白い」 それはどこまでも客観視し、一歩下がるもしくは一歩先からその物事や事柄を意識し認識し確認している、されている状態。「ああ面白い」このような状況には大抵、中心人物は自分と別だったり、注目すべき対象が人ではなかったりする。そこで用いる言葉として「面白そう」という希望的観測や未来形のほうが扱いやすい傾向がある。すると自らが今経験いている状態よりは初見や新発見、そして俯瞰しているイメー

          面白さと楽しさ

          事実と想像

          事実と想像は案外違うことがある。世の中は大抵後者が廻る傾向が強く、事実とは大きくかけ離れた想像がまかり通った結果、事実をかき消した新しい正義が成立する。 問題はこの想像が廻ることではなく、想像に価値を生み出す力があるかどうか。大抵は気紛れや憂さ晴らしなど自己中心的な解釈から想像が生まれ易いため価値にはなりにくい。提案や議論など相対性を保ち利他的なビジョンを持った想像になることが望ましい。 そもそも性質として事実も想像も時流に繋がりやすいのかもしれない。ネガティブ思

          水に浮くトマトが不味いなら

          オランダに来てまだ5日目。それでもかなりインプットできている気がするのは初めて展示会目的ではなく、打ち合わせやミーティング、ヒヤリングに来ているからだ。(相変わらずゆっくりする時間がないのは大反省。) 自分の商品や考えを一方的に伝える機会ではなく、知らないことを聞いて、感じて、学んで、そして時には提案をして、双方向的に価値のある時間になっている。気がしている。 俺はまだ思い描いていることを上手に書き出すことができない。そしてそれを伝えることができない。何より自分の中で

          水に浮くトマトが不味いなら

          そのことが何より、この町にとってより良い環境になるのだから。

          今朝も戸隠さまに参ったあと町をあるく。変わらないこと。今も現役で夜な夜な歌声が聞こえてくるスナックの面影や朝なのに既にいい匂いのする食堂。変わったものもある。少しずつ減る昔ながらの家、建物。昔駅の周りは駄菓子やパン屋さんがあったりゲームソフト屋さんがあったりして楽しかったなと感じながら「いつかまたそんな町にできるんじゃないか?」と最近はふと思えてしまうのは俺の周りの環境がそうさせるんだろう。 話は少し変わり、MGNETに大型新人が入る。なんだか毎回新しい仲間が加わる度に言っ

          そのことが何より、この町にとってより良い環境になるのだから。