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裸体を撮る

セクシーな角度とか
エロティックな肉体とか
美しい背中のラインとか

初めに言っておくけど、
男性の欲情をそそるようなものではない。
自撮り棒なしの自撮りの身体は、
そんな妖艶な角度には映らない。

頑張っても標本レベルの肉体だ。


わたしには、
自分の身体を撮影する習慣がある
(爆弾発言!)

とはいえ、
趣味でも性嗜好でも何でもなくて

自己管理とダイエットのため

これで痩せるのよ。
本当…信じてないよね。
でも、まじで!


さて、
ちょっと分解しに行こう。


⭐️やり方

鏡の前に立つ

撮影する

非表示フォルダに入れる

だけ。しんぷるー!
どこに出すものでもなく記録用。
だから、
フォルダも非表示だし、下着も自由。
つけてても外してもいい。好きにしていいのだ。


⭐️なんでダイエットに繋がるの?

なんか痩せたなぁ。
なんか服が入るぞ⁉️
なんか…なんか……

ってとき、ない?

わたしね、
この「なんか」を可視化したかったの。

そして、
自分の体を「他者目線で見つめる」という時間が必要だった。


ダイエットカウンセリングとか、
栄養指導はできるけど、
なぜか自分の体になるとできない。

「この前食べちゃったし!えへっ💕」とか
「ここに肉ついてるーやだぁー💦」とか。
甘えや、
ポイント痩せをしたくなる。

でも、
ダイエットは習慣だから、
トータルバランスなの。栄養指導をしてて、本当に感じることだから、間違いない。

足の長さ、
手の長さ、
それに合わせた骨格
骨格のバランス
その骨についてる筋肉の配置
その筋肉のバランス
心の肥大化、甘さ、過度なプレッシャーなど。

トータルで見る。

だから、
「痩せる」というメンタリティの育ってない人には、メンタリティを育てるところからするし
「痩せる」という過度な重積ばかりの人には、ゆるく習慣化できるやり方を探す。

あっ、毎月1名だけ、ダイエット指導をしてます。まずは声をかけてみて。
バストも落とさず、皮だけ伸びていくような食べないダイエットはおすすめしないから。ちゃんと一緒に走るよ!


おっと、話がずれた。


要は、
以前の肉体と、今の肉体を比較できるからダイエットにつながるの。

自然と痩せたなぁ。なんで?
なんか肉ついた? なんで?
体、やつれた…かも。なんで?

わたしはこういう仕事だから、
この
「なんで?」が大事。

忙しかったから、ご飯をちゃんと食べれなかった、とか。
忙しくて、ドリンク飲んだよ、とか。
なんか風邪気味だったのよ、とか。
ストレスで食べちゃったし、とか。

そこまでわかれば、あとはわたしの仕事。

何を食べちゃったと思う?とか。
そんなに忙しいのによく頑張ったねぇ。今週はご自愛週間にしようか。とか。

聞き取りをして
楽しく続けられて、生活に合う方法を伝えるのよ。


わたしは、それをセルフでするから、
体型は、高校時代より綺麗になったし、
産前までバストも戻したし、
産後のお腹の皮もない。
伸びた形跡は、どこにもない。

でも、
年齢とともに、
肉のつく位置が変わってきてるのもわかるから、
だからこその「写真撮影」である。


⭐️思わぬ副産物

それは、
自分の体を好きになっていくこと。

意外な副産物だった。


実は自分撮影自体
1年以上続けてる。

カメラマンの花盛さんの「ぬいでみた展」の記事でも書いたけど。

コンプレックスがないわけじゃない。
でも、
そのコンプレックスに向き合って、

「傷はある。
 でも、傷だけがわたしじゃない」

「傷があるわたしも含めて、
 そこまで頑張ってきた自分だから愛おしい」

と思いたいのだ。


太ってても、痩せてても。
胸が小さくても、大きくても。
顔が丸くても、面長でも。
目が大きくても、小さくても。

それぞれ可愛いし、それぞれ愛おしい。

子どもに対しては、
どんな子ども相手でも、素直にそう思えるのにね。
自分になると適応できないのは、理想を知りすぎてるからだと思うの。


TikTokで自撮りをすると、加工が入る。
設定してなくても自動で入る加工。
ミクチャもそう。設定なんていじれないわたしでさえ、自動で加工が入ってる。

「あと少し目を大きくしたらこの画像のような顔になる」
「あと少し頬を痩せさせたらこの画像のような顔になる」

メンタリティが幼いまま、理想が見えちゃう。
「それでもこの顔が好き」と言いきれる人は、きっと少ないから、
年齢が若かったり、メンタリティが幼かったり、承認欲求が強いと、
整形したくなったり、加工したくなったりするんだろうなぁ、と思う。

でも、
その加工に終わりはあるのだろうか?


⭐️はじめは見るのも嫌だったよ

こんなことを書いてるけど、
撮影始めたときは見るのも嫌だったよ。
振り返りなんかできなかったし、

「うわー、自意識過剰」
「いい年して何してるん?」
「きもちわるー」
と、
自分で自分をいじめてた。
今より1年半くらい若いから、今より綺麗なはずなのにね笑

普通にいじめてたし、
「このフォルダ自体ヤバすぎ!」と
全力で思ってたし、否定してた。

お風呂に入る前に撮影する。

半年くらいしてから、少しずつ変わっていったの。

「案外悪くない」

めっちゃ素敵ジャーン!とは
なれないのが、わたしらしい笑
一足飛びにとんでも、
思考のくせなんてすぐには変わらないから、
反動がすごいことになる。
だからダメダメ😆

案外、悪くないなぁ。

と、
こっそり自信になる。


自信は、ちゃんと育つんだよ。
そして、
この「現在地を知った上での健康的な自信」がステキな自分を作るんだと思うから。


ちなみに,
写真撮影も気づきの仕組みのひとつ。
お近くの方はどうぞこちらへ。

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