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五島長崎の旅③有川から福江島へ

島から島への旅


7時の目覚ましで起きる。昨夜の楽しかった居酒屋にて朝食を頂く。ビジネスホテルと居酒屋は同じ経営、蔵元のお母様が営んでいる。朝食を配膳してくれていたのは前の晩に行ったスナックエリーゼのママのお母様だった。色々と繋がりが面白い。

し喜さんの朝食

朝食を頂き、前日と同じように蔵元の案内で島を巡る。前日再会を果たした方の務める石油備蓄基地を右手に見ながら島を南下する。

国家石油備蓄基地の洋上タンク

中野島の北の玄関が有川港なら南の玄関は奈良尾港だ。ここに奈良尾神社にはクワ科のアコウ樹が神社の入口を跨ぐようにして立ち、国の天然記念物としてもパワースポットととしても有名だ。

奈良尾神社のアコウ

息を止めて入口の鳥居からアコウ樹をくぐり、次の鳥居まで歩けると長生き出来ると「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で子供たちが哲ちゃんに教えていたように私も挑戦する。25秒くらいだっただろうか、最近水泳から遠ざかっている私にはちょっと危なかった。そして神社で家族の健康を祈願する。
奈良尾神社をあとにすると、小さな商店街は朝市の準備の真っ最中だった。蔵元が旅人の私達に食べさせたかった紀寿司(きずし)の到着を待つ。小鯵の骨、内蔵、エラなど食べられないところを丁寧に取り除き、酢で締められた一匹丸ごとの押し寿司だ。頭から頬張る。ほんのり甘く美味しいお寿司だった。

紀寿司

ここから北上し桐教会へ向かう。周辺の海の色がだんだんと青色に変わる。曇り空なのにこれだけ青いと晴れた日はいったいどれだけ青いのだろう。丘の上にある桐教会まで車で上がる。

桐教会

教会は日曜日と言うこともあって礼拝が開かれている。静かに海の見えるところまで移動する。丘の上からの海の色はまた凄い。海の底まで見えコバルトブルーに輝く。以前沖縄やオーストラリアで見てきた海の青とはまた違う青さだ。曇り空、冬の海なのにこの色は凄い。

桐教会から見るコバルトブルーの海

中野島から隣の若松島に繋がる真っ白な若松大橋を渡り、若松港から福江島に向かうフェリーに乗る。

福江島へ向かう豪華な船 オーシャン号

2日に渡り島を案内してくれた蔵元との別れだ。本当にお世話になった。彼と繋がらなかったら、いや彼の作る本当に美味しい芋焼酎に出会わなかったらこの旅はなかった。出会いと再会、寅さん、哲ちゃんの旅したルートに触れることもなかった。またきっと東京でも会える日は来るだろうし、再会したお客さんとは福江島でゴルフをすることも約束した。それまで暫しのお別れだ。蔵元と新上五島町に手を振り、フェリーは奈留島経由で福江島に向かった。

新上五島町 蔵元
さようなら また来ます
美しいトラス橋 若松大橋

福江島観光

若松港から福江島には1時間45分で到着。

福江島のシンボル鬼岳も見える

港から徒歩5分にあるニッポンレンタカー福江店だが、港にお迎えに来てくれるという。小雨も降るし時間を有効的に使いたいのでお願いした。約5時間の島内観光、スズキスイフトが福江島での足となる。

ニッポンレンタカー
スズキスイフト

福江島にもきれいな海や教会も点在するが、営業時間中にと、事前に予約してある創作フレンチのお店「ブーケガルニ」へまっすぐ向かう。福江港から約40分で到着。NHKBSの「いいいじゅー」で取り上げられた店だ。

ブーケガルニ

元々福岡市でお店を経営していたご家族が、コロナ禍を期に福江島の三井楽地区に移転移住した。周りは畑という場所で営む創作フレンチのお店で、ランチタイムは手打ち生パスタコース、シェフの気まぐれランチコース(肉が魚)、シェフのおまかせランチコース(肉と魚)の3つのコースから選ぶことになる。気まぐれランチコースを選び、そこでわがままを言わせてもらい、生パスタを別注。どのお料理も地元で採れた素材が活かされとっても美味しかった。

ハガツオのサラダ
黒トリュフのリゾット
自家製酵母を使ったカンパーニュ
五島豚のロースト ゴルゴンゾーラソース
五島ミズイカのイカスミパスタ
アップルパイとさつまいものアイスとコーヒー

ブーケガルニのインドアストリートビュー

ブーケガルニを後にして、福江島観光のスタートだ。と言っても時間が限られている。少々ブーケガルニでの美味しい食事に時間を割いてしまったため、絶対に観ておきたいところだけに行き先を絞る。まずはここからすぐの高浜海水浴場。日本一きれいな海水浴場とも言われる白い砂浜、遠浅で段々と色の変わる海の色。訪れたこの日は冬場でもあるし小雨と強風で、ここの魅力は劣ってしまうが美しい景色を楽しんだ。

高浜海水浴場

荒川温泉の足湯は車内からの写真撮影のみで割愛。温泉好きとしては残念だ。

荒川温泉足湯

次に向かうは大瀬崎灯台の展望台へ。断崖絶壁に立つ展望台から、東シナ海に面する大瀬崎灯台や周辺の岩肌がダイナミックに連なる景色を観ていると、今そこに立つ自分の小ささを思い知らされる。

大瀬崎灯台

傘もさせないくらいの強風のために写真を撮るだけで車に引き返すが、ここから眺める夕陽や舞いあがれ!で舞ちゃんたちが歩いた灯台まで行く長い道のりなどは次の機会でのお楽しみにしようと思った。何もこの日以降、二度と来ない訳では無いのだから。

荒々しい海岸が続く

そして福江島のシンボルである鬼岳へ。福江島の左下から斜め右上に向かうようなルートで進む。そう。福江島の3時の方角から反時計回りに島を周り、8時の方角からまっすぐ3時の方角へ。つまり島を半分走る形となった。下半分の景色はやはり次に来た時のお楽しみだ。
鬼岳。中腹に位置する神社周辺には木があるが、全体的には芝で覆われた山で、気軽なハイキングが楽しめる。福江市内や周辺を一望出来、星空もとてもきれいだと言うが、やはり小雨強風の影響で中腹の休憩所で引き返した。

福江島のシンボル 鬼岳

レンタカーを返却し、隣に立つGOTO TSUBAKI HOTELにチェックイン。

GOTO TSUBAKI HOTEL

宿を手配した時、男ふたり旅ゆえシングルルーム2つの予約をしたかったが、旅費が高額になると考えツインの部屋とし、予約したつもりであった。しかし、その後全国旅行支援の対象になったこのホテルに連絡を入れると、ダブルの部屋を予約してあることに気づき、慌てて変更してもらった経緯がある。当日まで気づかなかったり、ツインの部屋に空きがなかったらと考えると笑えてくる。

海の幸とともに飲む五島の酒たち

晩酌兼夕食に目星をつけていた居酒屋「こんねこんね」まで歩く。方言で「おいでおいで」だ。

こんねこんね

元牡蠣小屋で海の幸を使った創作料理が魅力だが、ここを選んだのは五島列島の全ての酒造会社のお酒を取り扱っているからだ。五島灘酒造、五島列島酒造、五島ジン、五島ワイン、五島列島産の原料で仕込む日本酒・島楽(醸造は長崎県諫早市)と並ぶ。まだ少し前夜のダメージを引きずる私の肝臓。小生からスタートするも、五島の海の幸に段々と調子も上がる。店主や他のお客さんとの会話も楽しかった。

まずは生牡蠣で
きびなご刺身
きびなごのフライ
ひうおぎ貝焼き
焼き牡蠣
サザエとあおさのペペロンチーノ

翌朝の長崎港へ戻る船酔いの心配があるので、深酒は謹んだ。

こんねこんねのインドアストリートビュー

また来るね〜
二次会は部屋にて


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