23年9月に読み終わった本、見終わったアニメ、映画の短い感想をまとめました。

皇国の守護者 1

5巻しかないのに1ヶ月かけて読んじゃった。7月末から9月頭まで。盆の帰省をはさんだことで途中で内容が少し頭から飛んだので、1、2巻読み直し。
あれだけの設定があればまだ書けそうなのに、打ち切りか？題材が日露戦争っぽいのでそう長く続く話ではないだろうけど。絵がめっちゃ好みですね。
てか原作の小説が作者の執筆が止まったうえ逝去で未完なのか。そして漫画も絶版、電子書籍にもならないらしい。
働いていたメイドカフェを卒業後、ゲストとして出勤した際、お客さんから譲り受けた。メルカリで買おうか迷ってたんですけど、絶版と聞くと、知人から譲られてあたしの手元にあるという現状がなんかいいですよね。ゴールデンカムイの話をした流れでこの漫画を紹介されました。
余談ですが、そのもっと昔に働いていたメイドバーでもジョジョ3部をお客さんからもらったことがある。これも長年お客さんの自宅の本棚で保管されていたもの。接客業をしていてお客さんから私物を讓渡されること、なんか響きは不穏ですが、書籍の場合は例外的に清潔なやり取りに感じる。衛生的かは知らんけど。魂を受け継いだ？ように思ってます！

欅のまんが棚

これもかつてお客さんにもらったもの。というか借りパクしてる。面白かった〜。絵が上手くて話はかわいくて好き。

咲-Saki-

見てすぐは久々に雀魂やったりしてたのにアタシ！やっぱり役がわからんすぎて続かん。
鶴賀学園に惚れて桃子と部長の回で泣いちゃった。ちがう、部長は蒲原だったわふつうに間違えた。

大上明久利作品集 KILLER QUEEN

かっこいい世界観の短編集でした。新人漫画家？デビュー作収録？ちょっとよくわかんないなクオリティ高くて荒削り感なくて。

マリー＆ガリー

どれみちゃんの絵柄でどれみちゃんの声だ〜！
登場人物、世界観、絵柄、ぜんぶかわいすぎる。面白いです。科学ほんとにわかんないのでタメになった。わかんなすぎるのでキャラ名なかなか覚えらんないけど。

マリー＆ガリー ver.2.0

ノリカの登場でマリカノリカのロリータ話が増えて楽しい。ゴスロリvs甘ロリ。あ〜フィギュアほしい〜！馬越嘉彦の絵がフィギュアになってる状態、我が家に置きたい！あ〜かわいいなあ。おジャ魔女フィギュアもほしい。うう、おもちゃばっかり家にあったら困る〜ほしいほしいは病気だ〜。

冬の道-吉村昭自選中期短篇集

吉村昭ほとんど図書館で借りて読んじゃってるけどこの自選短編集のシリーズだけは買い揃えると決めたッ！もちろんほかの短編集と収録作品が被ってるので読むのが2度目の作品も多い。「月下美人」「飛行機雲」なんて「逃亡」「帰艦セズ」より先に読むのと後に読むのとで2度読めば、そりゃあ面白いよね。作品と取材エピソードとをどちらも簡単に入手して読める作家って、他に、いますかっていねーか、はは

潮が舞い子が舞い

これ、あたしの9月のメインコンテンツでした。LINEマンガで課金して勢いよく読んじゃったんだけど、手元に置きたいから買おうか迷う……本棚に空きがないし……なーんて。ほしリスに入れてるから気が向いたらプレゼントしてみてね♡(真面目に乞うている)
かわいくてキレキレで最高だったな〜。突然プツッと始まって突然プツッと終わっちゃう。はじまりとおわりは起と結じゃない。ウワー阿部共実！って感じのキレキレのやり取りが、「ちーちゃんはちょっと足りない」を読んだ時より洗練されてるように感じた。たぶんあたしが高校大学社会とぼーっと生きてきた中でちょっとだけわかることが増えたからかも。

花の鎖

久しぶりに読んだ湊かなえ超おもしろかった〜。おもしろくて終わりの3分の1ほど時間も忘れていっきに読んじゃった。例によって映像化されてるのか。したほうがいいね湊かなえ作品は。
ママからもらって読んだよ。ママは湊かなえや辻村深月を読んでおもしろかった場合あたしにくれます。

超芸術トマソン

意図せず生まれた無用の長物の芸術は作意を超えてるという例。
それに目をつけて求めるようになって一定のパターンが出尽くして分類が終わって、というさみしさ。最初からそうなるとわかっていても、好奇心を出し惜しみせず初体験を楽しみまくっていいそうです。参考にします。

劇場版まーごめドキュメンタリー 肥満の結婚前夜

これの2部に行ってきたぞい。まーごめ180キロにつれていってくれた友だちにまた誘ってもらった。前日までなぜか友だちが1人で行くものだと勘違いしてて、自分の分もチケット取ってくれてるってよくわかってなくて、危ないところでした。
感想と別の余談を先に。余談①会場が元職場の近くだったのであの時のスタバ、あの時の便所の聖地巡礼をした。余談②翌日の夜からコロナ発症。初コロナでしたが39.5℃から翌朝37.5℃の復活回進撃、休みを満喫、しかし今ものど鼻の違和感に苦しんでいる。余談③この日、脳の出血で入院してる弟の攣縮期ってやつがついに終わったっぽい速報が入りあたしはすごくウキウキだったのです。

まードキュ2おもしろかったですね〜。180キロはLoveなども側面のひとつにし肥満ちゃんのひととなりを見ることができるって感じだったけど、ドキュ2は完全に二代目Mちゃんとの恋物語。と思いきややはりエンディングを聞くと肥満ちゃんから檜原さんへのラブソングで不思議。この二代目Mちゃんという曲者女性がとても魅力的。文化レベル高くて芸人と知り合う機会があってなんな業界の人なのかなあという感じ。能動的に情報収集してないあたしが知らないだけでなんかみんなMちゃんの素性を知ってるの？
選ばれなかった男が選ばれなかった理由を聞ける機会すごくないですか？げんしけんの、咲ちゃんの「そんな未来があったかもね」という名台詞の発生する回を思い出します。利発な女性、内省的な男性、悲劇は喜劇、こんなもの見せていただけて本当にありがとうございます。
連れていってくれた友だちが、同じ業界(舞台？土俵？)に立たないとチャンスないんだな、私は相手を追いかけて、搾取される立場なんだな、と言っていて、身近な女の子がそんなふうに感じていることが悲しかった。駆け引き？押し引き？でなく同じデカさの波がぶつかり合って巨大なゼロになるような関係を、その時にいいなと思うひとと築いている未来を、願っています。

映画プリキュアオールスターズF

おっとこれを忘れちゃいけねえ。最近サントラのサブスク出たので聴いてる毎日。トロプリのメンツがうつるたびに息が止まる。戦闘シーン狂うよね。あんなの子どもが見たら血管切れちゃう。大人だから血管切れるのか笑 ちょっとハッとするシーンで音が消えた瞬間に女児の「怖い……」という呟き声が聞こえてすごく良かった。こういう衝撃が後の人生で効いてくるんだろうな〜。ああ、もう一度、再生速度落として戦闘シーン観たいなあ。あの子が目立ってる！これあの人の作画担当シーンだろ！とか最初の気づきに気を取られてて、ぜんぶ拾えてないので……与えられたものすべて受け取りたい……

総括🍜

9月は弟の脳の血管が破裂して彼は生死をさまよいあたしの人生も一変しそうになったり(若いひとに珍しい病気？だけど若さゆえか脅威のスピードで回復しつつあります！このあいだ退院し今は頭痛を薬で抑えつつ日常を取り戻そうとしてますねん)、あたし初コロナでヘニャヘニャなってたり、とにかく仕事休みまくって時給制ワイ貧困極めて「死までの暇つぶし」モード。8、9月の給料あわせても高3の時のお年玉かき集めたより低い金額でヤバ。
いろいろあって生活が止まってた割にそれなりに娯楽を享受してたね。コロナで時が止まったままじわりと10月に入り、仕事のほうは、うだつが上がらないまま業務が増えていきかなり疲れてる。自分の悪いところが出てきたな〜と毎日思う。まあ体調良く過ごしてればなんとかなる！なんとかなるよね〜！

最近書いたコレも読んでみて〜。