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人生を変える時間

はじめに

 みんなー!一週間お疲れ様。今週は出張もあり、合唱コンクール絡みも始まって、なかなか忙しい一週間になりました。そのせいか、疲労感はなかなかのもんです…特にがちょっと疲れぎみ。来週は、2つの三連休があるので、うまく活用しようかなぁと思います。みんなは体調崩したりしてないかなぁ?疲れもコロナもうまくケアして、元気で有意義な連休にしてほしいなぁ。

今日のつぶやき

 テストが近づいているので、クラスの生徒は「テスト計画表」を提出する。そこには、学習の計画と実際にやった学習時間が書かれている。その勉強時間がどうも「本気とは思えない」人がいる。オレは、「勉強絶対主義」ではないので、勉強以外に身を立てる方法がある人は、それを伸ばせばいいと思う。でも、とりあえず高校進学を考えている生徒は、そしてまだそこに手が届いていない生徒が、手を抜いていていい理由はない。なのに、勉強時間が少なすぎる。ここの学習量で、人生は変わる。進路選択によって、置かれるレベルも、出会う人も全部変わる。24時間ある毎日で、人生を変えるために「3時間しか」使わない。だけど、満足いく人生を送りたい。そんなわがままが通るほど、進路選択は甘くない。もっともっと時間も労力も神経も注ぎまくって、本気になって人生変えにいくべきだと、オレは思っています。まもなく総合確認テストの結果も返ってくるだろうから、現実と向き合ってもらおうと思います。
 そして、後半は合唱の話。こういう発信を始めて、SNSでも教育関係の意見を様々目にするようになった。「体育大会は運動が苦手な生徒がかわいそうだ」「合唱は歌が下手な人には地獄」。やめろ族を中心にこんな意見を目にすることがある。これは本当に大きな間違い。これは「目的」を履き違えている。例えば、全員が「歌を極める」ことが目的の集団に、歌が苦手な人が入ってしまったら、これは確かに地獄かもしれん。でも学校の合唱はもっと他のことを学ぶためにある。そう、合唱は「手段」にすぎない。だから、歌が下手でも「目的」が達成できるので、やる価値はある。確かに得意な人よりは、苦痛な場面もあるのは事実だ。だけど、そのしんどい過程で、得意な人よりも多くのことを学ぶ可能性すらある。成長には「負荷」が必要。オレはその部分を忘れずに、生徒たちと合唱に向き合っていきたい。本当はどんなスローガンになったか、そしてどんな経緯だったかも書こうと思ったけど、思ったより長くなったから、3連休のどっかで書くことにするわ。

今日の名言

今の時間を大事にできない人は、
未来の時間もきっと大事にはできない。
ここで自分らしく生きることができない人には、
次なる道は開けない。

By 平尾 誠二(ラグビー選手)

 今日はつぶやきの前半にリンクする内容の名言を持ってきました。ミスターラグビーと称された男、平尾誠二さんの名言です。まだ中学生だから、頑張れなくてもしょうがないと、甘えている人は、高校生になっても、大人になっても、変われない「今」を大事にすることができない人になってしまうから。これはとんでもない損失。だからこそ「今」頑張ることが重要になってくる。そして、中学校は失敗が許される場である。その場で、自分を表現する訓練をしなければ、今後ミスの許されない厳しい社会のなかでは、チャレンジできない。だからこそ生徒には様々な要求をしているんだよね。みんなの生活はどうかな?今からでも遅くない。「今」と「自分」を見つめ直してみよう。

今日のTikTok

おわりに

 教師という仕事をしていると「今回はこうやってすすめよう」と子どもの前に立つ前にイメージを膨らませる。様々なパターンが頭に浮かぶなかで検討を重ね、ベストと思う案を持っていく。でもおもしろいもんで、子どもの前に立つと「こうしよう」と頭になかった違うアイデアが降ってくることがる。オレはこの直感を信じるようにしている。今日の合唱のスローガンがまさにそんな瞬間だった。詳しい内容は、明日以降の記事をお楽しみに…

それでは、今日も一緒にいい日にしよう。

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