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9/1のできごとを綴る…★

※ この画像は、うたたね日和さんからお借りしたものです…ありがとうございます!

今日はもう,3~4日経ってしまったけれども、
この日は、大事なことを2つ体験したので、
そのことについて、綴りたいと思います。
その1つは、朝鮮人虐殺の慰霊祭に参列したこと。
毎年のように,行ってはいたものの、
ツレは仕事で,滅多なことでは行けなかったので、
今年初めて一緒に行き,わたしが案内役になったし、
いつもわたしは遠めで,行事を執り行われるのを見ていました。
今年は、前の方にうまいタイミングで行けて見られたのです。

炎天下の中,数々のパネルが展示されているが、
人が動いて,暑いし読みづらくて、なかなか読めない。
関東大震災の混乱下で、虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する式典の実行委員会委員長の
宮川泰彦さん?(82)


お坊さんが南無南無…と唱えていた。


こちらも,別のパネルですね…


安田菜津紀さんも、来賓として参加…。


暑い中を,純白の服装で、慰霊の舞を踊る女性。
今もキリッとした顔立ちは健在だが、若い頃は美女だったろうなと言うおももち。


パネル3枚め…★


慰霊の花の立て看板が添えてあったので、撮影。


お坊さんの読経が終わり、横に片付けられてあった机。

この慰霊碑のある,横網公園は都所有の慰霊碑であり、
歴代都知事が慰霊文を送って来たにも関わらず,小池都知事は、
近年,1度も送らないようになってしまいました。

このリンクの記事をご覧頂きたいのですが、このように,
弁明している彼女の理論と、この虐殺の犠牲者の問題とは、
質を異にするので、ここへは改めて慰霊文を送るべきなのです。
それを,もう7年も送っていない…こんな知事が知事として、
務めを果たしていると,言えるでしょうか?
わたしはこんな誠意のない都知事は、即刻辞めて頂きたいと、
強く抗議したい思いです。

やがてわたしの持参した水筒が空っぽになり,ここに佇んでいて、
熱中症で,救急搬送されて迷惑かけてもいけないので、
ツレはまだいられそうでしたが、わたしがまずいと思って、
この場から2人で,去ることにしました。
まだ時間はありましたが、次なる予定地に向かいました。

次なる予定地は、渋谷。
2つ目は、渋谷のユーロスペースでの映画鑑賞です。

http://www.eurospace.co.jp/

恐らく,この映画のクラウドファウンディングの記事でしょうか…
こんなのも、見つけました。



もらってきたパンフの表紙

福田村とは、今でもキッコーマンの工場があるのか,
野田市の中にある村です。

https://www.kikkoman.com/jp/shokuiku/factory/

あらすじとしては、醤油の町としてにぎわい,
その村に来た行商のエタ(エタや非人と言うことばをご存じの方もいらっしゃるでしょうが、ご存じない方もいらっしゃるでしょうか…もう既にその当時は、大政奉還以降,そういう日本人の階級は無くなってはいた筈ですが、部落で暮らしていた者たちは、制度は撤廃されても,暮らしなどの補償はされずに、薬売りを営みながら,複数の世帯で売り歩いていた15人の人々がいたようです)たちが、同じ日本人でありながら,鮮人(朝鮮人の略語)と思われて、女こどもや妊婦さんを含む9人が、
自警団によって殺戮された事件です。
(エタについて…⇩)

http://archives.pref.yamaguchi.lg.jp/user_data/upload/File/ags/4-2-1-040.pdf

配役については、田中麗奈が静子役を演じたり、
永山瑛太は、その薬売のリーダーを務めていて、
東出昌大は船頭さん役…と、結構有名どころがキャストに入っていました。
わたしは、エンドロールに水道橋博士が載っていたのを見つけたのですが、
どの役で登場したのか,役名が記されていても、
ちっとも分らなかったところが、モヤモヤしています。
他にも、静子が夫に向かってわたしもひどいことをされた!と言い放ち、
そのあと場面が変わってしまって以降,そのひどいことと言うのが何なのか、
サッパリ説明がありませんでした。
このように,説明不足な点など、
モヤモヤがいくつか残り,消化不良の映画に終わっていました。
つれあいも,元軍属たちがあれだけ殺戮に関わり、
煽って,実際に手を下しているのに、
何だかうやむやになって、彼らの悪行に,
もっとスポットを当てなかった点が、生ぬるい感じで,
モヤモヤしたようです。
それでも,上のクラウドファウンディングの記事にもあるように、
誰もが、テレビでも報道やドラマ化を拒んだ問題に,
チャレンジングした森さんのことを、一定程度評価はしたいと、
わたしは思いました。

日頃から,防災について考える程、
わたしもまじめなことをやってはいないのですが、フェイクや
デマのニュースを,何を根拠にその情報が放たれているか、
冷静に,客観的な目で考えて捉えられるように、
常日頃から,やって行けたら…と、
強く願う,そんな映画でした。

                        (おしまい・2,027字)

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