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熊野市飛鳥町

三重県熊野市飛鳥町を散歩(ドライブ)してきました。
2013年に熊野尾鷲道路が開通して以来、熊野尾鷲間のアクセスは劇的に改善された一方、飛鳥町を通る42号線の交通量が激減しとても静かな場所になりました。
まだ会社員だった2013年前後、度々飛鳥町に通う仕事があったのですが、その当時でもすでに超高齢化社会を具現化したような集落だった印象があります。

SNSに掲載していない写真もちょっとだけあるのでまとめて載せていきます。
全てフィルムGold200での撮影です。
あれだけPortra400と心中するって言ってたのにね…残ってるの使わないと勿体ないんだもん。
ちょっと黄色被りするけど嫌いじゃないですよGold。


飛鳥町を流れる大又川
お気に入りの橋
この先に良くしてもらっていたおばあちゃんが居たが、今は空き家になっていた
その空き家の庭に咲いていた椿
透明度が高く、魚が良く見える
これら全て空き家 2013年頃は住民が居たはず
飛鳥神社
飛鳥中学校

頭上で姦しい鳶、鶯、燕なんかの声を聞きながら、そう遠くない将来この地域には誰も住まなくなるんだろうなあと考えていました。

脚が悪くゆっくり歩いていたばあちゃん。会うと一言目に「帰れ」と言い二言目に「これ食え」と言ってお菓子をくれたばあちゃん。いつも赤いタオルを首にかけていたじいちゃん。白い猫を3匹飼っていたばあちゃん。どこに行ってしまったんだろうか。

私は人々の営みが無くなりつつある地域で、点としての残像を眺め(あるいは思い出し)、それらが写るのを祈りつつカメラで記録するのが好きです。

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