わたしは彼氏の元カノが嫌だ。
相手を知らないから、嫌いじゃなくて、嫌。

元カノという存在がただただ嫌。タイトルを見るだけで嫌気が差すから、前後にラマを付けてなんとか自分をなだめようとしている。

これを彼に言っても困り果てるだけなのはわかっている。過去はどうしようもない。変えられるのは未来のみ、、、

感情をぶつけても断じてハピネスな結果にはならないので、もうちょっと掘り下げて考えてみることにした。(わたしはこういう過程を不安の因数分解と呼んでいる。)

なんで嫌？
🦙元カノに嫉妬しているから嫌
これは認めたくないが、そう。
自分が持っていないものを元カノが持っていると感じる。
愛情の大きさ(比べようがないから自分が1番だという確証がなくて嫌)、時間(付き合った長さ)、彼についての情報量(どれだけいろんな面を知っているか？)に自信がないと感じる。

🦙まだ彼の中に元カノがいるんじゃないか？と思ってしまうから嫌
これも彼に直接聞いたことがないし、聞いたところで真実の答えが返ってくるとは考えにくいので、知る由もない。

なんだかすごく自分がみみっちいやつに思えてきたぞ。

ただ一歩引いてみると、この嫉妬の感情は自分が「欲しいもの」を教えてくれているようにも見える。なので、負の感情をどうせならプラスに活かそう！ということで、なるべくポジティブに道筋(心の持ちよう)を考えてみようと思う。

①元カノに劣っていると感じる部分を克服する。
例えば、思い出をたくさん作る。「一緒にいた時間の長さ」はすぐに得られるものではないから、一緒にいる時により幸せな時間を過ごせるようにする(質を上げる)。私たちはお休みが合わないので、質に関しては特にそう思う。

誰よりもいい時間を過ごせた！と思えたら自信を持つことが出来るかもしれない。共通の趣味を見つけて(あるいは作って)一緒に楽しむなども、唯一無二の思い出にもなるから良さそうだ。
調べてみたところ、お互いのファーストアクション(生まれて初めてすること)を一緒にやることも深く思い出に刻まれるので効果的らしい。

②彼の中に元カノはいない！と信じる。
これは、すごく考えたけどもうたぶん信じるしかない。
元カノとの恋は彼の中ですでに終わったもので、比較する余地すらないもの。彼の中で元カノの存在はかなり小さい。と信じ込む笑
私の中での元彼の存在の小ささを確認してみるのも効果的だと感じた。もうあんまり思い出さないよね。

なんだかすごく、元彼だの元カノだの言いまくってる自分の方が嫌になってきたよ、、、

話はちょっと番外編になるが、ここまで考えて、私がここまで思い悩むわけもわかったきた。そもそも私には「比べる」ということが向いていない。定量化が苦手な私は、何かを比べるという場面に遭遇すると、定性的に比べようとしてしまう。これではなかなか答えが出ず、モヤモヤしたままになる。振り返ってみると、これまでの人生自分と他人を比べるということもほとんどせずに生きてきてしまった。
これは両親が私を自己肯定感の高い人間に育ててくれ、「根拠はないけど私って最高！」と思って生きてきた賜物でもあるので、一概に悪いものとも言い難い(？)

そして、こんなにも悩む時間が勿体無いとも思ってきた(急に開き直ってごめんなさい)。徒然と文章を書きつつも、どうしても解決までは辿りつかないことが最初からわかっているからだ。

悲しいかな、元カノと付き合っていたという事実は消すことができない。タイムマシーンに乗って彼と元カノを出会わないようにしないと問題の根源は無くならない。そして過去を変えたら今の私たちも出会わないかもしれない。悔しいけれど元カノも今の大好きな彼を形成した1人なのだ。私のために、彼に時間をかけてくれてありがとな！泣

その反面、何より強い事実に気づいてしまった。
元カノは別れたけど私は別れていないのだ。元カノには改善・向上の余地はないが、私にはこれからの未来がある。どう考えても私に勝気があるじゃないの。

なんかすごくくだらないことに思えてきた。
今はもう、一時的かもしれないけれど元カノのご健勝とご多幸をお祈り申し上げられるくらいの気持ちになっている。

文章にすることで、いろんな感情・事実が強調されて自覚にも自信にもなる。note、どうもありがとう。