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所持金10$、飛行機逃す【カンボジアボランティアpart5🇰🇭】

このカンボジアでのボランティアは2022年の夏
つまり、72時間以内のPCR検査での陰性証明が
日本の入国に必要な時期で、日本人も例外じゃない

なので俺もカンボジアの病院でPCRを受ける
でも、1つ問題が、、、

それは、大使館が指定している病院に行かなければならず、費用が高く、80だか100ドルする

そして俺はそれを知らなかった
さらに、払える金がない、クレカもない
何故か現金だけで来た

そこで、ボランティアのオフィスで会った日本人に
借りました(本当にありがとう)

PCRを受けて、しばらくして結果を受け取る
少し緊張したが、もちろん陰性

日本の外務省はPCRの結果を記入するフォームを準備しており、そこに病院に記入してもらう事になっていたが

この病院は病院オリジナルのフォームで
こちらに結果を渡してくれる

大使館のホームページには
それで大丈夫と記載されている

帰国の日になり、空港に行き
チェックインの時間になり、カウンターに行く

すると、このフォームではダメだと言われる
政府の出してるフォーム書いてもらえと言われる

俺は自分がしっかり大使館指定の病院に行き
問題は何もないことを説明するも効果なし

その病院に行って
政府のフォームに記入してもらえ、とのことで
電話番号教えて、爆速で病院に向かう

病院に到着、言われたのは
「今お昼休憩で皆いないからちょっと待ってね」

飛行機の時間があるから早くして欲しかったが
誰もいないので待つしかない

しばらく待って
休憩から帰って来たので事情を伝えると

「そんなものは必要ない、航空会社が間違ってる」
と言われる

彼らは正しい、他のボランティアの人に聞いたら
皆その病院でPCRして帰国してるし
その病院で何人かPCR受けに来てる日本人いたし

病院の人達に「大丈夫だから、空港に戻って
航空会社に説明しろ、間違ってるのはあっち側だ」
と言われたので、爆速でトゥクトゥクで戻るが

出発の20分前なのでもちろん誰もいない
チェックインカウンターは空っぽ

終わった、、、
10ドルしかないし
明日になるとPCRの72時間を超えてしまう
そしたら、また高額なPCR受けなきゃ行けない

とりあえず椅子に座って、ゆっくりする
出発時刻になる、何故か友達に電話して
「帰国の飛行機逃したわw」とか話しながら
時間を過ごす

でも何故か焦りはなかった
心のどこかで、まぁ少なくとも、いるのは地球だし
どうにかなるべと思っていた

そしたら、航空会社から電話がかかってきた
そう言えば病院行く前に番号教えてた

なんか空港会社のオフィスに来いとのこと
ボスが待ってるらしい

オフィスに行って、そこのボスとお話しする事に

ボス「お前はこれじゃ帰れない」
オレ「帰れる、ホームページ見ろ」

なんとですね、大使館のサイトの病院紹介ページは
そのサイトをカンボジア語にすると消えます
日本語だけそのページがある状態

金払えば便を変更してやると言われたが
金ないし、俺の責任じゃないし

他の航空会社では大丈夫なのだから行ける
と自信があったので、強気で立ち向かう事に

1時間程の帰れる、帰れないの言い合いの末

政府指定のフォームに自分で病院のオリジナルフォームに書いてある内容を記入しろと言われ

それで、帰れる事になりました
(最初からそうしろや)

元々、乗り換えがベトナムであり、8時間の待ちだったので、それに間に合う便をとってくれました
(もちろん無料です)

ベトナムで乗り換える時にも、同じ航空会社に
PCRのことを指摘されましたが

「プノンペンでも同じことを言われたが、解決したからここに居るんだ」
と言ったら納得してくれました

無事日本に到着し、空港でPCRの結果を見せる時
病院のオリジナルフォームの方を見せましたが
それで問題ありませんでした
(完全に航空会社の情報不足でしたね)

まぁ色々ありましたが
楽しかったし、どうにかなったので

めでたし、めでたし

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