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アニメ「ヴィンランド・サガ 2シーズン 第16話【大義】」感想

どうもOSOCHANです!
ヴィンランド・サガ シーズン2の
第16話「大義」をさきほど視聴しました!

▼アルネイズの想いに心動く!

前回また逃亡したガルザルでしたが、
手負いが酷く、もうすでにどこへも逃げる力が残っていません。

アルネイズはガルザルを連れて、
大旦那様の家へと向かい匿(かくま)ってもらいます。

だが、そのあとヘビ達が大旦那様の家に到着して
アルネイズを囮にして、ガルザルが現れるまで見張りを始めます。

エイナル達はガルザルがまた逃亡したことから
アルネイズの元へと訪れます。

アルネイズは事の顛末をエイナル、トルフィンに話します。

見張りを殺し、ガルザルと一緒に逃亡し、
大旦那様の家に匿(かくま)っていることを・・。

トルフィンは心の中でつぶやきます。
「また客人が(殺された)・・・まずいな。最悪だ。」っと。

ただの逃亡者ならヘビ達もそこまで必死に追いかけませんが、
ヘビの手下達を5人も殺してしまった状態では、
絶対見逃せられる状況ではなくなってしまったからです。

もちろんいまアルネイズに話しかけている中でも
客人に見張られている事を唯一気づくトルフィン。

エイナルに何気なく
「一緒に皿洗いしているように誤魔化そう」っと言います。

座り込む3人。

アルネイズは自分がガルザルを見つけ出す囮とさせられ、
ヘビ達が小屋で見張っていることも伝えます。

それを聞いたエイナルは
「なんでそんな無茶なことを!?」
「お腹の子のためにも嵐をやり過ごすって!?」
っとアルネイズを問いかけます。

アルネイズは我慢できずに泣き出します。

「夢を見てしまったのかもしれない・・」
「お腹の子と、ガルザルと、家族の夢を・・」


ここから泣きむせる感じのセリフでしたので、
たぶんこんなセリフです。
「また戻ってきたって・・戻ってきたって・・」
「あんなに自信に満ちた目は・・あんなにも・・」
「なんて惨めなの。キャルディンを失って。二人惨めに生きながらえて。」
「それでもまだ夢を・・」

アルネイズは奴隷に身を落ち、雇い主の子を授けたい今でも
またガルザルと家族として生きる夢を
心のどこかに残していたのでしょう。

なんともジーンっと心がやられますね。。

それを聞いたエイナルはアルネイズに問います。

「アルネイズさん。ガルザルさんと運命を共にする覚悟はありますか?」
っと。

エイナルは、二人を逃すために力になると言います。
(エイナル、、本当にアルネイズさんを好きなんだなぁ・・泣)

「もうそれしか道がありません・・」っとエイナルは言います。

トルフィンもずっとエイナルを制止してきたが、
客人をたくさん殺し、アルネイズの切実な想いに遂に心が動きます。

「俺も力になります。ふたりいれば何か策があるかもしれない。」
っとトルフィンは言います。

アルネイズの想いに心動き出したトルフィンとエイナル。

せっかく奴隷からの解放される日も近いのに。

二人を逃すという厳しい道を選択してしまう。

▼ヘビと大旦那様

母屋で監視していたアナグマ(ヘビの手下)。

だがウトウトと居眠りを・・。
(下っ端感あるなぁ笑)

ヘビが食器をアナグマにぶっつけ、
「寝るな。次にアルネイズから目を
 離したら鼻を打ち折るぞ」

いやぁ・・ヘビの手下も大変だなぁ・・笑

食事の準備をしたいとアルネイズが母屋に入るが、
ヘビは「外で食事の準備をしろ」っと言います。

常にアルネイズを外に出しておき、
ガルザルを誘き出きだす魂胆のようです。

外で食事の準備を始めるアルネイズ。
それを母屋で眺めるヘビ。

ヘビの横で寝込んでいた大旦那様が
突然話を始めます。

「不憫のもの達だと思わぬか?のぉ?ヘビよ。」

「奴隷とは、劣っているものがなるにしてなると言うものがおるが、
 奴隷には運がなかった。ただそれだけだの事だろう。」

「わしもお前も運が悪ければ、奴隷になっていたのかもしれない。」
っと大旦那様は言います。

「それが何か関係あるか?
 手下5人殺されて
 このまま剣ぶら下げて生きていけるかよ!」

っとヘビは返します。

そんな怒りを抱えたヘビに大旦那様は続けてこう言います。

「ならば剣を捨てるがよい。
 剣を捨てねばその禍根は断てねないのではないのか?」

っと、まるでトールズが息子のトルフィンに
剣で生きる虚しさを諭したシーンを彷彿とさせます。

さらに大旦那様はヘビにこう言い続けます。
「私の畑をくれてやろう。
 土を耕し、命を育ててみよ。
 剣を振り回すよりマシだろう。」

なんとも懐が広い大旦那様。
実の息子ケティルよりも実は絆が深いのでは?
っと感じるエピソードでした!

▼陽動作戦

見張りをしていたヘビの手下が
母屋の近くに怪しい影を発見します。

ヘビ達はガルザルが現れたと思い、
母屋から飛び出て外へ向かいます。

実はこれ。
トルフィンとエイナルの陽動作戦。

エイナルがフードを被りガルザル役として
ヘビ達から逃げ惑う間に、
トルフィンが母屋にいるガルザルとアルネイズを運び
南の国境へと向かう作戦でした。

エイナルは上手くヘビ達を外に誘導して、
母屋から離れさせることに成功しますが、
ヘビだけは途中で勘付きます。

深傷を負ったガルザルが全速力で走れるわけがないと。。

ヘビは手下達を追わせ、自身は引き返してきます。

トルフィンは母屋に向かい、
大旦那様に馬車を貸してもらうよう説得しますが、
大旦那様は
「わしも付いていく、そのほうが馬車を止められた時の対応ができる」
っと率先して手助けに参加する事をトルフィンに言います。

「そんな大旦那様をそのように巻き込むのは・・」っと
トルフィン言いますが。

「ええい。とっくに巻き込まれておるじゃろ!」っと
大旦那様はパシャリっと言い返します。

そんなこんなで大旦那様も参加して
アルネイズ・ガルザルの救出を進め、
トルフィンがガルザルを馬車に乗せた時に
異変を察知します。

▼トルフィン vs ヘビ

陽動作戦を勘付いたヘビが母屋に戻ってきていたのです!

途中から馬を降りて走ってきたせいで
まったく足音が聞こえず気がつきませんでした・・。

さすがヘビ。色々と隠密行動も心得ているのね。。

ヘビと対峙したトルフィン。

もう何を言っても見逃してもらえないのは一目瞭然。

剣を片手に向かってくるヘビ。

トルフィンはなんとか剣を掻い潜って
ヘビを抑えることを思考します。

だが相手はあのヘビです。

その時、思考中のトルフィンに対して
肩を叩き「やるのか?トルフィン」という
アシェラッドの亡霊が語ります。

「純粋な人助けだ。お前には大義名分がある。」
「まぁ、もっとも。向こうには向こうの大義名分があるだろうがな。」

「どうする?トルフィン」
「あくまでも非暴力を貫くか、それとも一戦ぶちかますか?」

っと、トルフィンの心を惑わします。

そんな思考中のトルフィンに間合いを詰めてヘビが近寄ってます。

間合いに入った瞬間。

トルフィンはヘビの顎を狙い腕を素早く伸ばします!

が、ヘビはギリギリのところでかわし、
剣を振りおろしますが、トルフィンもギリギリ避けます。
が、間も空かずに二ふり目がさらに襲い掛かります。

が、トルフィンはそれをギリギリで避け、剣を蹴り飛ばして
間合いを広げて逃れます。

やはりヘビはただものではありません。

中途半端に挑むことはできないと察したトルフィン。

心臓の鼓動が鳴り響きます。

「寝ぼけてて勝てる相手かよ?」っと
また亡霊のアシェラッドがトルフィンにつぶやきます。

トルフィンはある構えをし始めます!

それを見たヘビは一瞬で危険を察します。
(このあたりのアニメの表現が凄い!)

そうです!

アシェラッドと一緒にいた頃の荒々しいトルフィンが
二つの短剣を使っていた頃の構えです!!

以上となります。
次回の「家路」となります。
昔の型を取り戻したトルフィン!
対するヘビとの戦い!!
次もかなり楽しみですね!!!

ではまた次回!

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