西武ドームの真夏日・デイゲーム・満員御礼の条件で野球観戦をする
西武ドームで快適に野球観戦できるのは、5月と9月のたった2か月しかない…
9月も中旬となれば、選手や観客の熱気と、ドームの隙間を通り抜ける秋の爽やかな風が一体となり、最高のスタジアムとなる。
そう予想し、9月17日の西武ドームのチケットを予約したのは8月中旬。
しかし、2023年の太平洋高気圧は異常な強さであった。
いつまでも居座り続け、9月17日の予想最高気温は34度…。
こんなことなら、8月のナイトゲーム観戦のほうがましだったのではないか。本当に野球観戦なんてできるのか。いや、そもそも選手がプレイできるのか。
そんなことを考えてしまうが、せっかく手元にあるチケットを無駄にすることなんて出来るはずもなく、西武ドームへ向かうこととした。
やはり私は生粋のライオンズ好き。
これから訪れる過酷な環境での野球観戦を考慮しても、西武ドームが近付くにつれ、気持ちが高揚してくるものだ。
13時からのデイゲームなので開門予定時間は11時。
室内練習場を覗いた後はとくにすることもなく、ひたすらに日陰で時を過ごす。
暑かったからか、ありがたいことに開門時間が前倒しされ、いざ入場。
肝心の観戦環境はというと、動かずに団扇やハンディ扇風機で風を体に当てていれば、以外と普通に過ごせた。
ただグラウンドで動く選手たちはそうはいかなかったようだ。
ライオンズの先発ピッチャーは隅田。
良いピッチングをしながらも、打線の援護をなかなか得られず勝ち星に恵まれない不運のピッチャーのイメージ。
もっとも最近では、打線の援護もそこそこあるみたい。
対するロッテの先発はというと、
初めて見る佐々木朗希。
ここにいるほとんどのライオンズファンは、正直、今日は佐々木朗希を見に来たに違いなかろう。
ライオンズファンが希望する展開はこうだ。
佐々木朗希は160㎞を超える速球を投げ込みライオンズ打線を5回まで圧倒。
しかし隅田も佐々木に負けない気迫のピッチングを披露し、5回を終わって0‐0。
試合が動いたのは6回。佐々木の失投を逃さなかった中村剛也が左中間スタンドにソロホームラン。
ライオンズは隅田が7回を無失点、佐藤、クリスキーの継投で1-0で勝利。
実際は…
佐々木朗希が、この過酷な西武ドームの環境に適応できず、コントロールが定まらず四死球を連発、そこに我らが栗山が佐々木の球を完璧にとらえ先制のタイムリー!
さらに外崎が一塁線へどん詰まりのポテンヒットで追加点。
佐々木の速球は確かに速かったが、この日の最速は160㎞。
佐々木の敵は西武ドームだったな。
一方の隅田は初回から2回1死まで4者連続三振という快投。
さらに4回まで無安打投球。
見に行くといつもライオンズの先発は、グダグダな投球でダラダラと失点するのがお決まりだったのに!!
こんな展開ではおもわず、何か食わずにはいられない!
ライオンズ焼きを購入。いつも空いている一塁側で見るので、かなーり久しぶりのライオンズ焼きなのである。
外側はパリッと中はもっちりした食感の生地がうまい!
たい焼きよりも分厚くて、生地のもっちり食感をたっぷりと楽しめるのが良いね。
試合は最後、抑えのクリスキーが簡単に2死を取る。
これは勝ったなと思っていたら、なぜか次の打者にストレートのフォアボールを与える…
始まったかと思う間もなく、次のバッター岡は最高の打撃音を場内に響かせ、レフトスタンドに完璧なホームランを叩き込む。
盛り上がるロッテファンたち。凍りつく3塁側の青い色のファン。
クリスキーは次の代打、角中にもツーベースを打たれ、場内にいる全てのライオンズファンは覚悟をしたが、最後のバッターを何とか三振に仕留めゲームセット。
ただ、最後の三振は振り逃げとなり、まだ若いキャッチャーの古市はかなり慌てていたけど。
隅田に勝ちがついてよかった。よかった。
翌日、ガーミンのストレスレベルを見てみると…
西武ドーム内にいるときは常に高いストレスレベル。
まぁ、気温のせいか、試合のせいか分からないけど。
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