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続:ロードバイクから出る異音(パキパキ音)が気になってしょうがない

治ったと思っていたロードバイクのパキパキ音。

しかし!坂をダンシングで気持ちよく登っていたら、またパキパキと音が…

治ったと思っていたものが、治っていなかったときの絶望と言ったらない。また不具合箇所の特定からやり直しなのかと思うと、ゲンナリだ。

ただ、クランク周りの増し締めで、音が一時的に止んだのも事実なので、再度クランク周辺をチェックしてみる。

早速チェーンリングの締付けボルトを確認すると、4箇所のうち1箇所が緩んでいる…。いや、緩んでいるというよりは、ボルトが空回りしている?

なにかボルトの様子がおかしい…

違和感を覚えつつ、増し締めしていくと、急に手応えが無くなった…嫌な予感…

ボルトがポロリン…
…やってしまった。
過剰な締付けによりボルトをネジ切ってもうた

このボルトはアルミ製で指定トルクは、7〜8Nm。力のかかる箇所なので、しっかり締付けたい箇所なのだが、締め過ぎも厳禁である。
おそらく前からボルトは破断していて、固定されていない状態だったと思われる。そこにとどめを刺した…。

十中八九、このボルトが遊んで、カチカチ音が発生していたのであろう。

さて、破断させてしまったこのボルトの交換をしなければならない。
クランクやチェーンリングはローター製なので、ローター純正部品で探したが、あまり売られていない上に情報が少ない。

そうなると、適当なリプレイスメント品を探すことになるわけだが、いまいちチェーンリングの取付け穴の経、長さなどの規格が分からない…。

チェーンリングボルトの規格が分からん

チェーンリング取付けボルトとして販売されている製品には、フロントシングル用とダブル用の2種類あるのは分かった。

それとシマノの一部製品にはチェーンリング側にボルトの受けとなるメスネジがあるようだが、私のローターのチェーンリングは一般的なボルトとナットで止める仕様。

つまり、ボルトとナットがセットとなっている、フロントダブル用のチェーンリングボルトを買えば問題なかろう!と判断。

アマゾンを見ると、信頼性のあるシマノ純正から、強度や精度に不安の残る中華製のものまで選択肢は豊富。
後悔のない選択とするため熟慮し、この製品に決定!

この製品を選んだ理由としては
・ナット側が六角レンチで受けられる
・パーツメーカーとして一定の信頼を得ている
色はキャニオンのイメージカラーの青とした。
地味な方が好きなのだが、せっかくお金を出してリプレイスメント品を購入するのだから、交換した雰囲気も欲しかったし。

ポチり受け取り完了。

5組入っている。
キレイにアルマイト加工されており、工作精度も問題なさそう。

早速、交換していく。

ボルトを全部外すとチェーンリングが落ちてしまうので、1箇所ボルトを外したら、その都度新しいボルトを仮組みしていったほうがよさそう

交換は既存のボルトを外して、新しいボルトを入れるという、5歳児なら喜んで手伝ってくれそうなシンプルなもの。

ただ以下の点には注意が必要。
・チェーンリングが落ちないよう、ボルトは1箇所ずつ交換していく
・ボルトが固着している場合がある
・チェーンリングが均等に固定されるよう、ボルトを対角線上に締付けていく

まあ、簡単です。
幸い、ボルトの固着などはなくサクッと交換できた。
ボルトの径や長さも問題なく取付け完了。

「交換した」という感じがあって悪くない

早速試乗してみる。

どれだけダンシングしようが、ペダルを踏み込もうが、以前のような不快な金属音はきれいサッパリなくなった。

これでまた、坂をストレスなく全力で踏み込めるな…!


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