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ウドンタニっておいしいの?

みなさん“ウドンタニ”ってご存知でしょうか?
うどんの谷?うどんの名産地?
いえいえ。タイの東北部(イサーン地方)に“ウドンタニ”と呼ばれる地名があります。
私もタイに来るまで知りませんでした。
ウドンタニとはサンスクリット語で北の都と言う意味だそうです。
その名の通りイサーン地方(タイの東北地方)では中心的な機能を持ってます。
今回はウドンタニってどんなところなのかを紹介します。

ウドンタニの概要

ウドンタニはタイの東北地方と呼ばれるイサーン地方という所に位置します。バンコクから飛行機で1時間程度で到着します。
その中でも北部の方に位置しており、ラオスの首都ヴィエンチャンまで街の中心から1時間ほどで行くことができます。その地理的特性のため、昔から中国、ベトナム、ラオスなどと交易がありました。
そしてそれらの文化は今でも街の至る所に残っています。

ウドンタニの街並み


見どころ

タレーブアデーン


ウドンタニで有名な所と言えば湖一面に咲く蓮の花が有名です。12月〜2月までの期間限定です。残念ながら私は時期を外してしまい見ることが出来ませんでした。
行かれる方は時期を確認してから行かれることをオススメします。

泰中文化センター


中国の街並みを再現しており、ちょっと中国の雰囲気を感じられます。
120年前ウドンタニには11の中国人家族が移民し、彼らが小さな町だったウドンタニをイサーン地方での中心的な街として発展するきっかけとなりました。そのため街中でも中国風な雰囲気が感じ取れます。
施設内では中国茶の試飲や中国衣装を着て写真撮影なんかもできます。
あと中に川が流れており鯉が大量に泳いでます。一回20バーツの餌やりすると意外と面白いです。

泰中文化センター

市場


ウドンタニ市内には至るところに市場があります。
市場に行くと普段は見られないイサーン地方の面白い食材が見れます。
容器いっぱいにピョンピョン跳ねる活きのいいカエルや、赤蟻の卵(カイモッデーン)、タガメなどの昆虫のフライ、ネズミの開きなどなど。
朝の散歩がてらにちょっと覗いてみると案外楽しいかも??

おばちゃんが袋いっぱいに掴み取りしてました
赤蟻の卵
ネズミの開き


グルメ

ベトナム料理

ベトナムからの移民が多く街中にはいくつかベトナム料理屋があります。その中でも一番有名なお店に行ってきました。VT Namnuengというお店です。

お店は結構な大きさですが、お昼時となると人でいっぱいになります。
この店の名物は店名にもなっているネームヌアンです。豚の練り物を串で焼いたものになります。
他にも生春巻きや、焼き豚、レタス、パクチーを薄焼き卵で巻いたパンホムという料理をたべました。
味付けはどれもあっさりしており、日本人の口に合う味付けだと思います。ただ付け合わせに出てくる薬草の中にはとてつもなくクセが強いものもあるので、パクチーが苦手な方はご注意ください。

左にあるちくわのようなものがこの店の名物ネームヌアン
生春巻き
パンホム


カオピアック

カオピアックという米粉でできた麺料理があります。柔らかいうどんのような麺が鶏からとった出汁のスープ入っており、こちらもクセがなくあっさりしており日本人の口に合う味だとおもいます。人気店なのか3時くらいに行きましたが、満席でした。


カオピアック 福岡のうどんに似てる?

イサーン料理

ウドンタニに来たからにはイサーン料理を食べないわけにはいかないということで地元の人に勧めてもらったChabaa Barn E-san Vintage Kitchenというレストランへ向かいました。
ちょっと街から離れているのでGrabで行きました。(注:ウドンタニはタクシーがほとんど走ってないので、車がない人はGrabを使う事をオススメします)

前菜的なもの
名前がわかりませんでした。
香草に米粉の麺や、赤貝などを巻きソースをかけて食べます。
この赤貝が生だったので食べる勇気が出ず、麺ばかり食べてました。
一応ここのオススメみたいです。

ソムタム・プラー・ラー

ソムタム(青パパイヤの激辛サラダ)はもともとイサーン地方の料理です。プラー・ラーという魚を発酵させたタレを使うのがこの地方の特徴です。魚を発酵させているため匂いがキツイです。このクセのが好きという人もいますが、私はちょっと無理でした。

ソムタム・プラー・ラー


プラー・ラー(魚を発酵させたもの)


コームーヤーン

豚の喉の炙りです。日本でいう所のトントロです。美味しくない訳がありません。他のイサーン料理にやられた我々の救世主となりました。

コームーヤーン

カオニャオ・ダム
黒い色をしたカオニャオ(もち米)でした。普段のカオニャオと違い、プチプチとした食感があり、美味しかったです。
コームーヤーンとの相性も抜群です。

カオニャオ・ダム


まとめ


皆さんもウドンタニに行く機会がありましたら参考にしてみてください。
見どころはそこまで多くないので1、2日で十分見て回れると思います。
またイサーン方面へ行く場合などの経由地として組み込んでみるのもいいかと思います。

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