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イリャヴォのヴィスタ・アレグレ・ミュージアムに行ってきた♪

ポルトガルを代表する高級磁器メーカー、ヴィスタ・アレグレ(Vista Alegre)を愛してやまないワタクシ。念願かなって創業の地、イリャヴォを訪れました♪

アヴェイロからイリャヴォへの行き方

リスボンからアヴェイロまで特急電車で2時間18分。アヴェイロからはバスで行きました。始発の乗り場があるバスターミナルは、鉄道アヴェイロ駅の東側にあります。駅の地下道を通り抜けて行きました。

アヴェイロ駅の向こうに見える赤い看板の建物がバスターミナル↓

乗り場番号と時間を受付の女性に聞いたものの、バスが何台もあってよくわからなかったので、「Vista Alegre?」と運転手さんに行き先を確認してから乗車しました。バス代は2.1ユーロでした。

降りるバス停の一つ手前が「イリャヴォ(Ílhavo)」というバス停なので、焦って降りないようにしましょう!運転手さんが「ここだよ」とおしえてくれた「ヴィスタアレグレ (Vista Alegre)」で降り、バス通りから路地に曲がり、まっすぐな一本道を10分ほど歩いて、ようやく到着しました。

博物館と工房

オプションのオーディオガイドをつけて、入館料は8ユーロでした。

博物館では、1824年創業のヴィスタアレグレの歴史や製法を学び、貴重な展示品を見ることができます。この地で良質な土が取れたことから陶磁器・ガラス製品の生産が始まり、労働者が増えるにつれ敷地内に学校や教会も作られ、町そのものとして発展していったそうです。磁器を焼くための大きな炉も展示されていました。

中でも心奪われたのは、工房の見学です。「撮影禁止」のサインを見ながら階段を登っていくと、しーんと静まり返った真っ白なフロアに出ました。そこに白衣を着た染付の職人さんが数名いて、真っ白に焼かれた磁器のフィギュアに、筆で色をのせていました。SF映画に出てきそうなクリーンな空間の中で、伝統的な絵付けの工程が行われている様子は、、、なんだか夢を見ているような不思議な時間でした。

ショップとカフェテリア

ため息をつきながら工房を出ると、そこはヴィスタ・アレグレのショップでした。広々としたスペースにヴィスタ・アレグレの商品がかなりの品揃えで陳列されています。この店舗の特長は工芸品とデッドストックが手に入ることでしょう。私はオンラインショップでは「売り切れ」になっていた「マルガォン」シリーズのアッシュトレーを手に入れました。ティーバッグを置いたり、ちょっとした小皿として愛用しています。

その後、隣のヴィスタ・アレグレのカフェで休憩。ハムチーズサンドイッチとレモネードをオーダーしました。が!サンドイッチがミニミニすぎて笑った!

帰りのバスの時間を調べておくべきだった

その後、バス停に戻りましたが、アヴェイロ行きのバスはどうやら行ったばかりのようです。調べると次のバスは1時間後(笑)時間が惜しいのでスマホでイリャヴォのタクシー会社を調べ、車を呼んでアヴェイロに戻りました。Uberも調べましたが、郊外なせいか、この地域では見つかりませんでした。

近くにはヴィスタアレグレのホテルも!

ヴィスタ・アレグレの世界にどっぷりと浸り、満足してアヴェイロに戻ってきてしまいましたが、実はなんと、ミュージアムの近くにはヴィスタ・アレグレのホテルもあるのです!!
モンテベロ系列のホテルで5スター!ホテル内レストランのテーブルウェアはもちろん、お部屋の内装の花瓶やデコレーションにもヴィスタ・アレグレが使用されているようです。さらにスパやプールまで完備。ファンにはたまらない仕様となっております!
ぜひいつか泊まってみたぃぃぃぃぃぃぃい!!!

Montebelo Vista Alegre Ílhavo Hotel 

「お皿は重くて持って帰れないけど、Vista Alegreは大好き♡」という方にも良さそうですね♪


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