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見せる笑顔

表情って大事。
笑顔って大事。
にっこり笑うと子どもも笑うし、
無表情だと心配そうな表情になる。
子どもは親の鏡だ。

マスクをしていても
目元で表情を読み取ることができる。
マスク生活によって
子どものコミニュケーション能力の発達に
影響が出るのではなんて懸念されているけど、
確かに、きっと影響は皆無ではないと思う。
でも新しいコミニュケーションの手段を
生み出せるんじゃないかと期待している。
子どもは柔軟で自由なのだから。

数日前のネット記事で
この先マスクを外せないとコメントする
20代、30代がいるという見出しを見つけた。
この2年間でマスクは必須アイテムとなり、
素顔をさらさない生活を強いられてきた弊害か、
ありのままは恥ずかしいらしい。
かの雪の女王はありのままを解放し
喜びのあまり歌い上げていたのはほんの数年前のことなのに。

確かにマスクを外した途端黙られたら嫌だ。
出掛ける時、鏡を見ながらマスクを着けて、
最後に顔の向きをちょっと斜めにして
目に力を入れてキメ顔してみると、
私でも2割ほど美人になれた気がする。
2割増し美人の私が
10割普通の私になることで
がっかりされでもしたら、
立ち直るには時間がかかりそうだ。
それこそマスクを手放せなくなるかもしれない。

私はマスクを外せないとは感じていないが、
躊躇することや着けていてよかったと思う時がある。
人混みとかそういう場面ではなくて、
人と話している時や特に美容院にいる時だ。

緊張や気の遣いすぎから
表情がぎこちなくなってしまうため
自分の笑顔を苦手に思う。
感情はあるし
毎日家族とは笑い合っているけど、
外で他の人と接した時に
どうしても笑顔が強張ってしまうのだ。
美容師さんと鏡越しに会話すれば
自分の口元が気になって仕方がない。
でもマスクをしていれば
目元のシワは気になっても口元は隠れて気にならない。
先月末の私はリラックスして会話できていたように思う。

笑顔は大事だと理解しつつも、
見せることに躊躇する相反する気持ちも本当で、
いわゆる以前の生活が戻ってくる怖さがある。
急に訪れたコロナ禍なのだから、
ゆっくりとリハビリするように
生活が戻ってくれたらいいと思う。

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