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なんでもない10月の、フィルム1本分

今回はいつもとは少し趣向をかえて、フィルム1本分の写真をぜんぶ公開しようと思います。
カメラはいつものCONTAX T、フィルムはコダックカラープラス200です。

10月のある平日

その前の日曜日にフィルム詰めたものの二日間なにも撮らずにすごしました。
いつぞやに間違えて医院のレントゲン室に持ち込んでしまったフィルムでしたが、「いつものカメラ屋さん」で訊ねてみたら、空港みたいな強力な放射線でもなく、ケースにも入っていれば直接照射でもなければ大丈夫、と言われましたのでやっと使うことに。

1枚目は、会社の健診の日。
県庁と市役所の近くの「健診センター」なる場所で午前中バリウムのんだり、恐怖の採血室(例年看護師さんたちを手こずらせるわたし、ことしは5分程度であっさり放免)があったりしたのですが、市営駐輪場の空きを気にして、いつも安定の前のりをして、公園で時間を潰していたりしました。


前のりしすぎて、暇だったので近所を一周。

午後は半休もらっていたので、いつものギャラリーへ。
毎年恒例の「仙台写真月間」第2週が始まる日でした。
下のカットは、夜の「星空カフェ」ですね。(コップが違う)

あいまのなんでもない日々に

また別の日に「写真月間」第3週をみにきたのだったか。
この週からしばらくの間、星空カフェおやすみで、たぶん路頭に迷っている常連さんも多いと思われ。

またまた別の、職場の休憩室(倉庫の一郭)での昼休みがひまでひまで、という日
このカメラでも多重露光できなくはないんじゃね? と思い立ち
巻き戻しノブを起こしクラッチをかませて巻戻しボタン押しながら巻き上げ…と、言葉だけではわからん操作をやってみた。

そのあとの日曜日。
ご常連の方がカメラ欲しいけど…とおっしゃるので
いまやらないでいつやるんですか、とカメラ店のはしごをした日。
待ち合わせ場所にまたも前のり、暇だったものの一枚撮っただけでした。

「#コーヒーなしでは生きられない」人の休日1

市内で大学女子駅伝があった、またしても日曜日。
微妙な空模様なのでちかてつで北仙台、そこからほど近い「仙台浅草」という横丁のあるお店を昼間間借りしてるのかな? ある珈琲豆の焙煎をされている方がときどき販売をされているとききいってみました。

仙台駅近くには「仙台銀座」なる呑み屋横丁もあるけど
どっちも昼間はこんな感じですね。
カウンターに腰掛けて話しをしながら、ひと口150円でコーヒーの試飲もできるといういいシステムで、おしゃまはコスタリカの深煎りを200g購入。
自室で手回しで豆を挽き毎日のんでいます。

「#コーヒーなしでは生きられない」人の休日2

その足で次に向かったのがこちら。

以前から「この囲いのなかの旧い建物群なんだろ?」と思っていましたが
再訪してピンときました。ここが噂の? 「宮城野納豆製造所」
学校かなにか研究施設かと思ってたよ…しかし東北大ではなさそうだしという疑問、正門にまわり解消。
すごく味のある建物でしょう。
このなかの倉庫だったという建屋をリノベしたのがこちら「となりのえんがわ」さん。
この日はイヴェントで開放していましてね。
おしゃまの友人がケーキやらランチやらを忙しくつくっていました。


このブルーベリージャムみたいなの、茄子なんですってよ!
友人は凄腕スイーツ職人なのでした。
世が世なら行列できる店のパティシエだけど、お店は持っていない。
「となりのえんがわ」さんで時々間借りカフェやってるんだとか。

やべえ線路発見

ひとしきり珈琲とおやつを楽しみ、帰りぎわに話しをしてまたねと帰路につこうとしたおしゃまの目の前に…


なぜかブレている

入ってきたときには門扉のレールが変なとこに埋まってるなあ程度にしか感じなかったのですが、退出時にビビビ(歳がばれるなあ…もういいけど)ときたのでした。
建屋の中…工場だね…をのぞくとトロがレールの上に乗っている。
現役らしい。はじめて見たよ。

なんとなれば、これ国の登録有形文化財なのでした。
かってに現状変更できないんだな。そりゃいい雰囲気のまま残ってるわけだ。

カフェの入口が道路側にもあった

あるいて国道45号線沿いのバス停まで歩くと、いにしえの市電通り時代からあったと思しき古いビルあり。

こんな風景も、マンション建設ラッシュ止まらぬ仙台では珍しくなりました。


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