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熊野本宮

2024年2月10日のこと。

いつもは息子の介護をしていて、自分の自由な時間は制限されている。その息子が1月から入院していて、2月9日の時点で来週すぐに退院とはならないという。
明日から自分の時間を自由に使える3連休ができたんだ、と気付き、「どこに行きたい?」と自分に尋ねた。間髪入れずに私の心は「熊野!」と答えた。というわけで前日夕方に熊野行きを決めた。宿泊先を決め、仕事帰りにみどりの窓口へ。
※くろしおは全席指定なので予約が必要。

紀伊勝浦までの切符を買ったけど、当日朝、みどりの窓口で紀伊田辺に変更してもらう。急に決めたから那智の滝だけでも行ければいいと思ったけど、やっぱり熊野本宮にも行きたいなと思って。

初めて憧れの熊野に来たのが2022年10月なので1年4カ月ぶりの訪問になる。
熊野は私にとって遠い遠い場所だった。車に乗れないから神社間の移動が無理と思い込み、まとまった休みがないと行けないし、行き方も分からないからと二の足を踏んでいた。
行ってみると、そんなことなかった。自分でハードル上げて、「できない」「行けない」を体験してただけ。私はほんとは自由だったんだ。憧れの遠い場所は大好きな場所になり、また来たい場所になった。

紀伊田辺を10時15分出発。バスに揺られること1時間35分。「あっそ」とか「うだつ」とか「とど」とか変わった名前のバス停(地名)が多い。11時50分ごろ、熊野本宮に到着。
かっこいい狛犬さんにご挨拶。そしてもちろん、本宮の神さまにご挨拶。「お久しぶりです。また来させていただきました!」

宮司の書いた「運」の文字シール

熊野本宮大社の旧社地、大斎原(おおゆのはら)。日本一の高さを誇る大鳥居は34メートル。鳥居を見上げると、大きな青空が広がる。そうだよ、この空を見させるための鳥居なんだ。鳥居までの道も、何もない広々とした空間なので開放感がある。

産田社にもお参り。
本宮そばの「おとなし茶屋」で昼食。
森のふくろう文庫に入って1冊購入。

産田社
おとなし茶屋のきつねうどんと炊き込みご飯
森のふくろう文庫ののぼり

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