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熊野速玉大社の本坪鈴の音色にうっとり

2024年2月12日(熊野の旅3日目のつづき)

神倉神社参拝後、歩いて10分くらいの速玉大社へ。
速玉大社は2月10日の夕方もお参りしたが、本日は午前中に参拝。空気が違う。とても清々しい。同じ神社でも日や時間帯によって全く異なることを実感。

【本坪鈴】
拝殿入り口に吊り下げられている鈴のことを本坪鈴(ほんつぼすず)というらしい。速玉大社で参拝時には、ぜひこの本坪鈴の音色を楽しんでほしい。巫女さんが舞の時に持って踊る、神楽鈴の大きいバージョンが取り付けてあるのだ。

大きな神楽鈴

シャンシャンシャンと震える音がなんとも清らか。お参りする人が鈴を鳴らすたびに美しい音を奏でてくれるので、立ち止まり耳を澄まして聴いてしまう。ある参拝者は、真ん中に立ち、右手で右の鈴、左手で左手の鈴を同時に鳴らしていた。なるほど音が倍になる。私も同じようにやってみる。
ほかでは見たことないので、神職さんに尋ねると、特注の神楽鈴を取り付けているとのこと。

自分の撮った動画を貼り付けて鈴の音を聞いていただきたかったけど、note初心者のため分からず、画像のみになってしまった

【熊野もうで餅】
お土産ものは地元限定で販売されているからこそ価値が高まる。もし551が全国どこでも購入できたら、あんなに人気ではないだろう。大阪でしか販売していないから大阪駅で行列になるのだ。

「熊野もうで餅」も、販売場所が限定されていて熊野三山のみ。本宮か那智大社か速玉大社に詣でた人しか買えないのである。前回職場のお土産に好評だったので今回も買うつもりだったけれど、賞味期限がとても短いから、帰る当日に買うことにしていた。やわらかいお餅の中に甘さ控えめのあんこが入っていて香ばしい玄米粉がかかっている。見た目は素朴でどこにでもありそうだけど、見た目を裏切る美味しさだと思う。
速玉さんで購入したら、境内の御神木のなぎの葉っぱをくださった。強い葉っぱで縁が切れない、財布に入れるといいという。

速玉大社でもうで餅を購入した時にいただいた葉っぱ
珍重庵ホームページより
珍重庵ホームページより
もうで餅の包装紙は神社によって異なるとのこと。これは速玉大社のもうで餅の包装紙
樹齢千年の御神木のナギの木。宝物館の前。ここでもご挨拶

社務所ではナギの実のお守りを授かって帰った。友人へのお土産。

速玉大社ホームページより

紀伊勝浦や新宮で食べたものや、もうで餅以外のお土産は次回へ。

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