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3つの財団に採用されて考えてみた民間給付奨学金の必要書類や願書の書き方、面接などについて。

初めに。

 今回はいつもと違って自分の思考の整理のためではなく、この手の情報を必要としている学生の方に向けて書きます。僕は給付奨学金をホイホイ取って来れるような頭脳明晰品行方正な学生ではないですし、とにかく数を出すしかなかったので応募当時はいろいろとドタバタでした。このnoteが何か僕と同じように奨学金を必要としている学生の方の一助になれば幸いです。沢山応募を出す際の書類準備のコツなどについても書いてみました。また奨学金について気になることがあれば確かNOTEには著者にメールを送信できる「クリエイターに問い合わせる」的な機能があったはずです。そちらから連絡いただければ可能な限りお答えします。それがだめならnoteの僕のトップ画面にインスタのリンクを張り付けておきました。そこからDM頂いてもかまいません。ここで書くのは主に民間企業、財団主催の給付型奨学金についてになります。僕は合計19の給付奨学金に応募し、うち3つの財団から採用通知を頂きました。また、このnoteはそもそも奨学金に採用される十分な実績を持っている優秀な方向けではありません。そういう方に僕が言えることはなにもありません。自分には取り立てて強みがないけれど、とにかくいくしかないんだという不器用な青春を駆け抜ける学生さん向けの内容になります。

このエッセー最後で述べているまとめを冒頭にコピペしておきます。以下がおおよその総論で、本文ではそれぞれについて詳しく書いているだけです。
『最後に全体を包括して言っておきたいことがあります。冒頭でも申し上げましたがこのnoteは給付奨学金を鮮やかに取ってこれるような輝かしい実績を持つ学生の方向けのものではありません。とにかく必要だからダメもとで応募してみるという僕のような学生の方むけのものです。そしてそういった学生の方はいくつか応募してみてもかなりの確率で落とされるわけです。しかし落とされたからと言って落ち込まずに冷静に対処してほしいと僕は思うのです。大前提として応募時点でできることとできないことがあります。まずできないこと。それは成績や研究実績といった過去の実績を変えることです。そしてそれらは奨学金のおそらく最も大きな採用基準の一つだと思います。ここが芳しくないと確かに奨学金取得の難易度は格段にアップします。僕もそうでした。ですがもし本当に奨学金が必要なら、そんな自力ではどうしようもないところはさっさと見切りをつけ、過去を悔やまずこれからできるところに目を向けるべきです。それは願書のような自由記述の箇所を徹底して磨き上げること。そして他にも応募できる奨学金はないか、有名どころだけでなくネット、大学の担当部署などを通じて徹底して調べ尽くすこと。そして書類提出のスケジュールをきっちりエクセルなどで管理し、もれなく応募しきることなどです。民間奨学金の中には財団が大学を通してしか募集をかけない内部専攻型と呼ばれるものもあります。そういったタイプのものはしっかり大学の部署などで調べてください。特にマイナーなあるいは新興の奨学金の方が競争が緩い傾向にあるはずなので重要です。
 長くなりましたが民間奨学金の応募に関して僕が言えることは以上です。皆様の学生生活が実りあるものとなることを願っています。』

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