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韓国は反日なのに台湾は親日な訳とは?

今回は韓国は反日なのに台湾は親日な訳について戦前、戦後に分けて解説していく。


1.戦前

戦前、つまり日本の統治(植民地)時代の話である。
ここはあまり台湾、韓国で大きな違いはない。
どちらも日本の統治政策に対して反乱を起こしていた。
台湾で言えば乙未戦争、韓国では3・1独立運動である。
違うところを挙げるとすれば乙未戦争は日本の台湾統治が始まった直後に清の残兵や台湾住民と日本軍が戦った戦争であるが、3・1独立運動は韓国住民が日本から独立しようと起こした暴動といったところである。
反日が強い韓国の統治の方が酷かったのではないかと思った人もいるかもしれないが、そんなこともない。ある程度の言論の自由も与えられ、李氏朝鮮や大韓帝国時代にあった奴隷制度も日本によって廃止されている。

2.戦後

ここからは戦後、つまり日本の統治から解放された後について解説していく。
戦後、韓国は大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国として独立を果たしたが、台湾は昔に戻り、中華民国に返還されることになったのだ。
中華民国の国民党は台湾で横暴を極めた。
婦女は暴行され、なんの罪もない人が逮捕されたり、殺されたりした。
台湾では台湾住民(本省人)の反乱が起こった。
2・28事件である。この反乱で約10万人の台湾住民が亡くなった。
台湾人はこう嘆いた。
「犬去りて、豚来たる。」
(犬は日本、豚は中華民国)
日本はうるさく吠えたが少なくとも私たちを守ってくれた、だが中華民国は貪るだけで私たちに何もしてくれないという意味である。中華民国への憎悪は感じられるが日本への憎悪は感じられない。

続いては韓国を見ていく。韓国の場合、大韓民国と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)として2つの国家に分裂してしまったわけだが、1950年韓国に悲劇が襲う。
朝鮮戦争の勃発である。発端は北朝鮮の方であった。
この戦争はどちらも追い込まれどちらも追い込んだ戦争で勝者はおらず、国境もほとんど変わらなかった。韓国の死者は約130万人、中国の死者は約100万人、北朝鮮の死者は約50万人、アメリカの死者は約5万4000人が死亡するなど双方に甚大な被害があった。韓国人は憎んだ、この戦争を始めた北朝鮮ではなく大東亜戦争を始めた日本を。反日の始まりであった。

教育の観点からも見ていく。
台湾では蒋介石のもと一時は反日教育が行われていたが、日本統治時代を知る台湾出身(本省人)の李登輝が総統に就任してからは反日教育も無くなった。
しかし韓国は今までずっと反日教育を行なっているため、統治時代を知らない者が反日を教え、その子供がさらに反日を教えるという負のサイクルが起こっている。だから、今反日教育を大統領が反日教育をなくそうとしても売国奴とか言われてしまい支持率はダダ下がりと、無くすことが難しい状況となっている。

3.まとめ

このような経緯で今は台湾は親日、今も韓国は反日となっている。
私はこの違いは政府の方針と考えている。
台湾は政府(総統)の判断で反日教育をなくしているが
韓国は今でも無くすことができていないからである。

(※これはあくまで私の考えです。
ここは違うとか私はこう考えるとかあったら是非コメントお願いします!)






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