代表選挙の推薦人となった理由

 みなさまこんにちは、こんばんは。太田です。
 8月14日公示、27日投開票の「日本維新の会 代表選挙」において、私は足立康史衆議院議員の推薦人となっております。
この記事ではその理由について書いてまいりたいと思います。

 そもそもの代表選挙についての考えはこちらで記事にしておりますので、
ご一読をお願い致します。


○私が求めるこれからの代表像


 私が思うに、新興の政党を除けば、既存政党の総裁・代表はどちらかというと「調整型」のトップであるという認識です。自らのカラーを出しつつもやはり党内をまとめるためにも調整を主とし、大胆な政策を打ち出し、党首討論で激論を交わし、各委員会で政策論争をするということが少ないように思います。
 やはり、これから状況を変えるためにも、知識や経験をもとに政策論争のできる「突破型」のトップが求められていると考えています。


 次に、足立康史衆議院議員の代表選におけるチラシと公約パンフレットに沿った形で推薦人となった理由を書いていきたいと思いますので、
「日本維新の会代表選挙 足立康史特設サイト」
をご参照いただければ幸いです。足立候補が公約を策定される際、推薦人予定者から直接意見を聞きブラッシュアップされているものです。私の意見も盛り込んでいただいています。


○推薦人となった理由(政党改革)


 ほぼ新人の私が述べるのには憚りはありますが、二代続いたカリスマ政治家の引退で、日本維新の会は転換期を迎えています。場面場面で突出した人物が出てくる可能性もありますが、逆に突発的に活動ができなくなる可能性もあります。そこを補っていくのが組織であり、役割分担であると考えています。
 国、広域、基礎でしっかり役割分担し、オープンな形で議論し決断をしていく。また、決断のバックアップも党大会、党員投票という形を積極的に活用し、政策をどんどん前に進めていくプロセスを構築していくことも賛同しています。

○推薦人となった理由(政治家改革)


 上にリンクを張っております「代表選の開催の意味」でも書かせていただいていますが、先の参議院議員通常選挙の複数の選挙区で敗れたことが1つの理由です。維新の会では、国会も広域も、基礎自治体も横並びではありますが、何より基礎自治体で頑張るもっとも国民に身近な同志を増やす必要があると考えています。それはこれから政治家を目指す人だけでなく、すでに政治家である方と協力関係を結ぶことが必要となってきます。

 一方、みなさまもご存知かと思いますが、地方の自治体ではすでに議員のなり手がいないという民主主義の危機的状況に陥っています。理由は複数あると思いますが、何より、「キャリアが断絶してしまう」「報酬が低い」などで現役世代のなり手がいないのです。
 町村レベルでいいますと、低いところはもはや貧困層といえるような報酬で踏ん張っているところもあり、おそらくは政務活動費もほぼないところもあろうと考えられます。そのような中、支給された報酬から広報費や調査費を捻出した上で寄附行為となりますともはや赤字です。
 過剰に多い定数、過剰ともとれる報酬の自治体では可能であっても、すでに財政的に苦しい地方自治体の議員の方たちに向けては、別の指針も必要と思います。そこで「身を切る改革の適正化」「身を正す改革」ということで賛同しています。 
 私が議員となったときに複数の方から偶然同じようなこと言われました。講道館館長の嘉納治五郎氏の「精力善用 自他共栄」という言葉です。特に後ろの「自他共栄」を念押しされました。意味は「互いに信頼し、助け合うことができれば、自分も世の中の人も共に栄える」というようなことです。
 「身を粉にして」「身を犠牲にして」も、周りだけが豊かになると必ず負の感情が起こる。だから協力しあって「共に栄える」ように頑張ってください、とアドバイスくださいました。
 身を切り、覚悟を示すことが大事であることは重々承知ではありますが、共に豊かになるためにはどういったことが考えられるか議論を進めていくことも大事であると思います。

○推薦人となった理由(社会改革)


 「政策立案機能(政党シンクタンク)」の強化という項目を受け、私は、「その政策を理解し、活用するために党に関わる全てのメンバーのキャリア育成支援が必要である」と提案し、受け入れていただきました。政治家改革のところでも触れさせていただきましたが、広報費、調査費なとがままならない議員の方たちは研修への参加も悩みのタネです。
 同じ政党で横のつながりが強くなるというメリットとともに、しっかり成長が実感でき、それをもって国民に還元していける場となって欲しいです。

 人生のキャリア形成の中で、政治経験もあればいいよね、というくらい気軽で身近な職業となって欲しいです。

○最後に


 今回の代表選、政策論議をする場ではないとの話もありましたが、政治家は「思いをどのような形で実現するかの政策を語る職業である」と認識しています。周りから色々と言われながらも、自らの政策を中心に、周りの声を聞き入れブラッシュアップした政策をしっかり準備し、打ち出した足立候補を私は支持しています。

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