ー悲しいときや悩んでいるとき、誰かにそれを共感してもらえるだけで楽になりませんか？悩みや苦しみを解決することはできなくても、誰かに共感してもらえれば。

これは、私が好きな作家さん（コトコトことばさん）のプロフィールに書いてある一文です。

出会ったのは大学1年生のころ。この作家さんに出会った時、「誰しも悩むことがあるけれど、解決することだけに注力すると味気ない人生を送ることになる。悩みも含めてまるごと、自分の人生を味わいたいな。」と強く思ったのを鮮明に覚えています。

久々にこの作家さんの作品を見ながら、今の自分が思ったことを本日はラブレターとして記します。

思ったこと。それは…
「解決しなくても、聞いてもらうだけでもいい時がある」ということです。

つまりどういうことかというと、悩みやモヤモヤは置いておくくらいがちょうどいい時もあるということです。

世の中では、「〇〇をすると上手くいく！」「〇〇で悩み解決！」といった自分の中にある「不」を解消しようとするサービスや商品がたくさんあります。もちろん、より豊な人生を送るために活用することが必要なこともあります。しかし、それに固執すると、悩みばかりにフォーカスした豊さと縁遠くなる人生を送ることになることに多くの人が気づいていないと思うのです。

私は仕事柄、「自分について探求する人」と出会うことが多いですが、ここはとても考えさせられます。自分の人生を豊かにするために学び始めたのに、学ぶことが目的になっている方がとても多いです。

このnoteを読んでいる方の中でも、何か解決を求めて読んでくださっている方もいると思います。

自分の悩みに対して向き合っている姿は素晴らしいです。しかし、その悩みを持ったままいられる時間も持ってみてもいいのではないでしょうか。

自分の悩みとも共存しながら生きる。
その選択のために自分が何ができるのか？

この位置に立てることも、あなたがあなたらしく生きる上で大切かもしれませんね。

今日も読んでくださり、ありがとうございました。それではまた明日。

有料noteでは、「今を紡ぐ、未来を創る」の3章までの無料公開に合わせて、出版から8ヶ月経っての私の独立後のリアルな生活や、ノウハウを盛り込む予定です。会社員の頃の自分が喉から手が出るほどほしかった情報しかないnoteです。（具体的な起業方法や自分らしく生きる方法、2拠点生活の真実など）楽しみにしていてくださいね。