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未来は本当に持続可能なのでしょうか?今起きていることを私なりに考えてみようと思います。…

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未来は本当に持続可能なのでしょうか?今起きていることを私なりに考えてみようと思います。 傷ついている地球の声が聞けたらいいな・・・。

最近の記事

科学と芸術の共通点

今年最後の記事になるかもしれない今回は、坂本龍一さんのご出演番組をご紹介させていただくことになりました。 坂本龍一さんといえば、この2023年にご逝去された世界的な音楽家です。 今回ご紹介する番組は『スイッチ インタビュー 「坂本龍一×福岡伸一」』 番組自体は今年の8月に放送され、秋頃には記事を書かせていただこうかと思っていたのですが、色々タイミングがズレて、意図したわけではなく気がついたら、教授がご逝去された今年2023年を締めくくる記事ということで何かのご縁を感じた私

    • "ひらめき”が伝えようとしていること

      ひらめきが何故与えられるのか、ということを考えるようになってから、立て続けにいろいろな番組を観ることになりました。 その番組で語られた内容を取り上げながら、今回も書かせていただこうと思います。 『NHK アカデミア』外尾悦郎さん 東京国立近代美術館で『ガウディとサグラダ・ファミリア展』が開催されていた影響で、今年の夏は外尾さんご出演の番組がNHKでかなりの本数放送されていましたね。 その中でこの『NHK アカデミア』を私は最初に観たのですが、とても感動しました。 サグラ

      • 科学とインスピレーションと無神論

        前回の記事に引き続き、「直観、インスピレーション、ひらめき」というものが何のために与えられるか、ということについて考えてみたいと思います。 直観の事例 社会には様々なお仕事があるので、各業界の方も体験されていると思いますが、表に出て来ているものだけ拾ってみると、特に科学や芸術等クリエイティブな世界でご活躍の方の直観に関するお話しが多いと思います。 様々な方の言葉がありますが、例えば、日本の音楽業界でとても有名なのは、槇原敬之さんの『世界で一つだけの花』の制作コメントです

        • 予定変更

          ようやく今年も繁忙期が終わり、かなり時間が空いてしまいましたがまた書かせて頂こうと思います。 実は今日、とある美術館に行く予定でいました。 ネットでチケットを購入して昨日までには到着するだろうと予想していましたが、今朝まで待ってもチケットは到着しませんでした。 しかし急ぐ必要はなかったので、「今日は無理だから何か他のことをしよう」と思い直すとすぐに、映画の割引チケットの期限が明後日迄だったことに気づきます。 「じゃあ映画を」と最寄りの映画館の上映作品を見たところ、ジブリ

        科学と芸術の共通点

          感謝の一年

          今年もあっという間に年の瀬です。 いつも私の拙い記事をお読みくださりありがとうございます。 皆さまお忙しくされていると思いますが、私は今月仕事の繁忙期が始まったというのに体調を崩してしまい、いまだ回復できずにいます。 皆さまもお体ご自愛くださいませ。 今年も様々なことがありましたが、中でもやはりウクライナ侵攻について考えずにはいられない一年でした。 本当に色々なことに思いを巡らせましたが、このコスタリカのように軍隊を持たない代わりに教育に力を注ぐことを世界中の人びとが目

          感謝の一年

          人と人との「違い」

          前回の記事では「人間=星のカケラ?」という疑問で終わりましたので、その続きを探ってみたいと思います。 人間を物質として見るならば、星のカケラであることは理解できるのですが、その物質だけが人間だとすれば、その物質を構成する成分は同じものであるにも関わらず、どうして私たちはお互いに「違い」をみつけるのでしょうか。 勘のいい方でしたら私がお話ししたいことが既にお分かりかもしれませんが、 その「違い」を生み出すものは、「魂」だと私は思います。 今度はいきなり精神世界に連れて行こ

          人と人との「違い」

          宇宙のはじまり

          また忙しくなっていました。 不定期に忙しくなることが多いです・・ 前回の記事で「根本にあるものを見てみよう」と書いてみましたので、まずは"人間って何?"というところから探ってみようと思います。 私たち人間はどこから生まれたのかと問えば、「お母さんから」と皆さん仰ると思います。それはその通りです。 しかし、人間もその他の生物と同じように「物質」でもあるので、まずは物質としてどこから生まれたのかを見てみようと思います。 ということでいつものようにNHKの番組から現時点で分か

          宇宙のはじまり

          人間を知る

          先日ゴルバチョフ元ソビエト連邦大統領がご逝去されました。 謹んでお悔やみを申し上げます。 皆さんもご存じのように、ゴルバチョフ氏は旧ソ連時代、当初は社会主義を掲げた政策を行われていましたが、その後民主主義的な思想へと移行し、欧米諸国と対話を通して世界との連携を訴え、社会主義国であったソ連を崩壊へと導き、それと同時に所属していた14の共和国が独立を果たしました。 その独立した共和国の中にはウクライナも含まれているのですが、ゴルバチョフ氏は今回のウクライナ侵攻に対しては批判を

          人間を知る

          思いが持つ力

          前回の 記事 の最後に「「人の思い」が事態を動かす可能性を持っている」としてみたのですが、「じゃあ何をすれば?」と思ってくださった方もいらっしゃるかなと思いましたので、少し続きを書いてみたいと思います。 “思い”というエネルギー まず、思いって何だろうと考えてみました。 「思い」という言葉は辞書で引くと以下のようになります。 一言に”思い”といっても漠然としていますが、この言葉の中にはこれだけのエネルギーが存在しています。 ”エネルギー”という言葉を使いましたが、エ

          思いが持つ力

          最新の地球科学

          この混乱する地球環境や社会情勢の中、日々様ざまな情報を見ていると、例えば「災害ってなんだろう…」と物ごとの根っこ、最深部にあるものを知りたくなっていく自分に気づきます。 そんなことを考えていると、最近テレビやネットで目にするものも、以前よりそういう類のものが増えてきたような気がして、もしかすると多くの人が同じように感じているのではないかな、と思うようになってきています。 環境破壊も災害も戦争も・・、この地球で起こっている一見バラバラに見えることをもしも、もの凄く高い場所か

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          未来は人の思いで創造できる

          今日は広島に原爆が投下されてから77年目。 午前8時から始まった平和式典をテレビで観ていました。 私は西日本の出身ですので、広島県ではないものの、平和に関する教育はおそらく東日本の方よりは多めに受けてきているのかなと思っているのですが、それでも今年ほど、核兵器というものについて真剣に考えたことはなかった気がしますし、もしかすると日本だけでなく世界中の多くの方が同じように考えられたのではないかと思いました。 広島市の市長始め、知事、総理、12年ぶりに国連の事務総長まで様々な

          未来は人の思いで創造できる

          海、それは「水」です

          今日は海の日です。 今日何をしていたかなと今振り返ってみたら、特に意識はしていなかったのですが、用事をしながら海の映像を数時間観ていました。 私はNHKの自然番組が好きでよく観るのですが、海だけでなく自然って本当に美しく、素晴らしいなあといつも感動しています。 アマゾンのような密林もですが、海底も、こういった映像で観られる機会を除いたら、私たち人間が余程のことがない限り見ることができない場所で、それなのにこんなにも色とりどり、鮮やかで美しい。それは、誰かに見られなくても美し

          海、それは「水」です

          近未来、魚はいなくなる

          7月18日は「海の日」ということで、海のことを考えてみたいと思います。 近年とても活発になってきている話題の一つですが、世界中で海洋汚染が本当に酷いそうで、中でも注目されているのは、プラスチックス製品を海に放置したり捨てることで多くの動物が生きられなくなっている問題と同じくらい、「魚の乱獲」が問題だということです。 ・・・・・・・・・・・・ ☆魚の乱獲 日本でも魚の種類ごとに漁獲可能量を設定するTAC法(海洋生物資源の保存管理法)が対策として制定されたということですが、

          近未来、魚はいなくなる

          一票を行使すること

          参議院選挙の投票日が近くなってきました。私自身は候補者の一覧や政見放送で様々なことをお話されている方を眺めながら、「参議院選ってこんなに個性あふれる感じだったのね・・」と、3年ごとにあるとはいえ、改めてそんなことを感じたのですが、それはきっと、代表者を選ぶことの大切さを、多くの方と同じように今年再び考え直し、真剣に見ているから些細なことに目が留まるのだろうと思いました。 私は政治のことは詳しくないので何か書こうとは思っていなかったのですが、今日ニュースで各党の代表者演説の様

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          生きもの、命 -4-

          「生きもの、命 -3-」のつづき ・・・・・・・・・・・・ そして、こういった問題提起がされていくのにも、時代の流れとして何か意味があるような気がしています。「意味がある」というのは、私たちの学びになる、成長に繋がるということですが、意味のあるものにしていくためには、マイナス方向に捉えるのではなく、違う角度からプラスに転換できる要素を見つけることが必要で、例えば、今までの「血縁の子どもが親のお世話をする」時代から、「社会のみんなが、お互いにお隣の人を気に掛ける」時代へとシフ

          生きもの、命 -4-

          生きもの、命 -3-

          「生きもの、命 -2-」のつづき ・・・・・・・・・・・・ ③ 「効率」に囚われたものの見方 これも最近お気に入りの『Dearにっぽん』という番組で先日取り上げられていた、身寄りのない方の最期をお世話してくださるNPOの存在。「身内がいなくなったから」という高齢の方が多いそうですが、様々なことが起こる現代では年齢に関わらず、突然独り身になってしまうことも充分ありえると思いますので、決して他人事ではないと感じながら観ていました。 「NPO」と聞けば「じゃあ一人になったらそ

          生きもの、命 -3-