躊躇なく揚げ物できます。

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最近の記事

「普通」とは。「幸せ」とは。「怪物」とは、

『誰かにしか手に入らないものは幸せって言わない。しょうもないしょうもない。誰でも手に入るものを幸せって言うの。』 監督・是枝裕和 脚本・坂元裕二 最強の二人がタッグを組んだ映画「怪物」 加えて、音楽・坂本龍一ときたらそりゃ観るしかない。 多くのSNSであらすじやネタバレが公開されている今、詳しくは綴らないが、感想を一言で言うなら、怪物は今私も生み出しているかもしれないという恐怖。 と、子役の二人が演技が上手すぎる。。(二言になっちゃった) 三者の目線で描かれるストーリ

    • 割と誰にでもそつなく優しく、平等に接するんだと思う。意識することなく。 けど、本当に大事な人には半径5cmくらいの、いやもっと狭いかもしれない。とっておいてるスペースを見せる感覚。優しさとかの次元じゃない部分。それができるかできないかが私の中での決め手になってるんだと思う。

      • ニンジングラッセを嫌いと認めることで一歩踏み出せた話。

        ハンバーグの付け合わせのニンジングラッセ 食べられなくはないけど、好きではない、でもなんとなく食べたくはない。 昔っから、そんなモノ、人、対象で溢れていたんだろう ある日、レストランで最近の自分の中での流行りであるハンバーグを注文した。 やっぱり付いてきたか。。ニンジングラッセ。 食べられなくはないけど、なんとなく箸が進まない感じ。 「ニンジン嫌い?」「食べられなくはないけど、、」 食べ物の好き嫌いは少ない方。むしろ、片手で数えられるくらいしか苦手はものはない。

        • 焦げるような暑さと、私と、イエローカレー。

          月曜日から会議、会議、会議。 午前中だけで何回会議するんだよ。出席しただけで特に発言することもなく、あくびを堪えていただけの時間だった。 昨日は沢山寝ちゃったせいで、夜眠れなかったし、朝は起きるのがしんどかった。 世間は在宅勤務が多いはずなのに相変わらずの満員電車。知らない人の靴踏んづけちゃって、すみません!と小声で謝るも、この混み具合ならしょうがないと思う。 午後から取引先訪問か。。この暑さの中、移動キツイなー。 ん?課長から電話。 「例の資料できてるか?できて

        「普通」とは。「幸せ」とは。「怪物」とは、

        • 割と誰にでもそつなく優しく、平等に接するんだと思う。意識することなく。 けど、本当に大事な人には半径5cmくらいの、いやもっと狭いかもしれない。とっておいてるスペースを見せる感覚。優しさとかの次元じゃない部分。それができるかできないかが私の中での決め手になってるんだと思う。

        • ニンジングラッセを嫌いと認めることで一歩踏み出せた話。

        • 焦げるような暑さと、私と、イエローカレー。

          ほったらかしというおもてなし。

          この団体のお客さんには誰もスタッフがつかない。 むしろ、お酒セットを置いて放置だ。 それでも 「今日はほったらかしでごめんねぇ」と謝るママに対し 『すっごく楽しかったよ!ありがとうね、ママ。来週も来る!』 ニッコニコの笑顔で満足そうに帰るお客さん達。 今日は、私が20代の時に働いていた不思議なスナックのお話。 * 前にも一度、お店のママの話は書いたことがある。 ここがなんとも変わったお店で、当時5件ほどママが経営しているスナックの店舗があり、一部屋に対し大体

          ほったらかしというおもてなし。

          常連ぶった夜の祝杯。

          「お待ち遠さま」 キンキンに冷えた瓶ビールとグラスを二つ抱えてやってきた、ちょっと腰の曲がったおばちゃん。いやいや、失礼、女将さん。 そうそうこれこれ! 冷えたジョッキもいいけど、瓶で小さなグラスに注ぎ合いながら飲み干したいビールってあるよね。 「多分、おばちゃんさ、さっきの注文忘れてるよね」 なんて笑いながら、大声で2回目の注文を厨房に届ける。 常連のように大らかに。常連のように親しみを込めて。 そこは初見のお店だというのに、まるで常連であるかのような振る舞いでい

          常連ぶった夜の祝杯。

          前回の萌子さんは健康的で聡明で、気持ちの言語化に長けた素晴らしい女性で、今回の美紀さんは可愛らしさの中にしっかりとしたブレない芯を持っていて、それでいて天真爛漫で誰もが好きになってしまいそうな魅力的な女性。 今、2話の段階では、小出翔太さんと長谷川さんが推し。

          前回の萌子さんは健康的で聡明で、気持ちの言語化に長けた素晴らしい女性で、今回の美紀さんは可愛らしさの中にしっかりとしたブレない芯を持っていて、それでいて天真爛漫で誰もが好きになってしまいそうな魅力的な女性。 今、2話の段階では、小出翔太さんと長谷川さんが推し。

          コロナ禍ライブは、ぼっちに優しかった。

          まだまだ興奮冷めやらぬ私の仕事BGMも、もちろん移動中のワイヤレスイヤホンからも常にスキマスイッチが流れている。 この興奮を書き綴りたい!! 7月3日にスキマスイッチのライブに参戦してきました。 ああ、もうなんだか本当に行ってよかった!! これに尽きる。。 元々、地元でスキマスイッチのライブが開催されることは、イープラス(ここでイベント情報収集)で知っていたものの、物忘れが激しい私の脳みそからはスコーンッとそれが抜けていた。 ライブ前日、前職の仲良しメンバーで飲んで

          コロナ禍ライブは、ぼっちに優しかった。

          しかもおじいちゃんにいたっては、外で歩くこともしないし、もうこんな歳だし逆に怖いってことで自らワクチン接種は打ってなかったから、家族はみんな毎日そわそわしてたけど、ちょっと一安心です。

          しかもおじいちゃんにいたっては、外で歩くこともしないし、もうこんな歳だし逆に怖いってことで自らワクチン接種は打ってなかったから、家族はみんな毎日そわそわしてたけど、ちょっと一安心です。

          少し前におじいちゃん(95歳)がコロナ感染して、しばらく入院していたのね。5日が山ですって言われたこともあったけど、昨日無事に退院することができました! 入院中も自分でトイレ行ってご飯も食べてたらしい。95歳驚異の回復力。おじいちゃんの体力にはいつも驚かされている。

          少し前におじいちゃん(95歳)がコロナ感染して、しばらく入院していたのね。5日が山ですって言われたこともあったけど、昨日無事に退院することができました! 入院中も自分でトイレ行ってご飯も食べてたらしい。95歳驚異の回復力。おじいちゃんの体力にはいつも驚かされている。

          「文章を書いてっていうと、水を得た魚のようにぐんぐん書いていくよね」とボスより。 確かに。与えられたテーマに沿って物語やコピーを考えるのはすごーく楽しい。のめり込める時間だからこの仕事が好き。

          「文章を書いてっていうと、水を得た魚のようにぐんぐん書いていくよね」とボスより。 確かに。与えられたテーマに沿って物語やコピーを考えるのはすごーく楽しい。のめり込める時間だからこの仕事が好き。

          見ず知らずの人と10分間歩いた話。

          見ず知らずの人と 昼下がりの町を 10分間歩いた日のこと。 『あのー、すみません。。ちょっとお尋ねしたいんですが、ハローワークってどこにありますか?』 自転車に乗った70代くらいの女性から道を尋ねられた。 ちょっとそこのコンビニに行くのに、“どっちの道で行こうかな”とほんの数秒考えていたところだった。 私も道に詳しいわけではないが、この近くのハローワークなら分かる。 「えっと、その道を右へずーっと歩いて、そしたら目印になるお店○○があるので、そこの裏手になるんですけ

          見ず知らずの人と10分間歩いた話。

          映画「流浪の月」 そこにある生きづらさは可哀想じゃない。

          公開前からずっとずっと気になっていた映画「流浪の月」を映画館に観に行ってきました。 極力ネタバレにならないよう、感想だけを綴りたいと思います。 まず、はじめに思ったのは、出演俳優陣の演技と思わせない演技力の高さ。 文は文、更紗は更紗、亮は亮で、ただそこに実在している。 というような印象。 話自体は決して明るいものではないし、所謂ラブストーリーということでもない。 昔、更紗(広瀬すず)を誘拐した犯人が文(松坂桃李)で、15年後に再会。その時、更紗は亮(横浜流星)と付き

          映画「流浪の月」 そこにある生きづらさは可哀想じゃない。

          パンツの話。

          パンツ、というよりアンダーウェアの話になるかもしれないが、女性には使い分けなくてはならない数種類のアンダーウェアが存在する。 ということを、女性なら分かりきった話を、する(今更) ※全然、セクシーな話ではないので(安心して)男性の方も読んで欲しいです。 なんでこの話を書いているのかっていうと、私が今日一日パンツのことを考えていたから。 どんな一日や!と思われる方いらっしゃるかもしれませんが、女性にとってアンダーウェアってとっても大事。 それは、ファッションであり、体

          パンツの話。

          寝る前にひとしきり話して、話し疲れて寝る。というのを毎夜繰り返してる。 言わずに飲み込むことが癖になっていたから、考えや感情を言葉にして伝えるのは頭も心も忙しいけど、明らかにちゃんと気持ちを整理できている気がする。 穏やかに聴いてくれることに感謝。

          寝る前にひとしきり話して、話し疲れて寝る。というのを毎夜繰り返してる。 言わずに飲み込むことが癖になっていたから、考えや感情を言葉にして伝えるのは頭も心も忙しいけど、明らかにちゃんと気持ちを整理できている気がする。 穏やかに聴いてくれることに感謝。

          おばあちゃんへの最後の報告。

          「生きてるといいこともあるんやなぁ」 病室のベッドで横たわるおばあちゃんはそう言った。 涙をこぼしながらくしゃくしゃの笑顔で。 少し寂しげにも見えたのは、私だけだろうか。 それとも、人は嬉しい時、少し寂しげな表情も見せるんだろうか。 そんなことを思いながら、おばあちゃんに 「ありがとう。でもまだまだこれからもたくさんあるよ・・」 そう返すのが精一杯だった。 おばあちゃんに会えたのは、結婚を報告したその日が最後だった。 三週間後におばあちゃんは息を引き取った。

          おばあちゃんへの最後の報告。