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伊藤大輔Voice Solo、日本一周の旅

伊藤大輔さんのソロ演奏に急遽向かうことにした。

考えてみれば、他の方との共演の狭間にソロ演奏を聴くことはあったが、完全に最初から最後までたった一人でステージを創っているのを生で体験するのは今回が初めてだ。

1人でステージを創り上げる活動を始めてから20年を記念して、初めてソロアルバムが制作された。そのアルバム記念に、これから47都道府県それぞれの地で、ソロ公演の旅を行っていくという。

たった一人でライブを創っていく。

それは、どんな楽器でも独特な世界となる。

多ければ同時に10音鳴らすことの出来るピアノでさえ、「あぁ、今日は一人だよぉ」とピアノの寂しさが伝わってくることもあれば、その場にいないバンドメンバーも聴こえて来ることもある。

それを、声という単音楽器で、たった一人で。

でも、大輔さんのボイス・ソロは、「一人」であることも、楽器奏者がいないところも、全く感じさせないパフォーマンスだ。

ループマシーンという相棒も、まる身体の一部かのように馴染んできており、コーラス隊も、リズム隊も、バンド演奏もやってのけている。

あんなクラシックも、こんなポップスも、そしてオリジナルも、それぞれに異なる「編成」と共に届けられている。

いや、普通に考えたらおかしな人ですよ?笑

大輔さんがリーダー勤めるOliroや、素晴らしいVocalise隊となるH.I.TやめぐたろうVocalise、各地に元気を届けるいぶきさらさなどとはまた、全く異なる大輔さんの世界が見られること、間違いなしです。

全国津々浦々、色々な人にその音が届けられますように!

(2022.07 記念)

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